こんばんは、ぶちょうです。
前回の紹介から結構間が開いたホビージャパンの製品より、
最終型FD3S RX-7スピリットRタイプAのインプレを進めていこうかと思います。
造型◎ 久方ぶりの最終型FDスピリットRの精密64スケールモデルが登場
かれこれCR-Xぶりのご紹介となるホビージャパン製ミニカーです。
その中から今回はちょっと前に発売されたFD3S型 RX-7のスピリットR タイプAをインプレッションという事なんですが、まずこのモデル最大の特長は順当な造型の良さその一言に尽き、流線でスポーティーなデザインが見事に具現化。
また、FDの最終進化にあたる「6型」かつ限定車であるスピリットRのモデル化は、出来を重視したモノでは京商以来(2006年発売)かもしれない久しぶりの登場で、1~4型に集中しぎみだったFDのミニカー事情は大きく進展を見せました。
ところが造型に対しフロントの車軸は実車に比べ前寄りに感じるようにも思います。
とは言えFDそもそもの車高の低さやスムーズな輪郭を描くボディラインの再現性は十分高い領域にまとめられているものと思われ、各部の彫りも立体感ありなプラス要素。
リヤにはダーク目にブラックアウト化されたリヤコンビネーションランプ、メッキデカールのマツダエンブレムを筆頭の存在としながらRX-7ロゴやリヤフォグを印刷にて。
しかし本当のスゴさはここから。
実はリヤコンビランプはレンズ部分に彩色を別途仕込んであるという、Ignition Modelなどでも手を出してなかった内部の塗分けが実現しているのです!
この表現力に関してはFDという車種限定で見れば文句なしにトップ級、これには筆者も正直ビックリさせられ、ホビージャパンのガチ込んだ姿の一面を見る事が出来ました。
マジでこれはスゴい。
純正ウインカーレンズは別パーツ。インテークにも多少の立体性を持たせたほかバンパー上部に着くエンブレムバッジもメッキデカールが採用されています。
ただしアンダースポイラーとの塗分けが雑で、やはりこういう部分での粗はまだまだ目立つ点は否めません。
シャーシはこちら。マフラーだけが配色されていますが出口の穴抜けはナシ。
スピリットRに用意されたBBS製純正ホイールが装備。
発色の良さがポイントの一つであり、更にナット穴にセンター部分のマツダエンブレムも再現されている精密なディティールが一層魅力を引き立てているのです。
改めてボディに目を向ければ、サイドマーカーにはスピリットR専用エンブレムが添えられ、キー差込口とドアノブのモールドも小さいながらしっかり存在感が出ていて内面に目を向けるほどこのモデルの味が出てきます。
内装ではダッシュボード各部が成型されていますが、メーター表現は無い為スピリットR専用のメーター盤を拝むことは出来ません。
パッケージと台座はコチラ。
通常価格は2970円(税込)。
順当に高い造型美とディテール。そして品質面も比較的安定してるかも
ホビージャパンのFDを手に取って個人的に印象深かったのが、兼ねてより挙げています品質面の観点において思った以上に問題に出くわさなかったことにあります。筆者はスピリットR以外にもバサーストRを導入していて結果数台確保に至ったワケなんですが、それら個体どれをチェックしても特段問題が無かったあたり他の同社ミニカーより気持ち安心して導入できるのは大きなメリットとして挙げる事が出来ます。
ただしそれでも問題アリなものがあるようでして、確かにある程度個体ガチャに気を張る必要は軽減されたもののどっち道チェックしとくに越したことはありません。
造型も良さげで他メーカーでは成し得なかったリヤコンビランプのつくりと、このモデルだけが持つ良いトコロがしっかりと収められた内容となっているので、さわりとしてこのメーカーのミニカーを導入してみる分には有用性があるものと思われます。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
このミニカーと関連しているかもしれない記事はコチラ
それでは、また。