以前から気になってたMotorhelixのミニカーをゲットしてこれたのでインプレしてみました。 今回はランエボIV。
佇まいはスリム その内に眠る内装クオリティ
こないだの静岡ホビーショー2025で先行販売で出ていたランエボIVをゲット。ずっとMotorhelixというメーカーは気になってたものの中々買う機会が来ずだったところ、イベントでミニカーが売り出されているのを見てようやくの初ゲットとなります。
やたらと豪華な被せ箱から取り出して一目見たその姿は、一言で言えばスリム。もちろんフロントマスクの仕上がりなどランサーならではのメカメカしいルックスを具現化しているも、特にウイングの造型を見るに比較的他メーカーのエボIVと比べて控えめな仕上がりとなっています。
ノーマルのGSRエボIVベース、定番のスコーティアホワイト。エボIVサイドステッカー表現がされてるほか、サイドマーカーの差し色付き。各部の彫りは多少見えるといった感じ。
テールライトやヘッドライトの透明度がとにかく高く、質感もキレイ。ただしなぜかオレンジウインカーの塗分けが無く、クリアウインカーが着いてるみたいな見え方になってるのが違和感ありでリアウイングも高さは低め。
デカいフォグランプにも別パーツを埋め込んだり、エアダムの空洞部分の差し色や立体的なマフラー出口などが見どころ。
ちょっと残念だったのがボンネットの色がわずかに剥がれてたことでしょうか。
別角度から見るとウインカーのクリア化が目立ちます。エンブレムの印刷もスリーダイヤがややズレて三菱ロゴと被り気味なのが気になるところ(ここは個体差なので仕方なしとも)。
ところで面白いのがウイング造型の仕方。大半のメーカーは根元のデルタウィッカーごと一体成型でボディに組み付けるケースと思いますが、Motorhelixの場合ウィッカーより上の部分を別パーツ成型にして取り付けてる方式。
キレイに合わせ面とくっついてればイイですが、ズレてる個体にあたるとかなり悪目立ちしそう。トータルの評価はここ次第で分かれるかもしれません。
シャシでは配管周りの塗分けつき。
O.Z製純正アルミはサイズ感大きめの成型。スポーク単体の隙間のバランス加減や、写真だと見えないけど奥にはブレーキキャリパーも立体的に造型してあるのがポイント。
またエボIVには追加ホイールも付属。
やっぱりここもエンジンのクオリティがヤバい
最近のミニカーのトレンドはエンジンルームのクオリティ。筆者がMotorhelixなるメーカーが気になってた理由はまさしくココにあり。4G63のエンジンルームを精密に再現し、それ以外の補機類も細かに造られたクオリティは単純明快にヤバい。
たとえば純正エアクリのボックスひとつ見ても部品の凹凸表現が精密なものとし、そこからのサクションパイプのうねり具合とかはかなり現実のそれに則しているのではないかと。トドメに塗分けでクッションゴムの再現まで行われているという、これでもかとばかりの追い打ち。
もうなんかワケ分からんけどすげーとしか(
さらにメーター表現や純正ステアの塗分けまで再現。セミバケの色味も実際のチェック柄みたいのまではいかずも、ドアトリムまで塗ってあるのはただならぬクオリティを生み出す。
せっかくなんでTLVとPOP RACEとを並べてみたり。ボディの造りは改めて見るとメーカーごとでだいぶ違って見えます。エンジンルームもMotorhelixではより情報量を多くして部品単体のキメも細かくなっています。
今までガワメインだったのが、こうしてエンジンルームの造りも並べる光景―――これからそういうのが益々増えていくのかもしれませんね
外箱はこちら。実はケースも、わざわざステッチでくるまれているとかいうやたら豪華なパッケージング。
通常価格は4378円(税込)。
・・ってか冷静に考えたらコスパもだいぶヤバかった
エンジンルーム含めた内装クオリティはコスト以上か
シート塗装から始まり、メーター表現といった内装ディティールから更に一歩踏み込み、エンジンルームを細部まで造り込んだトータルのクオリティは、5000円以下で手に入る物で考えるとコスト以上のお得感アリ。
とりわけエンジンルームで行けば、PGMクラスのディティールにも迫るかの如く。
Motorhelix、ハマっちまいそうです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。