どうもこんにちは!ぶちょうです。
さてようやくMini GTが日本の市場にやってきました!
本来なら4月にはもう販売されていてもおかしくない
予定だったんですが、結局8月末にようやく販売を開始した形となりました。
しかし今回売りに出されたのは青いFK8シビックたった1台のみとなっております。
カラバリで白も用意されてるので大抵は両方をまとめて投入してくるんですが、
今回のインプレではモデルのレビューに加えなぜ1台だけの進出としたのか
個人的な予想の基コラムを書きつつインプレをしていきたいと思います。
まずは外箱3面から
外箱についてはトミカやAuto Worldみたく一般的な紙箱となっております
プラスチックの型でモデルを固定してあります
さてマシンはいかがでしょう。
当初のモデルを見た時ではもうちょいアッサリし気味なイメージがあったんですが、
その後ミニカーイベントで試作品が持ち込まれ一気にクオリティアップを果たし
そしていざ自身で手に取ってみると、
とにかく想像以上に出来が良いんですよね。
Mini GTの特徴にはコスパが良いコトが挙げられます。その価格も
TARMACのおよそ半額である1404円を定価としながら、この出来なのです。
尤も出来栄えについては価格相応の多少の妥協を踏んだ上のクオリティになりますが、
それでも同レベルの価格帯に位置するブランドに比べて良質な出来となっており
パッと見でも感心を寄せる造りになっているのはとても大きなポイントです。
塗装面もキレイです!
TARMACみたくよりリアル指向なモデルに対してはさすがにシャープさの
差が出てきます、ドアミラーの配色やモールドの大雑把さがそれですね。
しかし十分なクオリティは確保してあるため総合的なまとまりは良い方と思います
リヤ廻りもクリアパーツを多く使用しており、
ここもまた押さえるとこを押さえた流れに一押しをかけています。
全体的に予想以上の作り込みがされているのは高評価ですね。
GreenlightやAuto Worldみたく同じコストなのにタンポや塗装での再現で
済ませてしまってるのも多いですから、なおのコトね。
リムの配色も多少大味ながら存在感を出していますね。
赤リムはやっぱカッコいいです
マシン裏については大味ながらも配管のモールドは表現してくれてます
配色が無いのは1400円級のコストの一つと見ておきましょう
さてここからは少しコラムを書いてみます。 先のとおり、
Mini GTがなぜ市場になかなか参戦出来なかったことを考えてみたんですが、
まず昨今の背景をまとめてみましょう。
2017年TARMACの進出が本格化し、その需要は日増しに増大していきました。
そして年の後半に連れてこれに後れを取らんと
64スケールの新規勢が急速に動きを活発化してきたのです。
このMini GTを投入したTSMは、これより大きな43や18スケールの活動が
むしろ主軸のメーカーで、そういったブランドが急ピッチで路線を増やしたのも
やっぱりTARMACの影響あってのコトと見えます。
新たなブランド発足で順調に事を進めてくると思った矢先、
突如Mini GTのペースが落ちたのです。 その時期が実際に市場に出る予定だった
今年の4月末ですが、突然の延期からやっとのモデル展示が6月のミニカーイベント、
更に2か月経ったようやくの8月販売開始で、実質4か月待ちの発売となりました。
この間TARMACに近い出来栄えを持ちつつもうちょいコストを落とした
INNO Modelというメーカーなどに先を越され、
参入のベストタイミングを逃したことが大きな要素だったと見ています。
では実際に1台のみの発売と何が関係するのかと言えば、
速い話「様子見」をしに来てるんじゃないかと。
TARMACのシェアは日に日に増え、挙句他ブランドにも先行された自分らが
果たして日本という市場エリアで立ち位置を得られるかどうかの確認ということです。
モデルラインナップや価格帯を考えれば、それなりの需要は十分に見込める
内容になるハズですが、更に念押しをしているような様子がありますね。
無理もないでしょう、ただでさえ後れ取っちゃってるんですから。
より細かい話は、近いうち新たにコラムのカテゴリを設けてお話出来ればと思います。
続いては今日の実車話を少し。。
FK2がニュルを制したその後、フォルクスワーゲンのゴルフがこれを上回りました。
その記録は7分49秒台、FK2シビックの1秒以上を更新した流れとなったのです。
これに負けじとホンダが新たに投入したマシンがこのFK8型シビックR。
何よりもまずこのビッグになったボディが大きな印象を引きますが、
このサイズになってくるともう4WD車のそれに並ぶレベルに来ています。
更なるサイズアップに確かなアップグレードを施された現行シビックR。
K20Cユニットのパワーアップそのものは10馬力アップの320psとなってますが、
駆動系のアップグレードや電子制御系の見直しで走行性能の上昇を図っています。
一般的にタイプRというグレードは「後付け」の設定で製作されてたんですが、
今回のFK8型については初めからスタンダード仕様と並行して作成したマシンのため
ノーマルもRも両方のスペックアップに大きく貢献しています。
そのスペックに違わずニュルTAも最速の座を見事奪還、7分43秒台という
もはやFFの次元を飛び出したとてつもない記録を打ち立て、そこらの別駆動の
車両も平然と跳ねのけてしまう速さをその地に証明したのです。
新たな速さを味方に、Type Rの系譜はまだまだ進化を続けていくのです。
今回のインプレは以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
Mini GTもようやく進出というところで、想像以上にいい印象を持ったので、
今後の活動に期待がかかります。 速く白FK8も販売してほしい。。w
さて少しばかりコラムを書いた今回のインプレでしたがどうでしょうか。
ある程度インプレも落ち着いた頃にコラムカテゴリを設けて現在の64ミニカー事情
なんかも書ければと思います。
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それでは、また。