こんばんは、ぶちょうです。
INNOよりカルソニック32Rが到着しました!早速見てみましょう。
グループA仕様も一新化。止まらない32Rのモデリング強化
市販車も多ければレースカーも仕様・製作メーカー共に多い32R。
ここのところ32Rは現代流のモデル刷新に積極的な動きが見られる車種でもありますが、その刷新に力を入れる1ブランド、INNOが次にターゲットに選んだのはグループAレース参戦のカルソニック32R(1990年仕様)。
かれこれ京商を筆頭とした高品質のグループAの32Rってそこそこに間が開いてたんですけど、それだけに今回INNOが施した強化ポイントは一層光りを強めているのです。
単純な造型の良さはもはやこのメーカー持ち前の実力として、サイド出しされたマフラーやロールバー、グループA仕様32Rの持つ姿が惜しみなく投影されています。
現実では西日本サーキット(現MINEサーキット)でデビューウィンを飾った1990年度のカルソニック32R。これがモデル化となったワケですが、大半がそれ以降のシーズンで用いられた32Rを立体化しているのに対しINNOが選択したのがレース出たての仕様であり、64スケールでは恐らくラインアップに出た経験が無かったはず。
そんなトコロを巧みに突っついてくるチョイスのセンスも申し分ありません。
車高もレースカーらしい低めなプロポーションで見ていてカッコいい。
リヤにはリップスポイラー付きの純正ウイングやクリアパーツのテールランプ。
テールランプに至っては、カバーよりやや奥まったレンズの着き方も再現とし、立体感の演出も余すところなく行われている節がなお好印象を与えます。
強いて欲を言えば、テールランプはもう少し大きめにデザインしても良かったかも?
このほかリヤ側の何がスゴいって、エッチング?で再現されている小さくも強烈な存在感を放つトランクピンまでもが形ごと見事に再現されている事にあります。
日産、そしてGT-Rのトランクエンブレムもメッキデカールで牽引フックもシャープな成型で、パーツの大小問わない圧巻の出来はホントに素晴らしい限りです。
Mini GTの32Rを見た後にこれを見ると、ヘッドライトの大きさが全然違っていることがよく分かりますね。かなり高い寸法バランスを持つ別パーツのヘッドライトレンズは、高めな透明度と塗分け精度を持ち合わせています。
エアロミラー(もちろん鏡面処理つき)もキチンと形にした上で装着。
N1ダクトやインテークは深く彫りが入っていて非常に高い立体感。
スカイラインのエンブレムもメッキデカールでボンネットに装着されていますね。
シャーシはコチラ。ミッションケースやサイド配管となったマフラーが彩色済み。
デビュー年である1990年の前半に用いられたBBS製のゴールドメッシュホイール。
メッシュタイプながら各部は隙間が綿密に設けられたとてつもない精度を誇り、センターナットも車体左右で青と赤で塗分けが施されている点もポイントに挙げられます。
この細かさはマジでエグい。
INNOの超強力クオリティを支えるインテリア。Sabeltデカール付きの青いバケットシートやロールバーを手始めに、お得意のメーター再現も行われています(しかもちゃんとレース用メーターになっているのが更にプラス!)
カルソニック調に染めたパッケージ3面図と台座は写真の通り。
通常価格は2970円(税込)。
今後登場予定のレパートリーも期待超大
これほどの出来を持つグループA仕様の32Rを手に出来るINNO Models。INNOでは他の仕様がリリースないし予定となっていてR32 GT-Rのモデル刷新の勢いは益々ブーストがかかっていく構図が早くも見えてきています。チューニングカーの類でも32Rはマインズ仕様が出るみたいなんですけど、それこそMini GTでも発売予定のストリートチューンド仕様のようなのをINNOでも出す事があったら筆者としちゃもう歓喜ですw
だってさこんな素晴らしい出来で32Rのチューンドモデルとか超見てみたくない?w
グループAの方が一段落着いてからでも良いから、ぜひ実現してほしいモノですね。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。