こんばんは、ぶちょうです。
今日はINNOからモデル化されたDC5型インテグラのインプレを進めていきます。
それではモデルを見てみましょう。
DC5の全体像を捉えている造型で構成された今回のモデル。
パッと見フロントバンパーの高さはちょい高めに感じるかも?
当初INNOの初期ラインナップに挙げられていたDC5インテでしたけど、
待つに待ってようやくモデルがリリースされた形となりました。
それだけにかつてオートアートの64スケールやスポコン系ミニカーなど、
モデル化事案の少なかった車種だけにモデル化への意気込みには高評価です。
ドアノブやバンパー・ボディ間のモールドはほどほどな彫り込み。
タイプRエンブレム装着のほか純正サイドスカートの形状も実際のそれを再現。
ボディカラーの発色においても真っ白ではなくわずかに黄色みがかかった、
チャンピオンシップホワイトに沿った色あいでタイプRらしさを引き立たせています。
リヤのテールランプのレンズ振り分けも非常に良好なバランスです。
ランプの形状から当モデルは前期型のDC5インテRをモデルとしてるのが分かります。
エッチングパーツを使ったエンブレム表現はこれまでのINNOのモデルと同様、
マフラーの開口部は黒地の塗装で表現というのも同じ内容。
そろそろ開口部の穴抜けもやって欲しいような気もしますね。
ドアミラーの鏡面処理はバッチリ、マフラー塗装があるのもイイカンジ。
何気にエンブレムパーツまでエッチングを使ってるのってスゴいんです。w
前期型DC5インテの特徴的ポイントでもある涙目ヘッドライトを表現。
ただしクリアパーツの透明感が出すぎてディティールにちょい欠ける印象。
バンパーやグリルに設けられたエアダクト類の成型は切れ目も入ってて良さげ。
シャーシにはオイルパンや彩色の入った配管の彫り込みが見えます。
INNOもシャーシの彫り込みは割と頑張ってる方ですよね。
チャンピオンシップホワイトに組み合わさる白ホイールも忘れてはなりません。
センターキャップに付くホンダロゴを再現し、
ブレンボ製の赤いブレーキキャリパーやローターがその奥に装備されています。
そしてINNOならやっぱりココ!
内装ディティールの高さはさすがINNO、
今回のインテRでもインパネはメーターや液晶パネルを再現した事に加えて、
タイプRエンブレムが備えられた純正ステアの再現もしてくれてます。
しかもタイプRエンブレムが赤地なもんだからなおの事目立ちますね。
依然としてココの再現に勝てるブランドは、現在どこにもいません。
パッケージ3面図。 通常価格は2808円(税込)となります。
付属したホイールセットとシール、台座はコチラ。
ブロンズ基調のホイールでチューンドカーらしさを出してもOK、
付属シールで一層デモカーのスタイルに近づける事も出来そうです!
今回前期型DC5インテが登場して、
そういや後期型ってドコか出してたっけ?ってふと考えてた筆者。
INNOでは次にDC2型インテRの販売も既に決まっているし、
やがては後期型DC5インテのリリースとかも考慮してたりするんですかね?
いずれにせよホンダ車のリリース合戦、まだまだ続いていきそうです。
それでは今日の実車話を。。
これまで「タイプR」と言われたグレードの用意された車種は、
ベースモデルからの追加グレードで製造されたことがほとんど。
しかし2001年フルモデルチェンジを受けた「DC5」の型番を受けた新生インテグラは、
‘‘タイプRをメイングレードとする‘‘事を主軸に開発された車両で、
それ即ち前時代のタイプRの在り方と一線を画したものでもあったのです。
この時ホンダではクーペスタイルのマシンラインナップの整理が行われていて、
プレリュードの廃止に伴い伴いボディサイズが大型化されたのがDC5の特徴。
1725mmに拡大された車幅で3ナンバーボディを手にしたインテグラ、
そのボンネットには2リッター直4のK20A i-VTEC付きユニットが収められます。
最大出力220馬力・21キロ台のトルクを発揮するスペックを持ちながらも、
i-VTECを経て低回転から全域でのトルク性能アップを果たしており、
従来のVTEC機構付ユニットから更に次元を一つ飛び出たスペックを身に付けました。
エンジン以外にもブレンボ製ブレーキ装備、6速MTに17インチタイヤ標準装備と、
スポーツ走行に大きく意識を向けたパーツが各部に備えられています。
また足廻りはフロントにストラットサスペンションを採用するという、
今まで前後ダブルウィッシュボーンで開発されてた他のタイプRとは異なるもの。
この点は文面だけで聞けば見劣りを感じるかもしれないスペックにも感じますが、
その走りの質は全く見劣りを感じさせないすさまじい速さを持ち合わせ、
初代インテタイプRに続き「世界最速のFF」の名をほしいままとしたのでした。
DC5型インテRはその後ホンダ主催のワンメイクレースのベースマシンに選出、
この他ジムカーナやスーパー耐久への参戦とオンロードレースを中心とし、
特にサーキットを使ったレースの活躍は多岐に渡ったものと言えます。
また04年のマイナーチェンジを経て新型インテグラの熟成が進められていき、
世界最速FFその名の更に上を往く速さに磨きをかけていきました。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
いやぁ思った以上に優先すべき事が立て込んでてそっちに気を取られてる日々・・・
なんとか合間を縫って更新作業を進めていく予定なので、
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。