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【モデルインプレッション】 Tarmac Works Global64 1/64 - Mazda RX-7 A-spec (FD3S/Chaste White)

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こんにちは、ぶちょうです。

今日はTarmacから発売のマツダスピードRX-7 Aスペックをご紹介。

美しくて、スタイリッシュで、独創的で

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マツダ系列のモータースポーツ企業であるマツダスピードから、FD3S型RX-7に対する初のエアロパーツがAスペック。その内のAero-KitタイプIIを装備したものがコレ(ちなみにタイプIはもっと純正+αなエアロ)。

ムーンクラフトが手掛けた独創的なデザインは、かつてそら豆号とも称されたグループC2カー「717C」の面影を大型のフォグランプなどを象徴に残しており、当モデルもそういった特徴をフルに活かしたモデリングがされています。

ある人はグランツーリスモにバトルギア、またある人はイニDとメディアでの出演は何かと数を重ねるAスペックFDですが、ミニカーとなるとこれが中々恵まれなかった車種。それだけに今回のモデル化は大きな意味合いを持ち合わせています。

https://i.imgur.com/FYMe8fP.jpg

Tarmac製のAスペックはFD元来のワイドでスポーティーなボディラインを主軸とした造型。メーカーでの扱いは廉価グレードのGlobal64にポジションづけているため、ドアパネルを始めとするモールドのシャープさには一歩譲る面がある一方、ウイングフラップの翼端板のようにクッキリした彫りが入っているところもあれば、低めに仕上がった車高とボディで地面に対するベッタリ感は実に目を見張るものがあります。

https://i.imgur.com/4Eu5Qps.jpg

FD3Sのミニカーにおいて重要なのがリヤコンビの表現方法。メーカーによってはテールカバーにスモークを入れてうっすらランプが見えるように工夫を凝らしたところもありますが、Tarmacに関してはテール形状のみ再現の黒一色でこれを展開。若干の物寂しさはありますが、形そのものはFD3Sと一目で分かるほどにはキチンとした仕上がりになっており、加えてRX-7とアンフィニエンブレムを印刷、別パーツでAスペック用リアウイングを成型し、スポーツマフラーを塗分けありで装着。

これだけでもバトギなカンジしてきません?

https://i.imgur.com/pd0CoP5.jpg

シャストホワイトのボディにカーボンボンネットを備え、大型フォグカバーをクリアパーツにて。フォグランプはパッチリした目つきで成型されている模様。

AスペックFDと言えばやっぱりこのユニークな表情を持ったフロントバンパーにやはり視線が集まることでしょう、それはミニカーとて同じ、717C譲りのフォグに大きくくり抜かれたエアインテーク、同じFDでもこの独特の雰囲気を持つのは後にも先にもAスペックエアロだけ、そうしてその魅力に気づかぬ間に引き込まれていく・・・・

 

 

 

人はそれを「沼」と言う―――

 

 

 

https://i.imgur.com/u991hyD.jpg

・・・まぁそんなことはさておき。

更にズームして見るとフォグの造りが細かく見えてきます。本来のAスペックからアレンジとして、いわゆる黄バルブ化したランプは質感こそアッサリでお世辞にも透明感には欠けるもののちょっと本気組なイメージを思わせます。しかしそれだけで無くイエロウインカーにも彩色を加えてディティールアップが施されているのがポイント。

https://i.imgur.com/1mQMECN.jpg

シャシはこちら。

砲弾タイプのスポーツマフラーのみ彩色済み。

https://i.imgur.com/b4jx2Cf.jpg

マツダスピード製アルミホイール「MS-02」。

エアロと共に独自性と統一感を更に強調し、さすがにマツスピやMS02の刻印はなし、センターキャップの出っ張りは控え目なものの、ベースの形状再現は中々。

https://i.imgur.com/lVEGg7w.jpg

外箱はこちら。

通常価格は3300円(税込)。

 

手のひらに佇む独創の塊。コスト面に難ありだが見逃しがたい1台

https://i.imgur.com/BBuflAN.jpg

どこまでも独特でまたとない存在感を持つAスペックFD。いよいよマツスピエアロを64でも手に取れるようになったかと思うとこれには嬉しいものがありますし、またそれをミニカーへと収録したセンスの高さにも脱帽モノ。

ただしネックとなるのはコスト。廉価グレードでありながらGlobal64は以前のHobby64の価格設定と大して変わらないレベルにまで値段が膨れ、元のウリだったコストパフォーマンスはすっかり強みでは無くなってしまったのは泣きどころと言えます。

しかし当初から比べれば値段が上がったなりにクオリティの底上げが施されている面もあり、そして今回のAスペFDにせよVertexシルビアにせよ、一定のウケがある魅力あふれる車種が列を並べているのも事実であり、今後の国産チューニングカーモデルのバリエーション増加にはまだまだ欠かせない存在となるでしょう。

https://i.imgur.com/P2qmh5B.jpg

今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。

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それでは、また。