ぶちょうです。
湾岸ミッドナイトの悪魔のZライバル枠である”ブラックバード”がAaから登場。
Zに続きブラックバードの公式アイテム現る

ブラックバードの正式モデルカーの登場は、ヘタをすると悪魔のZ以上のインパクトがあるかもしれません。Zは大なり小なり濁しが入ったものであってもそれ意識のモデルが何だかんだ数を揃えていた傍ら、ではブラックバードはと言えばてんでモデルになる機会は無かった・・・
その沈黙を解き放ったのがAUTOart。Zの正式アイテム化も喜ばしいことですが、併せてブラックバードのモデルをこうして手に取れるってのがもう夢みたいなもんまである。
おまけに何がヤバいかって、のちメインになる964じゃなく、原作1巻にしか出てない930ターボのほうがモデルになったということ。

単純なクオリティで見ても、イニDハチロクやZと同様、マシンの特徴をキメ細やかに再現したものとなっています。デメリットも同じく各部の彫りが浅いのはブラックバードも例外ではないですが、リアフェンダー横に備わったエアスリットはキッチリと仕上げられています。
専用で組まれたエアロパーツで重厚感もマル。

リアコンビネーションランプの塗分けの細かさ。細字のポルシェ印字からエンジンフードに備わったターボエンブレムの再現。エキゾーストもかなり細身ながら出口の穴は出来る限り窪みを入れての塗装で奥行きを底上げ。
フロントではカット線の仕上げがキレイなヘッドライトの別パーツ採用に加え、ウインカーやイエローフォグも同様に別パーツを埋め込み。フロントオイルクーラーや艶消しブラックでのバンパーモール再現で、妥協なきクオリティがどこまでも広がっていく。
ナンバーのナゾ

(ウイングのルーバーの掘り込みも超細かい)
ところでブラックバードのナンバー。アニメ版の5桁表記になっていますが、そもそも930ポルシェは原作1巻でしか出ておらず、アニメではカットされているところ。にもかかわらずアニメ版ナンバーが着いており、しかもアニメでは最初から乗っていた964とも違うナンバーというナゾがあり。
色々調べてみたんですがどうもそれっぽいのは見つからずじまい。原作に合わせたなら無地のナンバープレートでもよかったかも?

シャシではエンジンなどの造り込みがえらい細かい造型美を目の当たりにする。台座を着けてる限りじゃ中々目につかないところにも手の込んだ様子が見える瞬間です。

メッシュタイプのホイールはリム部分をシルバー塗装しピアスボルトをモールド。スポーク部分は艶消しブラックになっていますが、当のスポーク表現はやんわり気味。

Zにはなかった要素として、メーター表現があるのは超デカいアドバンテージ。運転席側で行けばタコメやスピードメーターのデカールが着いてるがこれだけじゃあない。

センターに並べられた追加メーターやスイッチ類なども再現されているのがスゴい。内装の手の入りようだけで見れば、Z以上に拘り抜かれています。

外箱はこちら。
通常価格は5500円(税込)。
原作第1巻だけでしか見れない画の再現がここに叶う

湾岸の帝王”ブラックバード”。
そんなポルシェを操る島達也は、原作第1巻では930のステアを握り、長きに渡る因縁を持つ悪魔のZとのバトルに挑むシーンが描かれます。復活した悪魔のZとのバトルのため、行きつけのチューンショップに無理なブーストアップを依頼、カルく500馬力オーバーの速さを手にするも、それは長時間の全開走行で確実にエンジンはイくという諸刃の力でもあった―――
そしてバトル中エンジンブローを起こし(この時Zもまたダメージを負った)、930の出番は呆気なく終わりを迎え、964へ乗り換えていく・・・
そんな原作だけの、しかも1巻こっきりのわずかな登場だった930ポルシェをモデル化したというAUTOartのマニアックなチョイスにはただ感心するばかり。もちろん単純なクオリティも特にインテリアの造り込みは魅力的なポイントです。
さて悪魔のZとブラックバード。これら2台が今回モデルとなったわけですが、こうも来たらやっぱり次に望まれるは・・・・ハネ無しの32とか。
いわゆるレイナ32Rとかのモデルがマジで欲しくなってくるワケですけど、それが叶う日もやってくるんでしょうか。

今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
このミニカーと関連しているかもしれない記事はコチラ
それでは、また。