こんばんは、ぶちょうです。
更新おまたせしました!今日はIGより新発売の雨宮FDをインプレです。
ガチチューンドのFD3Sが精密スケールで登場
ロータリーエンジンのチューンドと言えばまず初めに名が上がるほどには圧倒的な知名度をもつRE雨宮のFD3S型RX-7コンプリートマシンがついに高品質の64スケールモデルで登場しました!
高品質のチューンドモデルを展開するIgnition Model製作だけに基本的な出来栄えに関しては特段コメントを要するまでも無い高い次元のモデリングを実現してあります。
地面に着くかのレベルにベッタリ落とされたローダウン仕様がシブいワケです。
ただしイエローのボディカラーは全体的に薄めな色使いで、コンペティションイエローマイカやサンバーストイエローのようなしっかりとした黄色をイメージして入手しようとすると、違和感を感じる事もあるかもしれません。
リヤではレンズ部分がくり抜かれたコンビネーションランプや彩色済みのマフラーやリヤフォグ、GTウイングやディフューザーとボリューミー。
見えにくいですがコンビランプ下にはRE雨宮のロゴがプリントされています。
ブレーキランプは別彩色で、奥行きを出しながらしっかりディティールも確保。
空力関係のパーツもその多くは細かくかつなるべく厚みを出さない工夫が凝らされた造型でシャープなモデリングが伝わってきます。
マフラーはタイコ部分を含め彩色が施されており、穴抜けは無いもののサイズもあってか存在感はなかなかのもの。
雨宮FDの特徴的部分には固定化されたヘッドライトの存在があります。もちろんこのモデルでもその特色あるスタイリングを再現としてありますが、一方でメッチャ気になる出来をした箇所があるのも然り。
それはウインカーレンズであり、クリアパーツどころかグレー調の塗分けだけで表現とされており、どう見ても周りとは明らかに出来にギャップがあるのがどうしても気になってしまうのです。
それこそ他のメーカーではIG以下のコストで(もちろんコストかけてる部分の違いはあるにはあるけど)ウインカーレンズを別パーツで作っているところもあるワケだし、これを見て果たして4000円ちょいの割高な導入コストを投じるかブレーキのかかる要素となりうる可能性はありそうです。
とは言えどヘッドレンズそもそもの造型や透明感はかなり高く、うねりの入ったスプリッターやカナードなどの成型も同様に高品質でまとめられているのも確か。
それだけになおさらウインカーレンズが気になりもするんだけどね。。。w
ルーフにはRE雨宮のロゴ。カーボンボンネットはエアダクトの彫りも入ってます。
ホイールはエンケイのRP03。黒の単色で構成されたガッシリ感がイイですね。
しかし足廻りでそれ以上にヤバいのは、ブレーキローターにドリルド加工(ディスクに穴を開けて放熱性を上げる)の表現が入っているということ。それも鮮明に彫りが入っているのが分かるようなレベルで丁寧にポッチが入っており、この仕上がりは非常に大きなアドバンテージを有していると言えます。
内装はやはりメーター表現とかはないけど、momoステと思われるステアリングやダッシュボードのデザインは現実のマシンに沿った作りを施してあるように思います。
パッケージ3面図と台座はコチラ。
通常価格は4070円(税込)。
感想
塗分けだけのウインカーレンズのようにベースの出来に対して絶対的に差が生じてる表現のギャップによる気になる部分は確かにあるものの、ダイキャスト製でこれだけの高品質を持つ雨宮チューンドFDのミニカーは、これまでもそんなにモデル化の事例は元々多くなかったことから見ても十分に貴重な一品と言えるでしょう。
ただやっぱり4000円の価格帯を考えるとレンズ関係のパーツは別パーツ化で統一されているのが望ましく感じるため、その辺の改善は要望したいところです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。