こんばんは、ぶちょうです。
今日はホビージャパンの新製品となるEK9型シビックのチューンドタイプをご紹介。
どことなくスプーン風なチューンドEK9がモデル化
改めましてホビージャパン製・チューンドEK9シビックRのインプレとなります。
実質完成形レベルに差し掛かるTLVの純正EK9シビックが存在する事から、
今回チューンドタイプの製品を1台だけ入手してきた筆者。
カーボンボンネットを始めとする多数盛り込まれたチューンドパーツや、
これに組み合わさるボディカラー「サンライトイエロー」からは、
スプーンのデモカーにも何となく似通った雰囲気を感じさせますね。
順当なモデリングについても後期型EK9の形をしっかり捉えたものでグッド。
若干フロント上がりな車高という以外はさほど気になる要素はありません。
カーボンドアミラーやウイングが明るいボディ色に対するアクセントとして作用。
ここにTE37らしき社外ホイール装着で充実したスポーティ感を味わえます。
ドアや給油口の彫りもそこそこ。
後期型EK9ということでウインカー廻りがクリアで統一されたテールレンズを再現。
タイプRステッカーはサイド・リヤ共に印刷、
ホンダのエンブレムバッジはメッキ調デカールでディテールUPに注力しています。
フロントバンパーも後期型のデザインを再現。
両脇のエアダクトが大きめに見えますが他に気になるところは特段無く。
ボンネットに着くエンブレムもリヤ側と同様の手法で表現度を引き上げ。
ただし個体によりますがやたら目立つ塗装の剥がれ?があることも。
カーボンボンネットの質感はそれなりな感じと見えますがどうでしょう。
シャーシは多少アッサリめ。純正形状と思しきマフラーのみが彩色済み。
実は今回入手した個体もタイヤがパンクしたみたいに潰れてるんですよね。。。
(同様の案件は以前インプレしたEG6の記事からどうぞ)
入手した個体のだいたいに何かしら問題がある安定性の低さは指摘せざるを得ません。
レイズのTE37をモチーフにした6スポークホイールが装備。
その奥からはブレーキキャリパーやローターの存在もキッチリ確認でき、
特にキャリパーの成型には目をかけておきたいポイントです。
ところがそこに足枷をかけるのはユルユルなフロントタイヤ。
これも個体差によるものでしょうけど入手した時点でこんなフニャフニャで、
せっかくの出来に水を差してしまっています。
ここら辺の問題が解決するだけでグッと印象も良くなるんですけど・・・
内装もチェック。タイプR純正バケットシートにはちゃんと彩色が入っており、
内装の彩りを鮮明に認識させる大事な存在を担っています。
ハンドルやセンターパネルに装備された純正デッキナビも実車通り。
パッケージと台座はコチラ。 通常価格は2970円(税込)。
導入にやっぱり立ちはだかる‘‘品質‘‘という名の壁
モデルの出来それ自体は多少なり精密性を出している一方で、
パンクしてるようなフニャフニャのタイヤや塗装の剥がれを例に、
そこに対する品質面の問題が中々解決の日を見ないホビージャパンのミニカー。
それは頻度からしてもゲットした個体の大半が問題を抱えているようなレベルで、
同コスト帯の他メーカーではこのような問題にあまり出くわさない現在の情勢上、
この品質管理では、やっぱりコスト出す側としては顔を渋めざるを得ないわけで。
ホントこれからもこんなカンジだと今後来るFDやランエボIVが、
果たしてどういう出来で来るのかどうにも不安でならないところです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来て下さるとうれしいです。
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それでは、また。