ぶちょうです。
静岡ホビーショーで買ってきたMotorhelix製の無限S2000をインプレ記事になります。
まるで標本?箱からオシャレ

まずはハコから。
表面をオープンすると分解されたパーツ群が一面広がります。

それらの部品を取り出してみると、今度はそれぞれのパーツの精密な造りにまずは衝撃を受ける。シャシ側にまとめて組み込まれたエンジン然り、実際組み立てたらそう見えないだろう3ペダルにはわざわざエッチングパーツが組み込まれているという圧巻のディティール。無限仕様のシートやボンネットなどノーマルとの差別化も図りながら、さらにセンターコンソールまで自分で着けるミニカーとは、プラモでもない限りそうそうお目にかかれないはず―――
見ての通り、このモデルはいわゆる半完成組み立て式の体制を取っており、組み立ててる合間にもそのディティールの高さをイヤというほど目の当たりにする現実がそこにあるのです。
実は組み立て超カンタン、全くストレス無く完成形を作れます

組み立て式というと、一世代前でいけば京商コンビニミニカーのフェラーリシリーズとかを思い出す人もいるかもしれません。あれもだいぶ簡素にまとまって組み上げられるようになっていましたが、やっぱり組み立てるとなると大変そうなイメージがあるかと思います。ところがいざ組み立てると驚くほど簡単に仕上がってしまう。
というのも、トップ以外がマグネット(おそらくネオジム)式で部品をくっつけていくもので、パチパチと軽々部品を組み付けていけるのはもはや一種の爽快感さえある。
時間にして1分、マジ大げさじゃなくそんくらいの時間で完成形になり、くっつけた部品の接着力も十分。とにかくストレスフリーに組立・分解ができ、一通り堪能したらすぐに箱の中に戻しては、標本かのような外箱でちょっとしたインテリアに早変わり。
しかもこのクオリティでいて、価格は5000円。
・・・・もう既にヤバすぎです
なお内容が内容なんで、今回は前編と後編に分けてインプレしていきます。
別次元の佇まいを目の前に、何を見る

ひとたびモデルを完成させれば、そこに佇むは無限仕様をまとったS2000。ただでさえスパルタンな素性を持つマシンにワークスチューンの手が入った純然たるスポーツカーの持つプロポーションからは、どこか次元の違うクオリティまで感じてくる。

鮮やかなモンテカルロブルーパールを彩るボディがキレイ。エアロパーツ装備で車高が程よく低めに見えるのがカッコよさの秘訣。ドアハンドルにはポチっとキーシリンダーやサイドマーカーの差し色が入ったほか、S2000エンブレムの再現。
ウイングの翼端板には無限ロゴも入っています。

テールランプやヘッドランプの質感は透明度が高く、その内部に塗分けを交えての各ランプ表現が行われているというもの。エボIVとかと違ってそれぞれの部分に合わせて塗分けが入っているのでリアルなS2000のルックスを作り上げることに貢献しています。
ややトランクスポイラーがズレて着いているのが強いて言えば気になったところですが、この辺は個体によりけり。
無限用カーボンボンネットのダクト成型(しかも吹き抜けになってるのがなおヤバい)や2本のエキゾーストも質感十分。全体的な仕上がりはやっぱりハイレベル。

クオリティの高さはシャーシにだって。オイルパンやミッションケース、プロペラシャフトなどの造り込みから配管までえらいディテールを有しています。

無限MF10ホイールを装備。センターキャップ塗装とかは無いですが、その奥にはブレーキキャリパーを立体的に成型など、見えにくいところにもしっかり手が入っています。

インテリアを見れば、ウィンドディフレクター完備のほか、デジタルメーターならびにエアコン周りのダイヤル部分まで再現されてるって、一体どこまで突き詰めたディティールになっていくのかと。
後編へつづく

前編はこれにて終わり。MotorhelixのS2000にはまだまだ多くの魅力的な要素が詰まった一品。後編記事を作りましたので、下のリンクから続きをどうぞ。
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それでは、また。