こんばんは、ぶちょうです。
HWが突如戦闘機モデルを造ってきました。今日は趣向を変えてヒコーキモノのインプレをしてみましょう。
寸法はほぼ1/200スケール。劇中トム猫がモデル化
HW Premiumクオリティで様々な映画の劇中で登場した乗り物をフィーチャーしたシリーズに、かの有名映画たる「トップガン」でトム・クルーズ演じる主人公マーベリックが乗るF-14トムキャットが収録されました。
世界的に人気を博し、その後の戦闘機映画やゲームなど多方面に影響を与えたこの作品を通して、戦闘機に興味は無くともこの「トムキャット」という機体を知っている人はけっこー多いのではないでしょうか。そんなF-14のモデリングですが、まず材質は重量感溢れるダイキャスト、主翼をABS製で構成(後述のギミックの為と思われる)。
また全体のプロポーションは機体デザインの高い再現性を特色としていますが、ディテール面では丸みが多く厚みもありでアバウト。これは飽くまで子供向け製品の範疇に過ぎない物であることを意味しているようにも思われます。
それにしてもかつてはこういう戦闘機のフィギュアも手ごろに手に入ったんですが、ここ最近はマジでメッキリって感じだったから、時折戦闘機もコレクションする筆者としては今回のモデル化はやっぱり嬉しいものがありますね。それこそモデルの雰囲気もMaistoやMotormaxらへんが作ってた時のどこか懐かしささえ思えるんだもの。
左から順にチョコエッグ・HW・Hogan Wingsでサイズ見比べもしてみたり。
ちょうどHWのトム猫が中間のサイズってところ。詳しいスケール定義はされてなさそうですが、ほぼほぼ200スケール帯と見て良さそう?
おおまかに機体の造型を2つに分けて作られたトムキャット。機首やインテーク後の切れ目が目立ちますが全体ダイキャストで出来たモデルとすれば大体こういう感じに落ち着くケースが多かったりするんで、まぁこんなもんかなってカンジ。
しかし機首や複座キャノピーの下がり方をはじめ、機首下側がややふっくらしている点を除けばかなり実機に寄せようとした造型であることが分かるかと思われます。
垂直尾翼にはエンブレムが印刷。ラダー部分の彫りもしっかり入っていてイイですね
エンジンノズルは別彩色になっています。何となくノズルが小ぶりに作られているのは、現実で言うF-14Aを意識したもの?主翼や尾翼など各部はかなり厚みを設けて作られてあるんで、特に垂直尾翼はその影響でかなり目立ちやすい存在となっています。
主翼下にちょこっと付いてるのはミサイル等を取り付ける「パイロン」と呼ばれる部分。これも一体成型で造られてあります。一方エアインテークのつくりは簡素に。
クリアパーツのキャノピーの中にはコックピットも成型されてあります。その下にはマーベリックとグースのパイロットネームがちょっと大きいけどプリント。
ステッカー類も加えてプリントが入っているためリアリティも高いです。
機体裏はこちら。中心に付属スタンドの差込口があります。
お次は可動ギミック。F-14と言えば状況に応じて主翼の角度を変える事が出来る「可変後退翼」を持つ機体としても有名ですよね。このモデルでもそれは再現されており、片一方の主翼の角度を変えればもう一方もシンクロして両方が均等に角度を変えれるようになっているのが嬉しい。
時代が進むに連れて姿を見せなくなった可変後退翼持ちの機体ですが、今見ても斬新かつロマンたっぷりな機構で戦闘機が好きになった人はコレがきっかけだった人も多いんじゃない?w
パッケージもがっつりトップガンしてます。
かたや映画グッズそして戦闘機フィギュアとしても。もちろん1機のHWとしても
今となっちゃホントに見かけなくなった子供に対象を充てた戦闘機フィギュア。今回は最近トップガンの映画新作が出たって流れもあった上でのモデル収録だったと思いますが、そういや以前もアメコミ系の繋がりでトーネード(ヨーロッパの機体)っぽいのもHWが作ってた気がするし、この際戦闘機シリーズみたいなのを発足するってのも案外面白かったりするんじゃない?
デカいし精密なスケールモデルでは戦闘機もちょっと探せばすぐ出てくるけど、対象年齢を低く設定したのってマジで少なくなったし、いっそのことこれに乗じて小さなスケールの戦闘機モデル熱もまた再燃してほしいものです。
せっかくご丁寧にホットウィールのロゴを形にしたクリアスタンドでちょっとしたインテリアにも使えてコレクションも楽しめるような準備が既に出来上がっているんですからね・・・?
映画グッズとしても戦闘機フィギュアとしても興味深い一品でした。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。