こんにちは、ぶちょうです。
INNOからも新しいモデルが登場しました。
今回はその中から無限チューンドがあしらわれた、
FD2型シビックのご紹介をしていきたいかと思います。
まずはパッケージ3面図から
今回登場した無限RRシビックも香港限定のモデルとなります。
したがって通常価格も3240円(税込)とちょっと高め。
裏面はINNOお得意の赤ラインでデザインしたマシンのサイドビュー。
箱の背表紙に隠れている感じでカーボンデカールが付属しています。
サイズが小さいためパッと見付属してる事に気づかなかった。
台座には無限RRのロゴも追加されオリジナリティが増しています。
それではモデルを見てみましょう。
純正仕様、そしてワンメイクレースのプロト仕様がこれまで登場したINNO。
今回新たに追加された無限RR仕様は、
フロントアンダースポイラーの追加や無限RR用ステッカーの付属など、
ワークスチューンド用の装備がバッチリ再現されています。
純正仕様のモデルでは気になった車高の高さですが、
アンダースポイラーの追加で非常にバランスが良くなりました。
サイドマーカーの再現こそ無いもののドア関連のモールドも中々シャープ、
リヤウイングにちっちゃくもエッチングで無限ステッカーを再現してるのもウリ。
黒ホイールとのマッチングのおかげで一体感が出ています。
テールランプのクリアパーツ化はもちろん、各レンズのサイズ感もOK。
ドアミラーの鏡面を作り込んだほか、リヤ窓の電熱線、
各エンブレムバッジ類をエッチングパーツで装着といった具合で、
一つ一つ丁寧に造りこまれていることが高評価です。
無限チューン化に伴いマフラーが2本出しになった変更点に加え、
バンパーの形状変更もしっかり再現しているのがイイですね。
F1にも似たバックフォグランプの装着も再現してるのは、
さすがと言ったところでしょうか。
リヤウイングのフラップにも注目です。
純正仕様のモデルではただ黒地のタンポを被せただけでしたが、
無限RRではカーボンフラップも再現してくれています。
気づきにくいポイントですが、INNOはとことん細かくやってくれてます。
フロントはかなりの変更がされ純正から最も見映えが変わった箇所でしょう。
アンダースポイラーの追加は先のとおり、
カーボングリルへの変更と共に無限ステッカーが加わり、
バンパー形状もフォグランプが新たに追加されたデザインを再現、
よりスポーティなスタイルを帯びた無限チューンドをミニカーでも楽しめます。
ボンネットにエアダクトが追加されたのも大きな変更点の一つ。
手の込みようを感じさせます。
マフラーがもう一本追加されたシャーシですが、
さすがに配管取り回しまでを作り直すことは難しかったようです。
筆者的にはそんなに気にしてない箇所なんでこのまま目をつむりましょう。w
そしてINNO最大の見せ所である内装の再現。
無限RR用に装備されたカーボン生地のバケットシートを再現したほか、
純正モデルでは液晶パネルが付いていたところに、
なんと無限RR用の3連アシストメーターまでも再現!
ここまで手抜かり無く作ってくると最早驚きを隠せません。
マジでヤバい。
ホイールの形状はワンメイクレースと同様黒の7スポークホイール。
異なるポイントは無限ロゴの有無になります。
これまでのINNOのモデル同様ブレーキキャリパーの塗装、
ブレーキローターが装着されていますね。
今回もINNOのクオリティの高さにガッツリ浸かってきちゃいました。w
内装もここまで手を入れてるのは現状ココだけだし、
コレでハチロクレビンやアコードJTCCが来るって思うとそれだけで楽しみですね!
ワークスチューンドカーが好きな人にはぜひともオススメな一品です。
それでは今日の実車話を少し。。
FD2型シビックが2007年から販売をスタートしてほどなく、
無限のワークスチューンが施されたコンプリートカーが姿を現しました。
正式名「ホンダ シビック MUGEN RR(ダブルアールという)」と称された、
このコンプリートマシンには元々高いスペックを持ったFD2シビックに、
更に強力なパフォーマンスアップの手が加えられています。
外装パーツの多くにカーボン生地が使われたのが無限RR。
フロントバンパーそれにリヤバンパー、ボンネットにリヤウイングまで、
様々な箇所に惜しみなく投入されているのです。
至るところへのカーボンパーツの投入に加えた事などで、
車両重量は純正の-30kgである1240kgまで軽量化されました。
徹底した肉抜きに加え強化された空力性能も相まって、
その走行性能はこれだけでも格段に上昇したと言えます。
無論エンジン関係も無限の手でパワーアップが図られています。
エキマニの最適化をはじめとしたリファインチューニング、
2本出しになったエキゾーストシステムなどにより最大出力は15馬力UPの240馬力。
ここに専用設計されたサスペンションといった足廻りも加えられ、
FD2の持つスペックを総上げした高いトータルパフォーマンスを会得しました。
FD2シビックと言えばブリヂストンと共同で製作した専用タイヤがあります。
「RE070」という専用コンパウンドで開発されたタイヤがそれですが、
無限RRはココにも専用パッケージングを織り込んだのでした。
これによりコーナリング性能にも磨きがかけられ、
無限RRに与えられたパフォーマンスを限界まで引き立たせています。
この徹底されたチューンドの本質にあるものは何より、
無限そしてホンダがこれまで培ってきたテクノロジーや思想そのもの。
それらをFD2シビックというマシンを以て体現した、
無限が贈る究極のロードカー、それが「MUGEN RR」なのです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
INNOの内装の造りにまたしてもビックリさせられた回でしたね。
冗談抜きでハチロクにならび他の自動車メーカーのマシンも製作するってなったら、
今後INNOのシェアはより強力なモノになっていくのは明白とも言えるでしょう。
次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。