おはようございます、ぶちょうです。
ついにINNOから超期待の車種「トヨタ・アルテッツァ」が出ました!
さっそくインプレしていきましょう。
それではモデルの方を見ていきます。
INNOの新車種として登場したアルテッツァの初リリースを担ったのは、
2001年度スーパー耐久に参戦したアドバンRS★Rのアルテッツァ。
まず何と言っても有無を言わさないカッコよさ。とにかくカッコいい。w
さすがに新車種か、その期待に裏切りの無い安定した高いクオリティはやっぱり健在。
さらに品質管理の面でも目立った欠点が無いのがメリットの一つ。
アルテッツァは高クオリティモデル化に恵まれなかった車種だけに、
今回のリリースは非常にうれしいものがありますね。
競技車ということで内部からは引っぺがされた内装スペースに着いたロールバー
外装ではアドバンカラーのボディと多数のスポンサーステッカーが並んでいます。
車高の落ち加減もプロポーション的に良いカンジではないでしょうか。
なおルーフ上部のアンテナは軟質のもので作成されており破損対策も〇。
アルテッツァの特徴あるテールランプもキッチリクリアパーツ化。
ウインカーレンズなどの割り振りもそこそこ良さげに見えます。
彩色済みマフラーに小物類では牽引フックやトランクピン、
特にトランクピンはエッチングパーツが採用されている点もメリットでしょう。
ウイングステーがちょっと太めに見えますが耐久性を考慮したら許容範囲か。
ヘッドライトもクリアパーツなのはやはり常と言ったところ。
コチラにも牽引フック、エッチングパーツのボンネットピン、エンブレムが備えられ、
フロント・リヤそれぞれ差の無きクオリティ精度を持ち合わせています。
シャーシの造りもそれなり。 メインパイプからマフラーまでが着色されています。
牽引フックを誤ってどっかに飛ばしちゃわないように注意が必要ですね。
ホイールはエンケイ製の物が装備、
形的にES-TARMACかNT03? 当時の資料を見つけられれば分かりそう。。
白いタイヤレターがよりレーシーさを引き立たせていてカッコいい。
リヤ窓には後述するGN+(グループNプラス)のステッカーが貼られています。
そして注目の内装も見ていきましょう。どうにもこの視点から見る限り、
アルテッツァの特徴的なメーターパネルが再現されているようですね。
相変わらずココを造り込んで来るメーカーは少なく、ココはINNOの大きな長所。
色々なモデルを筆者もこのしばらくで触ってきましたが、
やっぱメーターとかも有る無いで全然見映えが違う事に改めて気づかされてます。
パッケージ3面図と台座はコチラ。通常価格は2970円(税込)。
アドバンカラーの外枠パッケージが雰囲気出してます。
さてこの最近のINNOにおけるもう一つの変化として、
コレには他ブランドが定時ペースを作り切れてないことも起因してますが、
だいぶ供給ペースが安定してきているように感じます。
これに加え今回のテッツァのようなモデル化されてないマシンへの着手は、
一層INNOの勢いに拍車をかけるブーストとなる事は間違いないでしょう。
現に今後のリリース車種の中になんか‘‘ヤバいの‘‘が出てきてるし。
それでは今日の実車話を。。
1998年よりトヨタからリリースされたマシンがXE10型「アルテッツァ」。
コンパクトでスポーティ、そして後輪駆動であるFRレイアウト採用、
トヨタから久しぶりに面白そうな4ドア‘‘スポーツセダン‘‘が出るという事で、
俄然アルテッツァは注目の筆頭株とも言えるような存在に一躍名を挙げました。
しかしいざ販売が始まったや否や最初こそは好調な売れ行きも、
「スポーツセダン」というどことなく曖昧さが残るような、
マシンスタンスのイメージが今一つウケを取れなかった事が影響してか厳しい状況に。
販売終了年の2005年には初期型ISシリーズとしてアルテッツァを海外で販売していた、
レクサスが日本に上陸し、この年クラウン級にあたる設定の2代目ISが登場した事で、
取り扱い店は完全にレクサスへ移行、アルテッツァの名が消える決定打となりました。
そんなアルテッツァでしたがレースの世界では積極的に顔を出していました。
その中でも代表的なレースはスーパー耐久で、
「グループNプラス」と呼ばれるグループNそもそもの規格より改造範囲の広い、
S耐の規格から更に改造範囲を広げたポジションにあたるクラスであり、
更にはスリックタイヤの装着も認められていたクラスへの参加を果たします。
アルテッツァはスーパー耐久の世界では実に速かったマシンだったようです。
2000年から「ST5クラス」と呼称を変えた2005年に至るまで、
クラスチャンピオンを獲得するというまさしく隠れたレコードキーパー。
その中で2001年クラスチャンピオンを獲得したマシンにあたるのが、
今回モデル化された25号車アドバンRS★Rアルテッツァ。
01年度の25号車には織戸学/飯田章の名ドライバー2名がハンドルを操っていました。
この他アルテッツァはワンメイクレース(しかも結構ガチなの)も開催されたり、
モータスポーツの方では実は結構な活躍を見せたマシンでもあったのです。
スポーツセダンという中々確立を見る事が無かったポジションも影響し、
わずか一代限りで終焉を迎えたクルマとなってしまいましたが、
それでもモータースポーツの世界では強大なインパクトを残したマシンとして、
「アルテッツァ」のその名はいつでも在り続けるに違いないでしょう。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。