ぶちょうです。
トミカプレミアムからFK2型シビックタイプRが発売されました。
通常品からの復活――ボリューム大幅UPのクオリティが光る

欧州版9代目を数えるFK世代のシビックをベースに、タイプRの復活。FN2世代のように、丸みが強いけどふんだんに盛り込まれた戦闘的空力パーツ、そして何よりノーマルタイプRでは長らく採用されていなかったターボの装着。それまでのシビックとは根本的に一線を画した存在として新たなタイプRのプロローグを務めた、FK2型シビックタイプRがトミカプレミアムで登場。
通常品トミカでも2016年にリリース経験のあるFK2シビックがプレミアム化での復活ということで、FD2ともどもハイレベルなクオリティになって手に入るようになったのが嬉しいところです。ただしギミックはボンネット開閉が廃止、サスペンション可動のみのプロポーション重視に。
それにしてもVTECターボが公式で着いたというあまりに大きな話題性は今なおインパクトの残ったものでしたが、それも今や10年前というのがホント時間の流れとは恐ろしいもので・・・

名物チャンピオンシップホワイトにドアハンドルや黒で塗分けし、空力パーツをシャシ側で成型。重厚感を出しながら、尖るトコは尖らせたFK2シビックの特徴が細かに表現されたモデルとなっており、各部のモールドもクッキリめで、目を通して伝わってくるのはとにもかくも高いディティール。
純正ホイールも赤いリム部分がほんのり暗めな塗分けになっているのも現実のそれに合わせたカンジが伝わって来てマルです。

とりわけ目を惹くは前後のクオリティ。リアでは特徴的な形をしたウイング再現や、エキゾーストの塗分け+ディフューザー造型と、ニュルFF最速の座を懸けた面影が随所に散りばめられたシルエットが表現され、フロントでもリップスポイラーでスポーティな造りを意識した造型に。
ヘッドライトの形状も複雑ながらFK2の顔面だと分かるディティール、そしてグリルに輝く赤いホンダエンブレムのプリントがまたキレイなんです。これあってのタイプR。

シャシ側からもディフューザー成型が特に目立つところ。

外箱はこちら。
通常価格は990円(税込)。
今再び手に取る、新時代のシビックRを

(フェンダーのダクト成型やバケットシートの塗装も追加されてます)
恐らくトミカプレミアムのシリーズ内でもトータルのクオリティは屈指のレベルを誇るものかと思われます。FK2の全体像の捉えひとつにしてもそうですが、それをアシストする別パーツの造型や、通常品では叶わなかった更に細かくなった差し色がなおそのクオリティの高さに気づかされます。
今やトミカプレミアムも1台あたり990円と、ハイブランド化相次ぐ子供向けミニカーでは割高な値段設定ですが、だとしても1つつまんでおいて損は無いモデルでしょう。

今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、また。