とある部長のミニカービガク

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【日本風の田舎道を滑らせまくるオープンワールドゲー】 JDM:Rise of the Scorpionを遊んでみた感想など。

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こんばんは、ぶちょうです。

SteamJDMたるレースゲーのデモ版が遊べたので軽く感想を書いてみたり。

主要キャラの一人の物語を追ったプロローグ版という位置づけ

もはや既視感しかないエアロ着けたZ33が現れる、これがJDM:Rise of the Scorpionのタイトル画面。

本編でメインキャラの一人である波佐志波斗吏(はさしはとり)が”サソリ”と呼ばれるまでを描いたストーリー重視のデモとなっています。過去にも体験版があったようですが、それとは違い飽くまでストーリー寄りでカスタム要素とかは控えめ。

ちなみにゲームタイトルのJDMは「Japanese Drift Master」を縮めたもの。

メインメニューではストーリーモードから本編で実装されるだろうマルチプレイまで色々なモードが存在。

オプションではアシスト機能やコンフィグ設定、グラフィック設定などが出来ます(ポーズ画面からも設定可)。

筆者はPS4コンで遊んでますがその中でも「ゲームパッド&キーボードアシスト」はオンにしておくことを強く推奨されています。実際ないとキツい。逆にハンコン使う時はオフで。

このアシストでパッドとハンドル、それぞれのコントローラに合わせた設定を用意しているのがポイントです。

雰囲気がよいコミックスタイルでのストーリー展開

容姿、学力、伝統ある家柄の生まれ・・・そんな全てに秀でた波斗吏が譲り受けたマシンはZ33。基本的にストーリーはZ固定で進めていきます。

ストーリーはコミックを読みながらイベントを進める事でページがアンロックされていく仕組み。

マンガのタッチも雰囲気よし。アンロックしたページは後から読み直しも出来るんで、一通りクリアした後読んでみると物語のイメージが掴みやすいかも。

そんなこんなでレース画面を。海外から見た日本って感じるトコもあるっちゃあるけど、田舎道な空気感は意識強く作られている背景。場所によっては一通ばりに狭い道もあったりで、飽くまでオリジナルのマップだけど日本みのある内容となっています。

淡々とイベントこなしていくのも良いけど、ドライブ感覚で走るのも一興。

筆者のPCだとスペック不足気味で画質落として遊んでましたが、それでも十分ってくらいな内装のクオリティやマシンの質感。

何気にギミックも凝ってて、ウインカーからハザード、ウィンドウ開閉まで結構色んな事出来るみたい。パッドだとボタンの数上全部は使いきれんですけど。

やたらメタリックなボディの質になっていて実際の画面ではもっとキレイ。アザーカーもマーチからN-ONEまで車種もそこそこ幅広くそのどれもがプレイヤーカーと並ぶ質で作られているもよう。

がなんかよく分からんとこで横転してたり、アザーカー同士で勝手に衝突起こしてたりと謎な動きも??

あと軽トラが縦ドリでもすんのかってばりにフヨフヨしてるのが見てると面白い。

オープンワールドで自分の行きたいようにマシンを走らせる。マップ画面からはイベントや各スポットへのナビゲーション設定が出来ます。

ところがこのナビ設定は、例えばTDUみたく途中の道にナビを合わせられません。峠行って滑らせてきたいってなると、否応なしにマップで場所覚えないといけないのが不便。

またスポットに対して多くのオープンワールドはアンロックすると以降ファストトラベルでワープ出来るとかって機能がありますが、このゲームではそれも無いので一々自力で行かにゃならんのがまぁまぁ時間食われます。

マップ関係では道中の道へのナビセット、ファストトラベル機能追加が本編では欲しいところ。さすがにマップも広くなるしワープは実装はされると思うはずですが・・・

 

じんわり角度がついていくドリフト挙動

挙動面では、ペダルを踏んで一度マシンが滑り出してからある程度の角度はコントローラの操作を入れずに角度をキープしてくれる感じ。そこから更に角度がついたらスティック操作を加える具合でドリフトを維持していきます。

角度のつき方はゆっくりで思った以上にとっつきやすく、それとなく適当にポンピングでアクセル踏んだりサイド引っ張って距離伸ばすとかってやってるだけでも楽しい。

また天気でもグリップが変わり、雨だと余計ツルツルして峠で滑らせるのがなお楽しくなります。時間もしっかり変化しますが、夜もそこそこ明るい。

グランツで言うトコのいわゆるライセンスみたいトレーニングモードがこのゲームでもあるわけですが。ドリフト・グリップ・ドラッグの3種類の走らせ方を学べるようになっています。

そのうちグリップではエボVIIIを使って教習。マシンもカッコよければ音も4G63してるのが特徴。

ところがグリップ教習は基本的に走行ライン上に乗って走る前提、単なるアシスト表示ではない点に注意。コースアウトだけでなくラインから離れて走るだけでも失敗になるのがシビア。失格扱いになるまで少し間があるんでそれまでにラインに戻ればセーフだけど。

それとグリップ走行は思ったより曲がりにくい印象。ブレーキもそこまで強力ではなく特にヘアピンが難で、筆者の場合向き変えるためにサイド使ったりしてます。

これがドリフトだと14後期が教習車に。やたらとスタイリッシュな仕様でこれもSRじみた音に。ちなみにドラッグレースの教習車は・・・・

 

デモ版は少ないがカスタマイズの幅も広い

エアロから内装ではシートやシフトノブのカスタム。今回はストーリー寄りのデモなんでいじれるパーツはごく少数に限られていますが、本編だとメチャメチャいじり放題と思うと俄然楽しみになりますね。

またパフォーマンスチューンもまとめて出来る仕組みで、特にタイヤはノーマルとスポーツとでは露骨にグリップが変わります(馬力フルチューンしてもドリフトがすぐ止まる)。

滑らせたいならノーマルタイヤ、グリップやるならスポーツタイヤ。

・・・先述の通り一々履き替えに行くのがちょっとめんどいけど。

チューニングすると切れ角もメッチャついたり。

 

ライセンス取得のうえ登場した実車がならぶディーラー

JDMではスバルとマツダから公式にライセンス取得したうえでマシンを登場させています。その中にはNBロスタや前期エイト、スバルに至っちゃ丸目インプのプロドライブ目がくっついたのを収録しているのが面白いところ。

今後もメーカー許可取ってマシン出す予定なんですかね?

そのどれもはデモ版だといくらお金貯めようが購入する事は出来ません。飽くまで試乗するだけに留まっていますが、どのマシンも味付けが違っており試乗だけでも遊べちゃう。

筆者目線で面白かったオススメマシンはNBロードスターと2台のBRZ。

 

意外に見逃せない音楽チョイス

音楽も魅力的な要素で、特にチャンネル選択でPhonk(ドリフトとかカスタムカーが流してる動画で良く聴くやつ)選べるのがちょっと驚き。曲名表示が無く特定の曲を選ぶのも出来ない大雑把な選局ですけどね。マイナーなジャンルであろうPhonkを表記してあるのは後々同じような曲を探すイイきっかけ作りにもなるかも?

 

細かいセッティングいらずにカジュアルにドリフトを遊べる

余計なコト考えずにサクっと滑らせることも出来れば、黙々と田舎道な世界観に浸るのもよし。限定されたマップながら多様なフィールドが用意してありいざプレイしてみると走る場所には困らないことに気付くはず。そして滑らせ方が分かってくるほど楽しさが増していくゲームでした。

景色もイイ感じなんでフォトモードも欲しいところです。

今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。

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それでは、また。