こんにちは、ぶちょうです。
今日はTLVネオ発売のランエボVI(銀)をインプレしていきます。
サテライトシルバーの発色際立つ無骨なボディ
アイセルブルーパール(LV-190c)のエボVIと共にカラーバリエーションで追加されたサテライトシルバーのGSRエボVI。塗装には全体通してフレーク多めとなっていますが、シルバーメタリックたる金属感が露骨に伝わってくる仕上がりと発色は、エボVIのゴツゴツしたボディをシャープに引き立てています。
基本造型もTLV NEO流、安定したモデリングで見ごたえ十分。
シルバーのボディカラーはマシンに彫り込まれたモールドを細かに目立たせ、ブランドのディティールをキチンと表立たせてくれます。それはドアパネルや給油口もそうですが、ブリスターフェンダーの膨らみ加減がよく分かりますよね。
エボVIに備えられたオイルクーラーダクト。穴抜けはありませんが彫りの入り方はかなりそれらしいのではないかと。
なお足廻り関係は他のTLV製エボVIと変化無いためここではカットしています
ランサーのテールランプの質感で現状TLVレベルに透明感を高めて製作してあるメーカーはそうそういないと思われます。質感と共にブレーキランプからウインカーそれにバックランプと、それぞれの箇所の塗分けを的確に施した事によるクオリティは見逃せないチェックポイント。
彩色済みマフラーにエボVIステッカーなど、見どころは他にもたくさん。特にリアダクトは別のカラーだと実際の造りが見えにくかった箇所でもあるため、そういったところが見られるようになっているのもシルバーメタリックの良いトコロ。
エボVIではデルタウィッカー付き2段ウイングも特徴のひとつ。ステー越しにボディの先が見えるようになっている事からちゃんと隙間を作っているのが分かり、更にハイマウントストップの表現を交え、出来る限り精密にデザインを再現してあります。
初めてTLVからモデルになった時点ではオレンジウインカーだったのが後のバリエーションではカタログと同じクリア調に改められた点が大きな変更点、より本来のエボVIを意識した仕上がりに。
エアダムやボンネットダクトの膨らみも視認性が上がり、各部の作り込みが分かりやすくなっているのが良いですね。
改めてシャシを見るとマフラーは純正ではなくスポーツタイプみたい?
TLVはシャシのモールドも細かくていいですね。
そもそもエボVIは「青」をメインテーマとしたマシン。現実では結局白やシルバーと言った無彩色のボディカラーが主流となったものの、かたや内装では青ステッチのセミバケットが組まれ、エボVと比べるとアクセントが利いたインテリア。
これはもちろんTLVでも再現され、そうして映るウィンドウ越しのシルエット。
外箱はこちら。
通常価格は2750円(税込)。
行きつく先はやっぱりシルバーだった
単に筆者が好みってのもあるんですけど、サテライトシルバーメタリックってえらいカッコいいと思うんですよ。なんかこう「The シルバー」ってカンジで、TLVも色あいは現実に対するとやや暗めな一方、その分金属質な仕上がりを意識して再現しているように感じます。
それはボディをクッキリと見せ、高い質感をも同時に表現する――
このエボVIはそんな1台です。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。