こんにちは、ぶちょうです。
今日はアメリカのかなり古いブランドの一つである、
Johnny Lightning(ジョニーライトニング)からのモデルをインプレしましょう。
ここしばらく日本で見かける事の無かったJLは最近、
過去に作成したモデルや新車を販売するようになってきました。
今回のモデルはImport Heatというアソートから、
240SXと2台セットで投じられた白い34Rをインプレしていきます。
まずはパッケージから。
縦に長いパッケージの撮影をどうしようかと悩み、
とりあえず今回は2分割で全体図を出す事にしました。
この2台セットは、通常価格2916円(税込)となっております
ブリスターの裏面。 コレクションしたモデルのチェック欄が付いてたりするのは、
アメリカのミニカーブランドだと割と見かけるケース。
ブリスターを開けるとプラスチック型に2台が収まってます。
240SXの方はまた後ほどインプレしようかと思います
さて34Rのモデルはいかがでしょう。
・・・うーんと言ってしまう何とも言えないモデリングです。。w
タイヤとボディとの空間がかなり出来ているのが見えます。
ヘッドライトをはじめとするライト関係も全てがタンポ印刷と、
正直一台あたり約1500円の価格の出来とは言い難い内容となっております。
ボディの造型も歪んで見えるのがデメリット。
そのせいかよりタイヤとボディとの隙間が出来てしまっていますね。
ただしドアや給油口のモールド、GT-Rに装着されたエンブレム、
タンポ印刷とはいえ部分的に細かく作っているところは評価点です。
このほか、シートが赤で塗装されている点も良いカンジです。
テールランプ・リヤフォグランプも塗装のみで表現。
リヤもエンブレム類の作りはそこそこ良好のように思います。
しかしウイングのステーが左右で高さが違っているのが問題アリ。。(汗
翼端板もタンポずれを起こしているため残念なポイント。
マフラーもシャーシと一体成型となっている為立体感はあまりありません。
・・でもナンバープレートだけは、妙に雰囲気が良いのはナゼでしょう?
グリル廻りや空気取り入れ口のサイズ感は良いカンジです。
タイヤの取り付け位置もあって車高が高く見えるのはこの際ガマン。。w
また、ドアミラーは付いてないモデルとなっています。
裏面のモールドはどうにも細かいのが面白いところ。
アメリカのブランドでは足廻りの表現が妙に高いのが多く存在します。
Racing Hartあたりが作ってたような、リム深めな6スポークホイール。
マシンとのマッチングは思ったより良好です。
内装はシートだけかと思えばコンソール類も全て赤。
全体赤地のインパネって実際でも用意されたクルマってあったような気がしますが、
ミニカーでもかなり眩しく見えます。 ココはシートだけで良かったかもです。
JLは元々おもちゃ会社でHWなどのようにチープめなモデルを出してました。
しかしここまででモデルを見てみて、仮にも1台1500円単位で出してるんだから、
もうちょっとクオリティをアップさせても良いんじゃないかと思った次第です。
Mini GTみたく同価格でかなり頑張って造ってるとこも出てきてますからね、
JLのみが展開するモデルもあるから、頑張って欲しいです。
・・逆なハナシそれくらい新興ブランドのレベルが高いって事でもあるかも?
R34型スカイラインのGT-Rが登場したのは、99年にさかのぼります。
今自分らが良く目にするVスペⅡNurと言った後期でのグレードと、
前期にあたる34Rでは異なる部分がいくつか存在します。
せっかく今回JLが99年前期仕様をモデル化してくれたんで、
今日の実車話は、前期型・後期型の違いをおおまかに入れてみようと思います
まずはウインカーレンズ。 比較的判別しやすい材料の一つ。
モデル化された前期型では見ての通りサイドのレンズ含めて「橙色」となってますが、
後期型ではこれがクリア調のタイプに変更されています。
また前期にしか存在しないボディ色もありまして、
赤い34Rや、はたまた黄色い34Rといった面白いボディカラーも。
(何気前期Vスペ名義のモデルもちょっと珍しいのです)
純正ボンネットも前期と後期で違いがあります。
前期フラットな形状のボンネットになっているんですが、
後期型ではここに小さなダクトが設けられるようになりました。
社外品に交換されたりすると判別は難しくなりますが、
ノーマルの状態であればここで見分けることも出来るようですね。
しかしながら外装面で見分けをつけるポイントは割と少ないそうで、
内装や使用した素材の変更といった、直で見ないと分からない所が多いみたいです。
そういえば自分自身も一度道端で前期34Rを見かけた経験がありました。
一応後期まであったものの、その後消滅した「アスリートシルバー」というカラーを
塗った中々にシブいマシンだったのを覚えています。
その時もやっぱボンネットを通り過ぎ際にダクトの有無を見たりして、
前期仕様であると断定したり、そんなちょっとした遊びをしてました。w
でも限られた時期でしか存在しない物って、調べると面白いんですよね。
かなり大雑把ながら、今日はマシンの話ではなく仕様の違いを書いてみました。
今日のインプレは以上です、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
モデリング的には確かに現行のメーカーより後れを取るジョニーライトニングですが、
それでもしばらく日本で売られているのを見かけなかったメーカーが
再びモデルを作成して参入するようになったのは何だかんだ嬉しい話なのです。
今後も面白そうなモデルを展開してくる様子だから、楽しみですね。
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それでは、また。