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【JDM Japanese Drift Master】 ついに本編発売。 遊んでみた感想など

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こんばんは、ぶちょうです。

とうとうJDM本編がリリースされたので遊んでみた感想を書いてみたり。

JDM Japanese Drift Masterは、日本の色んな有名スポットを盛り込みまくった「群玉県」という架空の町を舞台に、コミック式でストーリーを読み進めながらレースをしていくゲーム。

デモ版の時点でも日本の田舎の国道らしさを海外目線なところはあれど、その雰囲気づくりやマシンのカスタム、メーカーライセンス取得で兼ねてより話題を生んだそんなゲームの本編がついに登場。そのプレイ感想をちょっとだけ書いていこうと思います。

 

 

なお当記事は多少ネタバレ入ってるんで回避したい方はここでバック。

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ?

ポーランドから来日した”トウマ”が作品の主人公。操作チュートリアルのもとどっかで見た事あるS15シルビアを使って目的地へ向かうこととなります。

なんやかんやあって豆f・・・・ならぬ寿司配達のバイトをすることに。しかもパンダカラー、まさかのC35ローレルで配達とかいうえらい組み合わせ。コレで走る機会がちょいちょい出てきます。

コミックのタッチはデモ版譲りの雰囲気で、たとえばこのページだとドアにはちゃんとした日本語がなぜか荷物での予備が思っきし間違ってるとかツッコミどころ満載な絵がありますが、読み進めがいはちゃんとあります。

 

グラフィック・挙動

雷雨やボディについた雨水の質感などゲーム自体の絵も美しい。これをフルに感じるにはそれなり高いPCスペックが要求されますが、ひとたび走れば日本の自然から都心部まで移ろいでゆく街並みの造り込みは一見の価値あり。

挙動面では、相変わらずグリップは曲がらないしブレーキも止まらない。ただドリフト状態に持っていきやすくなって、デモ版は意地でもグリップしかしなかった四駆もノーマルで滑るように。ゲームのテーマ的にも滑らせてナンボなところが出ている?

 

 

収録されたクルマ、カスタムがまた魅力を持つ

収録車種も面白い。初期車は2ドアレビン、大抵のゲームだと3ドアのところ、2ドアが最初から使えるのがイイ。

他にも最近どうもトレンドじみている軽トラのレースゲーム収録にあやかってか、ホンダアクティがいたり、

4ドア枠にはC35ローレルと中々の面子が出そろう。もちろんFDやインプレッサといった様々な国産スポーツが使えます。

カスタムもエアロセットから単品で取り付け、ペイントショップに行けばネオン管まで着けれる。

ただしホイールは色変更が出来ません。これがちょっと残念、今後のアプデに期待。

ワケの分からん形の竹槍マフラーまで独特なカスタマイズが出来ます。ブランドはどれも架空の名前にはなってますが、車種ごとに用意されたエアロの形は、分かる人にはウットリするもの揃いのはず。

 

音楽が大幅強化 サントラも追加パックで買えます

音楽面も大きくジャンルが拡大。デモ版はPhonkやRockといったジャンルから、新たにJ-POPやHIP HOP、更にはSynthwaveなんてマニアなジャンルまで聴けるように。

例えばJ-POPではアニソン系から夜の街をのんびり流しながら聴けばメッチャChillれそうな音楽からシティポップまで、一つのジャンルで色んなタイプの曲が聴けるのが〇。

ところが一つ惜しいのが気に入った曲を選んで聴けず、今聴きたいって時に聴けないのが泣きどころ。今後のアップデートで選べるようにしてほしいです。

 

とにかく選曲チョイスが豊かで、Steamでバンドルパックを買えばほとんどの収録曲を聴くことも。J-POP関係が入っていないですが、パックを買ってあとはクルマで聴けばいつでも車内はJDM。

 

もちろん筆者もDLCパックを購入済み。明日からの外出が捗る、きっと

 

 

不満点も所々にあってイジワル要素も

非常に内容の濃いJDMですが、まだ出て早々なのもあり未完成に感じるとこから出てるであろう不満点も。

たとえばこの写真はあるイベントで吹っ飛び過ぎてコースに戻れなくなってしまったシーン。このゲーム、イベント中はいわゆる「置き直し」が使えないので、こういうハマりスポットに入ってしまうとレースをリスタートせにゃならなくなってしまう。

タチが悪いのがイベント終盤で道中やけに長ったらしいコースレイアウトからのコレなんで、そこからのやり直しってのがストレスでした。

これはあるストーリー内のイベント条件。ベストタイムと書いてるけど、具体的な目標タイムが書いてなく、1位でゴールしてもイベントに負けて何秒で走り切ればクリアになるのか分からないまま延々とイベント失敗を繰り返しかねない不親切要素あり。これじゃストーリー進められないから、しゃーないんでチューニングしてとにかく速く走ったら何かクリアしてたみたいなイマイチすっきりせず進んでくトコロも。

特にこういう目標タイムがクリア条件に絡むイベントはキチンと表記してほしいと感じました(実はフリーイベントはちゃんとタイム制限が書かれてるんで余計なぜと思ってしまう)。

このイベントの目標タイムについては、近々何秒がクリアラインなのか検証したさ。

金策も兼ねてのちのちフリーで遊べる寿司配達イベント。

ランダムで色んなところに寿司を届けるというもので、寿司の体力を減らさないようにドリフトでポイントを稼いでボーナスを得ていくんですが、厄介なのは狭い道に限ってやたら大量に湧いてくる一般車と、時折わざと遠回りなルートを表示するナビゲーション。

アザーカーで車線が塞がれて徐行運転、抜こうにも万一ぶつかれば寿司のHP減るかもしれない、トドメにおかしなルート設定されて時間切れでイベント失敗のコンボ完成・・・ってケースが筆者自身何回も出くわして、イベント次第では10分以上かけて走ったのが気づいたら詰んでて時間のムダを食ってしまうなんてのもありました。

ストーリーイベントを進めるか、配達バイトで金策していくのが大体の流れになると思われる(他にも金策はあるけどいちいちイベントの場所まで向かうのが面倒)ので、そこで詰み要素が起きるとダルい。

幸いシステム上で対策があり、オプションでトラフィックをオフすると誰もいないマップに出来るんで、面倒ならトラフィックを消してしまうと幾分ラクになるかと。

 

 

 

それでもトータルは面白いレースゲームです

リリースされて1週間も経っておらず調整もこれからなところが多いと思われるゲームですが、早くも1度アップデートが行われ今後もコンテンツ拡大が予定。記事で挙げた不満点の解消も今後のアプデでまた変わってくる可能性もあると思うのでその辺も期待しつつトータルで見ていくと、やっぱり面白いレースゲームの一つに挙がるかと。

グリップは重たいけどひとたび滑らせればそこそこ取っつきやすいドリフトでツルツルと、ウェット路面だと車のパワーが無くても更にラインを維持しながらドリフト出来る挙動、カスタムもNight-Runnersとかとは違ったアプローチで差別化がされていて、このゲームで作れるカスタマイズをやってみるのも一興。

そして何より、田舎道再現から高速を使って都心を訪れば、どっかで見た事あるスポットが次々と姿を現し、ひと昔前のスポットの空気感をアレンジを交えたその街並みの造り込みには思わず身体が引き込まれていきそう。

そんなJDM Japanese Drift MasterはSteamで配信中。今は6月5日まで15パーセントセールもやってるようので、興味を持った方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。

そんなわけで今日のレビューはおわり、今後JDMのTips記事も近日アップ予定なので、次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。

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それでは、また。