こんにちは! ぶちょうです。
さて前々回の記事でいよいよGT3系レースカーのご紹介を始めていきましたが、
今回もそれに続き35RのGT3マシンをインプレしていきたいと思います。
当モデルは現在プレステ4で販売されている
Gran Turismo SPORT(以後GTS)とのコラボ商品であり、
実車・ゲーム・ミニカーの3面態勢での展開となっております。
それではインプレを始めたいと思います。
まずは外箱3面図から
もう気づいてる人もいるでしょうけど、
TARMACは2017年の後半あたりに外箱デザインを大幅に変更しました。
内容としてはマシンのボディカラーをデザインとしたものになっており、
箱一つ一つの印象がより深くなっています。
PS4とGTSにコラボを示すスポンサーロゴがデザインされています
箱の中はGTSのメインバナーが採用されています
それではモデルの方はどうでしょうか。
レースカーだけあって全体的にデカールが多く貼られている上に
この35Rではラインストライプも貼り付けられています。
しかし今回のモデル、遠目ではあんまり気にする程ではないんですが
近づいてみると所々デメリットがあるみたい・・・?
ホントに色んなスポンサーデカールがドッサリです。
タイヤレターも足元を引き立たせていてバッチリアクセントとして作用、
大きなGTロゴのステッカーも車体のインパクトを増しています。
ただ図体そのものはTARMACにしては珍しくモッサリした印象を受けます。
結構暗めですがメインのボディ色は紺色となってます。
その下側は白で統一されており、シンプルながらもまとまったスタイルに見えます。
ウイングの翼端板が厚みあるかなというところで、
コッチはモデルの寸法から考えれば目をつむれるんですが、
問題はボディのラインストライプ。これのズレがちょっと目立ちすぎてます。
特にルーフのズレがひどく、良さげな個体を探してみたんですが
大体どこかしらが位置ズレしている様子で、少し残念。
ドアミラーも片方OKもう片方傾きが強すぎる個体が多かったのもデメリットです。
価格上ここら辺は初期モデルの時みたく頑張ってほしいところなんですが、
どうにも2017年後半から出来が良くないモデルを見かけるようになりました。
何ていうか、アタリハズレの差が大きくなったというか。
また精度が戻ってくれるとイイんだけど。。
しかしながら内装のロールバーもキチンと配色され、
何だかんだやはり相応のクオリティは確保していることは評価です。
このデカールの量ですからね、市販車仕様ならいざしらず
個人でやったら膨大にかかる時間をカット出来ているのですから。。
ウラ側はディフューザーの表現のみ、レースカー系の定番スタイルです
足回りに関してはかなりのクオリティが光ります。
ブレーキキャリパーの彩色を始めディスクローターの再現、
タイヤレターの付属でレースカーのシルエットを余さずモデルに適用しています。
せっかく頑張ってる箇所もあるから、精度UPしてくれる事を願うばかり。
ところでマシンにも付いてるGTアカデミーのステッカー。
今日の実車話は、
そもそもGTアカデミーとはどういうトコなのかというお話。
2008年から始まったこのプログラムは、
ゲーム世界のドライバーをリアルのドライバーへ育てる、
バーチャルと現実を繋いだ画期的なシステムなのです。
このプログラムへの参加資格としては当時、
- PSストアで配信されていたGTアカデミー用のタイトル、
- 若しくはPS3で販売されたGran Turismo5での限定オンラインイベント
この2つから参加することがスタートラインとなってました。
そこで指定された日産車を用いてオンラインタイムトライアルを走り抜き、
その中でトップタイムを刻んだプレイヤーたちがリストアップされていきます。
晴れてオンラインで予選を通過したプレイヤーは、
特製コクピットを用いたGT5でバトルするナショナルファイナルに挑戦し、
勝ち抜いたプレイヤーは最終ラウンドへの招待を手にすることが出来ます。
最終ラウンドの開催地はなんとイギリスのシルバーストンサーキット。
ここでバーチャル世界に住んだドライバーはいよいよ実車のハンドルを握り、
実際のレースに挑戦するための訓練を積み重ねていきます。
国際レースを走る以上、取得するライセンスは国際ライセンスとなるため、
その訓練も過酷を極めたモノと言われてます。
現在GTアカデミーは、FIAとタッグを組みGTチャンピオンシップを開催したり、
その規模は年々拡大されており更なる進化が期待されています。
ゲーマーがレーサーになる事が既に現実となっている事実は、
同時に将来新たなジャンルが増えていく未来絵図を示してくれてるのかもしれません。
それでは今回のインプレは以上となります、
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また次回も読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。