こんばんは、ぶちょうです。
Mini GT発売のポルシェ911タルガ4Sヘリテージデザインエディションをご紹介。
クラシック×モダンの融合。ヘリテージデザインエディション現る
現行992型タルガ4Sに歴史溢れるポルシェのカラーリングを施したヘリテージデザインエディションをMini GTでモデル化。クラシカルなカラーリングを纏いつつも、確かにモダンさを兼ね備えた歴史の融合を果たした1台ということで、当初入手候補に入れて無かった製品だったんですが、ある事がキッカケで急遽手に入れ今に至る――っていう経緯を経て手元にやってきました。
入手した個体はカラバリ品にあたるGTシルバーメタリックですが、クーペモデルの方で色あいの美しさを知っていた事からコチラもシュッとした佇まいが主張されたデザインでカッコいいです。
いわゆるハードトップのルーフを外したオープンカーにあたるタルガトップ。ヘリテージデザインエディションでは、ラグジュアリーなベージュ調の内装が採用されており、ミニカーにおいてもその存在感は計り知れません。
これに「50」と入ったシンプルなゼッケンデザインとポルシェロゴがクラシカルな風貌を表しています。それも上手い具合のミックス加減でね。
ドアパネルやハンドルの彫り込みも中々にシャープ。
そうしたクラシカルなルックスから所変えれば、今度は一体型のテールランプにサードブレーキライトなど、まるでSFな姿を見せてくれるのも面白いところ。エキゾーストも思った以上にしっかりとした抜け表現なのが好印象です。
ポルシェとタルガ4Sの印字はゴールド。ヘリテージエディションのみの設定は、同じタルガでは味わえない正にスペシャルな佇まい。こういった表現も余すことなく仕上げられているところもまた、なお印象を深めるには十分な材料となっていることでしょう。
別パーツでポルシェ特有のヘッドライトを再現した他、プリントや塗分けを用いてエンブレムやLEDフォグを表現。見えにくいですがインテーク廻りのフラップなどもまとめて成型としてあります。
シャシ側から。
クローバーの葉をイメージしたとされるフックスホイール。もちろんかつての時代からすれば劇的にデザインは刷新されていますが、伝統を守りながら時代に馴染ませていく造りが窺えて来ます。細身なスポークですが見た目以上にパワフル、センターキャップにはポルシェのロゴもプリント。
外装の造りも去ることながらと言ったところですが、では筆者に極端なまで入手を急がせた要素が何だったのか、その答えはこのインテリアにあります。
ヘリテージデザインエディションのベージュ調をベースに、シートの細かなモールド表現もそうですが、コンソール周辺の差し色や成型の入ったディティールを展開。
しかしそれだけでなく・・・
極めつけにはコレです。
恐るべきことにメーターを始めとするインパネ再現が成されていると共に、マップが表示されたセンタースクリーンと呼ばれる箇所までもが再現という凄まじいボリュームを誇ります。
これを知ってしまったが否や入手しないわけにはいかずこうして筆者は手元に迎え入れたという事なんですが、それくらいココだけでも大いに入手する価値アリと言えるほどの推しポイント。これは大満足の再現度です。
外箱はこちら。
通常価格は1980円(税込)。
歴史を紡ぎ、そしてディティールにも拘りの入った1台
いつもながらのコスパはもちろん、それにプラスしてとうとう内装再現まで行われるという力作と呼ぶに相応しい1台となっています。特にインテリアの造りはそれこそINNOとかの内装再現にも全く引けを取らない仕上がりで、ただでさ良心的な値段設定でありながらココまでやってくる姿勢は、ある種の恐ろしささえも感じたものです。
その気になればMini GTは、ダッシュボード再現までやってのける――それを体現した姿が、この992型タルガ4Sヘリテージデザインエディションに含まれているのです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。