こんにちは、ぶちょうです。
ちょっと間が空きましたがINNOからEG9シビックフェリオの新カラバリが登場、
今日はそちらのインプレッションを進めていきたいと思います。
まずはパッケージ3面図から
EG9シビックをベースに複数カラーを用意して販売を開始したINNO。
その初手が以前ご紹介しました白と、今回は黒と青が新たにリリースされました。
通常価格は2592円(税込)。
開封したスリーブケースの中身は、
- ミニカー本体
- 水転写デカール
- ホイールセット(リーガマイスターEVOっぽい?)
の3点が付属しています。
それではモデルを見てみましょう。
黒いボディカラーに白のアルミホイールがスポーティな雰囲気を持っています。
そして何より他のINNO製モデルの例に漏れず、
他ブランドにはない「抜群の車高の低さ」がミリョクの一つ。
マジでこういう車高の表現できるメーカーって他にはありません。
横から見るとその車高の低さ加減はなお迫力を高めていることに気づくハズです。
まるでツーリングカー車両にも負けずの車高表現をストリート仕様にインプットし、
社外アルミホイールでチューンドカーの風貌を更に引き立たせています。
ブレーキ系統のパーツもキッチリ装備されているのもやはりの事ながら、
後部ドアには「DOHC VTEC」と書かれたサイドステッカーも付属。
ディティール面の造りこみもさすがの一言に尽きます。
リヤにはハイマウントストップランプの表現が付いたリップスポイラーをはじめ、
鏡面処理付きのエアロミラー、各エンブレムバッジ類も全てが再現されています。
リヤワイパー越しに電熱線の張り巡らしやバックミラーが、
そのディティールの高さを万遍なく発揮しています。
そして大口径の社外マフラーも開口部表現がスバラシイ。
筆者はこういう単発タイプのマフラーが好きだったりします。w
フロント廻りのクオリティもバッチリ。
クリアパーツのヘッドライトはもちろん、ホンダのエンブレムバッジも装着。
ココからだとバックミラーの装着がより鮮明に分かりますね。
エアインテークはボディカラーとの同化で少し見えにくいですが、
キチンと純正タイプの形状を彫りこんだモールドが盛り込まれています。
ビス留めで組み込まれたシャーシにはメインパイプからマフラーパイプまでが配色。
この辺りの造りは白EG9シビックから継続されています。
そしてINNOのお家芸になってきた圧倒的な内装クオリティ。
フルバケットシートには5点式シートベルトが備わり、
左からタコメーター、スピードメーター、燃料&水温計メーターの、
純正3点メーターパネルも巧みに再現されています。
ここ最近の情勢を見る限りでもここまで内装表現を施したブランドは、INNOだけ。
・・・いつ見てもヤバいです。
黒EG9シビックではアルミホイールのカラーが白に変更された他、
新たにレイズのモノだろうロゴが加えられました。
4穴のホイールナット表現に加え、その奥に見えるブレーキシステム、
この奥行き感の表現力にもINNOクオリティが光ります。
やっぱブレーキローターやキャリパーの彩色があるのと無いのでは、
断然にディティールの差が出てきます。
このしばらくホットウィールのラインナップを多く書き上げてきた筆者ですが、
こうして精密スケールのミニカーに改めて手を触れてみると、
改めてその一線を画した出来映えにビックリさせられるばかりです。
精密ミニカーも目が離せませんね・・!
それでは今日の実車話を。。。
「スポーツシビック」の通称の基5世代目にあたるシビックが1991年に誕生しました。
EG型という型番を持つこのシビックの登場と共に、
4ドアセダンのパッケージには新しい名称が名づけられました。
その名は「シビックフェリオ」。
シビックフェリオの設定グレードは基本的に3ドアハッチバック側と共通ながら、
新たに「リアルタイム4WD」というホンダ独自の名義を持つ四駆機構を装備した、
四駆グレードが存在するのがシビックフェリオ最大の特徴。
その搭載ユニットはSOHCもしくはDOHCのZC型エンジンの2基が、
それぞれ異なるグレードに装備されています。
一方従来通りの前輪駆動パッケージの搭載エンジンでは、
SiRグレードにVTEC機構付き「B16A」が3ドアハッチ仕様と同様に搭載。
1.6リッター(テンロク)最強クラスのスペックをもつ、
その馬力170馬力を発生する高パワーとそれに合わさる5速MTが、
更に上位の速さをわずかテンロクの排気量で実現するに至ります。
足廻りも3ドアハッチ仕様と同様前後ダブルウィッシュボーンサスペンションを用い、
このEF型から強化されたサスペンションは路面追従性を大幅に向上。
走りの質においてもより上質かつ深みのある楽しみをEG型シビックは手にしました。
EG9シビックフェリオは後にレースの世界にも顔を見せ、
96年JTCC(全日本ツーリングカー選手権)から登場するCD型アコードへの、
次なる布石としてレース活動を行っていました。
どっちかと言えばEG型のシビックってやっぱ3ドアのソレが目立つ存在ですが、
全うなスポーツセダンとしての姿をこの代でようやく確立出来たシビックフェリオ、
この存在も決して小さいものでは無かったのは間違いありません。
3ドア4ドア揃ってその通称に違わない走る楽しさを得た「スポーツシビック」は、
まさにシビックの輝く一時代を築き上げた世代と言えるでしょう。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
既にINNOの本場では86レビンやCD型アコードのJTCCカーもリリースされてる様で、
早く日本でも本格的リリースが始まってほしいトコロですね!
(実はおもちゃカーニバルの時レビンはあったんだけど既に予約してたから・・w)
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。