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【モデルインプレッション】 BM Creations 1/64 - Nissan Silvia S13 (White/RHD)

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こんばんは、ぶちょうです。

BM CreationsよりS13シルビアがついに登場しました。

エアロ差し替えギミック付きシルビア誕生。その実力は

https://i.imgur.com/6cUFqjj.jpg

後期14にS15をリリースし、S13もいよいよ登場してしかも今回は念願のエアロ交換が出来るように。というわけで今回も純正とエアロ交換後とでそれぞれインプレしていくことにします。

初めに純正状態、角ばったボディをキチンと再現し佇まいはこの時点でもまぁしっかりとはしているんですが、細かいところを見ていく特に品質面で粗が目立つ印象。

https://i.imgur.com/VebgiWe.jpg

たとえばウイングとかにプラモでランナーから切り離したあと一切の処理を行わずバリを残したまま組んだようなカンジでバリがくっついたままモデリングされており、ウイングに限らず色んな箇所がこういった具合。これは結構残念なところ。

https://i.imgur.com/rWaaWl3.jpg

車高調も出来ると言う事で毎度の見比べは後ほど・・・

リア側ではテールランプの表現が中々のものを誇り、そこにはカット線を交えた成型によるもの。シルビアのロゴやハイマウントは印刷にて。

https://i.imgur.com/tdGmtZJ.jpg

シャシ側ではマフラー関係が塗分けされています。

https://i.imgur.com/PZhOjNb.jpg

いわゆる角型のヘッドランプを再現したフロントビュー。レンズ周りの透明度は十分、ウインカーなどは塗分けとしつつ、その表現はインタークーラーにも適用。

おまけにグリルにもシルビアのロゴを印字していたりと一見ココまでは良さげなんですが、本来バンパー片側のみに着くインタークーラーダクトがなぜか両側に彫り込まれてあったり・・・

https://i.imgur.com/RiNz9bT.jpg

それどころかリヤサイドエンブレムを見ると思っきし「Q‘s」、即ちノンターボのグレードがベースになっていたりと、イマイチどっちつかずな表現になっているのが何とも言えないところ。飽くまでベースグレードはQ‘sっぽいんだけど社外エアロに変えれる関係か実際には後付けでターボくっつけた走り屋仕様っていうイメージで捉えておくと良さげかも。なのでフルノーマルマシンを求めるとなると、それこそこないだ出た京商のやつとかがベターかもしれません?

ついでに純正ホイールも見ていくと、改めて見てみると結構特徴的な形していたんだと再実感。センターの日産ロゴはナシ。

https://i.imgur.com/p9jVnOM.jpg

付属品はこれらの部品とカーボン生地を模したデカール。

サイドスカートはランナーから切り離す必要あり。

https://i.imgur.com/Y2GFu7r.jpg

組み替えのついでダッシュボードを見てみたら、メーターデカールが復活してました。

それにしても組み替えの手順が大幅に面倒になって、おまけに説明書も無いから二重に手間がかかるのが問題アリ。その面倒さゆえ組み替え途中の写真は撮ってないです。。

 

そんなこんなで組み替えた瞬間、それは化けた

https://i.imgur.com/1qJzwz0.jpg

まぁ何やかんやでとりあえず組み替えてみたんですが、いやコレですよコレ、当時感バリバリの雰囲気をそのまま映しこんだこのルックスがもうカッコいいったらありゃしません。 これが見れるから差し替えた苦労も吹き飛んでくれました。w

が問題点も挙げとくと、サイドスカートがしっかりボディと面を合わせて着けても微妙に浮き上がるなど部品のチリが合いにくい、またそもそも取り外しの時点で接着剤がついてて、いざそれらを除去して部品を取り付けようものなら今度はポロポロ取れて結局接着剤でつけ直したりと・・・割と手間かかりました。

https://i.imgur.com/hwJhXCp.jpg

組み替えが出来るモデル、とは言われているものの接着剤での取り付けが前提レベルの取り付け具合からするに選択式かってくらい実際の自由度は狭く、ドリ車系列のマシンだけにいっそバンパーレスにしてナンチャラとかこういう特に組み替え幅が広い車種でイマイチ融通が利かず、せっかくの特色を大きく損なっているのが残念。以前は接着剤無しでもそこそこちゃんと装着出来てた気もするんですけど、果たして180SX辺りの車種もどうなるのか、多少の不安が残ります。

https://i.imgur.com/XtemZoH.jpg

気を取り直してサイドビューの見比べ。車高調に加えキャンバー角がついた社外ホイールによって地面との近さは露骨に違っています。ボディの彫りも思ったより深く色味に負けないぐらいには鮮明にモールドされています。

https://i.imgur.com/5v8Lp7K.jpg

リア周りの迫力も段違い。惜しむらくは純正マフラーしか着いておらず、むしろこれこそ追加で砲弾なりドルフィンなり別のマフラーが欲しかった・・・なんて言ったらさすがに欲張り?

https://i.imgur.com/OfN3JmU.jpg

純正エアロではチグハグ感のあったフロントビューも、社外エアロを着ければ雰囲気はバツグン。当時の定番スタイルとも言われていたらしいGT-R風グリルを着けた、これまた当時感を引き出したデザインになっているのがもうたまらんワケです。

組み替えに大きく制限がかかるというデメリットは述べましたが、しかし組み替えたなりにこういった表現が出来るのもまた確か。

https://i.imgur.com/rngFmPV.jpg

切れ角ギミックがある点も表現度の高さを後押し。滑らせてる風に撮るのも、はたまた雑誌のフォトっぽく撮るのも、ユーザーによっていくらでもその幅を広げていける懐の深さは中々マネ出来るもんじゃあありません。

https://i.imgur.com/1TO4ZhC.jpg

外箱はこちら。

通常価格は2970円(税込)。

 

当時風を味わいながら、映えも追求していける

https://i.imgur.com/MW6A2xU.jpg

今回結構問題点とかズラズラ書いてて、そういった多少の問題点はあるとは言え、そうそう無いエアロ組み替え+切れ角調整の出来るシルビアのミニカーというレア要素を詰め込んだ一品である事には変わりなく、それがこうして現実に物が出てきた事もまた感心モノなわけでして。

実際に仕上がったモデルのカッコよさは凄まじいものがあるので、今一度ちゃんと組み替えが機能するモデル作り+品質面アップを希望したいところです。

https://i.imgur.com/aZgdz5O.jpg

今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。

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それでは、また。