こんばんは、ぶちょうです。
Mini GT発売の190EエボIIをインプレです。
過激なエアロパーツがその進化の系譜を物語る
ドイツツーリングカー選手権(DTM)を戦ったベンツの190EエボIIがモデル化となりました。エボIからエボIIになって何よりも大きく変化を遂げたエアロパーツを愚直に再現とし、ボンネットにはエッチングでマスコット装備といったディティール面にも普段のMini GTとは大きく踏み込んだ仕上がりとなっているのが特徴で、INNO製の同車モデルを持つ知り合いの言葉を借りるなら『ガワはもはやINNOと互角』。
それでいながら値段はいつも通りの手頃ぶりというのも、ヤバさ加減に拍車をかけていると言えるでしょう。
車高プロポーションは低すぎず高すぎずな高さでバランスされ、ツーリングレースを見据えたホモロゲーションモデルとはあれどノーマル然なルックスも併せ持たせています。至る所エアロ武装でただでさえ角ばったボディがもっと攻撃的な見た目になっているのは、この時代のホモロゲ取得モデルならではか。
かなりフレーク多いですがブルーブラックをモチーフにしたボディカラーもメタリック調で仕上げられており、パネル類やドアハンドル彫りも埋もれ過ぎない程度に成型。
こう見えて5ナンバー枠のマシンってのが意外な190エボIIですが、それでもフェンダー拡大でよりインパクトを増したボディ、そしてそれを表現するMini GT。
本来マフラーエンド内に2本出しの構造となっていますが、さすがにそこまでは再現ならず。しかしエンド部分には塗分けを備えているほか、別パーツのテールランプは実際のマシンと比べると大きく見える一方各部の塗分けを詳細にした内容で彩り豊かなリアビューを作り出しています。
ちなみにリアウイングは樹脂製での成型。そのため触った感触や質感はボディと異なるものの、よく見るとくらいなレベルで違和感を極力軽減している点もポイントの一つ。
このマスコットの細かさ。
もうコレだけでえらいディティールを誇っているのは言わずもがなですが、それだけでなくグリル&インテーク内メッシュを成型やカット線入りヘッドライトなど豊富な見どころに囲まれたフロントビュー。
ボディ底から。配管上では2本出しマフラーであることを表現してあるのが分かります
フェンダーには専用バッジも別途プリント。
ホイールは6スポーク形状の純正ホイール。実車ではこの時代では大きめだっただろう17インチを採用したもので、その影響かミニカーでも形状相まって思った以上に大きく見えます。
改めてサイドから見るとマスコットの薄さとシャープさに改めて感心させられますが、これだけのディティールとなるとちょっとの衝撃でポッキリ行っちゃうリスクも含んでいるのがこれまでのMini GT製ミニカーと大きく異なるところ。管理には要注意です
外箱はこちら。
通常価格は1540円(税込)。
従来のレベルを更に越えたディティールがここにある
一際目立つマスコットの造りが示すように、その出来は上位コスト陣メーカーのそれに匹敵もしくはそれ以上かとも思わせるクオリティ。それでいて値段は据え置きなんだからまぁスゲぇよなって言うのは今更言うまでもないわけで、是非とも手にしておきたい1台です。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、また。