こんにちは! ぶちょうです。
今日は久しぶりにバグジーズのモデルから、
39号車のDenso RC Fをご紹介したいと思います。
バグジーズって気になった時、手に取ってみると
つくづく非常に高いクオリティを持っているものと実感させてくれます。
まずはパッケージ3面図から
久方ぶりのバグジーズ箱。 やっぱりシンプルで飾りやすいです。
台座にはネームプレートが別パーツとして付属。
だいぶこういう台座も見慣れてきましたが、プレートまで別になってるのはココだけ。
それではモデルの方を見ていきましょう。
大小サイズ問わず多数のスポンサーデカールやボディペイントの再現、
マシン全体の再現度もとても高いレベルでまとまっており、
バグジーズは確かに3700円レベルと64スケールにおいては割高な価格ではあるものの、
この出来栄えを見ればその価格帯は自然と納得のいく内容となっております。
サイドスカートの空気整流板などもしっかり造型されています。
白いタイヤレターや現代のレースカー主流のスワンネックウイング、
これらと相まってサイドからのボディラインも、見事な造りです。
厚めの塗装を施されたゆえか、ドア関係のモールドは浅めになっていますね。
64スケールだけにウイングのステーやアンテナは太めにせざるを得ません。
それでも他のメーカーに比べてかなり薄めに製作していると思われます。
テールランプはクリアパーツを使用、レクサスのエンブレムもキレイな仕上がり。
ディフューザーの質感もそこそこ良いカンジですね。
昨今の64ブランドでもカナードをこれほど立体的に作ってるところは少ないです。
サイズ上やはりここも厚めな造型にはなっているもの、
500クラス車のエグいカナードのそれを上手に再現してくれています。
ヘッドライトはもちろんクリアパーツ、フロントのエンブレムもちゃんと装着。
さすがにエアダクトの網目はグリル廻り以外表現はされてませんが、
このスケール下で考えれば概ね十分な範囲だと思います。
よく見るとダクト前に付く牽引フックが配色されているのも面白いですね。
車底はディフューザーの造型以外フラットに収まっています。
マット調の黒ホイールにギリギリ確認出来るブレーキローター。
横から見るとフロントのカナードの立体度合いがなお良く見えますね。
小さなスポンサーデカールまで細かく再現されているのが分かります。
しばらく時間を置いて今回再びバグジーズを手に取ってみましたが、
正直パッと見43スケールと間違えそうになるほどの出来栄えであり、
改めてバグジーズの意地を思い知る事となりました。
これらのモデルを製作した以後も活動が続いていたとしたら、
どんなマシンそしてどれくらいの出来をもたらしたのか気になりますね。
(右側にはマフラーもちゃんと再現されているのです)
2014年度、スーパーGTの規格が変わったという話を以前してみました。
そうして登場した各社の新たなマシンに次ぎ、
レクサスはここにRC Fを投入、SC430に代わる新たなスタートを切ります。
14年度のレギュレーションから全車統一された共通パーツ。
特筆するのは2リッター直4ターボエンジンで基本的にFRレイアウトでの搭載、
このほかミッションとデフの備わるフランジ(円筒形の物から出っ張った箇所)、
これらを接続する「プロペラシャフト」も共通部品が設けられています。
14年サードRC Fのシートに座ったのは石浦宏明/オリバー・ジャービスの2人。
この態勢で14年のシーズンに臨んでいくことになります。
しかしリタイヤこそ無かったものの、ポイント圏外の完走や、
それ以内に入っても表彰台に手が届く事は結局無く、
ドライバーズランキング13位、チームランキング10位でシーズンを終えます。
翌年15年サードは新たなドライバー体勢を作成し、シーズンを闘い抜きました。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
バグジーズが今でも動いていたらと思うと、
64スケールの事情も更に盛り上がりを見せていたのかもしれません。
GT関連に強いエブロもたしかに64モデルを製作することは決定したものの、
強固な地盤を持つGTマシンも出すかと言われればまだ不明な状態。
今後の動向に注目です。
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それでは、また。