こんばんは、ぶちょうです。
今日もINNO Modelsのミニカーから、
意外に珍しいモデル化のGK型フィットをご紹介します。
更新おまたせしました・・それではモデルを見てみましょう。
フィット3代目にあたるGK型フィット。
INNOではJUNオートチューンの車両を既にモデル化していましたが、
今回は市販車ベースの仕様で新たに登場を果たしています。
その出来についてはINNOの持つ高いクオリティでまとめられてるワケですが、
市販車両のフィットがこういう出来で出現した事それ自体にまずは評価ですね。
市販ベースとは言えシャコタカ感を感じさせない車高バランスも〇。
ドア類モールドの彫り込みもそこそこ鮮明なラインで収められおり、
難しいデザインのホイール造型もかなり頑張って成型してるように思います。
ウインカーレンズとの絶妙な割り振りを利かせた別パーツのテールランプ、
しかしながらやはり特筆すべきはメッキ調を施したリヤガーニッシュ。
メッキでピカピカしてキレイだし、何よりモデルのシャープさが一気に引き立ちます。
なおマフラーはホイールやデカールカスタマイズを考量してのことか、
社外の単発マフラーが備えられておりライトチューンドの風貌を垣間見せます。
エッチングを用いたエンブレムもバッチリ装着。
そろそろマフラー開口部は塗装による誤魔化しではなく立体的な穴抜けが望まれます。
にしてもリヤだけでもディティールの拘りようを感じさせる内容ですね。
ヘッドライトもクリアパーツ、フォグランプは塗装による表現となっています。
フロントもグリル廻りのエンブレムや、グリルガーニッシュの彩色があるゆえに、
そのディティールの高さを味わう事が出来ます。
ちなみにアンテナは軟質のもので作られているため、破損しにくい工夫がされています
車体底の彫り込み。マフラーにつながる配管まで彩色が行われています。
やたら難しい形をした純正ホイールを装着、これの成型でもだいぶスゴい出来ですが、
更に奥にはブレーキロータらしいパーツが入っているようにも見えます。
ホイールナットの彫り込みまで入っているのに注目。
だいぶ恒例になってきたINNOの誇る内装クオリティはもちろんフィットも健在。
インパネ一部に塗装が施されたほかハンドル中央に備えられたエンブレム、
更にはメーターパネル再現と造り込みのヤバさ加減にはつくづく感服です。
マジでコレに挑むブランドを見てみたい・・・w
パッケージ3面図はコチラ。
通常価格は2808円(税込)となっております。
付属品のデカールとホイール、それと台座。
ホイールは以前ご紹介したJUNオート仕様のフィットと同じタイプのスポーク色違い。
遠目から見ると5ドアの小型ハッチバックゆえか、かなりちっちゃく見えます。
この手のクルマのミニカー化と言えば、
やっぱりトミカをはじめとした3インチミニカーによるものが大多数を占めてました。
しかし今回INNOがそれらのマシンを用いた精密スケールモデルを展開した事で、
高クオリティのミニカーにも新しい方向が一つ広がろうとせん節を伺わせます。
そして実際に手に取ってみて筆者が気づいたことは
「こういうモデルも写真写りが実は良い」ってコトです。w
そんなワケでその写真映えの良さをなるべくアピールしながら今日の実車話を。。
フィットというクルマも2001年から販売された初代から数えてみると、
このGK型では気づけばもう「3代目」に数える代にまで世代が続いています。
そんなGK型フィットが登場したのは2013年のこと。
コンパクトカーの世界的礎(いしずえ)となるべく製造されたGK型フィット。
この代のフィットになってまず目を惹くのはシャープな形をしたエクステリア。
従来のフィットは初代の形を踏襲したもので開発されていましたが、
GK型フィットでは一転、丸みのあるボディラインはそのままに、
鋭い目つきと複雑な形をしたフロントマスクを持ったスタイルで登場。
新時代へ向けた意気込みの表れとも言えるかもしれません。
搭載エンジンは初代フィットから採用され続けているL15型ユニットを継続して採用、
そこから更に磨きをかけられたL15B型へ成長を果たしました。
1.5リッター直列4気筒直噴DOHCのi-VTEC付きユニットであるこのエンジンは、
132馬力ものパワーを発揮、ここに6速MTを組み込んだスポーツグレード「RS」や、
1.3リッターエンジンに5速MTを組み合わせたグレードなどのベースグレードを基に、
装備違いによるパッケージの数は多彩な種類に及びます。
それでいて燃費向上もしているという現代のマシンらしい効率性の高さが光りますね。
もちろんエンジンのみならずサスペンションやボディも大きく進化。
シャーシに対する新設計のサスペンションからは安定性・乗り心地UPを結び、
ボディについては軽量化しつつも高剛性化を成功させました。
またクルマ自体の利便性についても室内空間を有効活用出来るよう工夫が凝らされ、
現行の車両よろしく各種アシストや安全装備も充実。
それらのアップグレードを経てGK型フィットも過去のフィットと同じく、
かなりの好調な売り上げを博していると言われています。
ただしハイブリッド仕様のグレードがリコール続きだった件が影響してか、
先代に比べるとその勢いはおとなしいモノであるとの声もあるみたい。
そうは言ってもやっぱすごい売り上げ台数なのは変わりないようでもあるワケで、
しかもこのフィットを基本形とした派生車種も数多くが登場しています。
フィットというクルマは世界コンパクトカーの礎を築き上げながらも、
今やホンダが展開する多くのマシンの‘‘基本‘‘をも担う存在でもあるのです。
いやぁ相変わらずやる事が絶えないモンで更新お待たせしちゃってます(汗)
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。