こんにちは、ぶちょうです。
今日もチョコエッグ戦闘機シリーズからMiG-27フロッガーのインプレです。
さんざん西側の機体を連続させたのち唐突に飛び込んできたのは東側の、それもこれまた後にも先にも具現化されたケースがほとんど見られないフロッガー。毎度の事ながら初弾でこんな機体が出ているってのはビックリもんですが、このシリーズじゃこーゆーマイナーなラインアップがあってもおかしくないだろうともはや不思議に感じる事は無くなってしまうほどには、人間慣れというのは恐ろしいものでしてね・・・
そんな話はさておき、そもそもフロッガーという機体は旧ソ連時代に西側で言うところのファントムIIを目標に造られた戦闘機。はじめにMiG-23が登場し、その後派生型で戦闘爆撃機仕様のMiG-27が登場という流れ。
今回のチョコエッグでも名義上はどちらも入っていますが、何となく機首周りのカクついた外観を見る限り実際のモデリングはMiG-27の方が濃厚そう?
わざわざシリアルナンバーも「27」になってるし。
フロッガーの特色は可変後退翼を採用してある事ももちろんですが、何が目につくって機体下部の超デカいベントラルフィン。垂直尾翼が上下に着いてるんじゃないかってくらい大きく作られたのが特徴的で独特のスタイリングをした様子が見て取れます。なおこれだけのデカさなので駐機時は片方向に折りたたまれているみたい。
それにしてもこのシンプルな機体設計が何とも味があるというかなんというか。
単発エンジンのノズル部分は塗分け済み。あらゆる箇所から尾翼に囲まれた姿が印象的なリアビューです。
インテークは穴抜けは無いですが塗分けでいくらかの空洞感を演出する工夫がされていおり、主翼には一体成型で増槽が装備されているのが分かります。
可変後退翼機ではありますが、トムキャットと同様主翼可動のギミックはありません。また主翼も一体成型の表現上仕方ないところになりますが、実機以上にトゲトゲした見た目に見えるような部分も。今こそリメイク品が現れてフロッガー本来の姿を改めて拝むことが出来たら良いんですけどね。
時代が時代ゆえ今見るとアバウトな仕上がりを思わなくも無いですが、そんなことより一番のポイントは小スケールでフロッガーが出ている事にやっぱり尽きるかと。
結局今の今まで200スケールだとかで精密モデルが出た事も無いのがフロッガーで、やがては形になってくれたらと思う事もありますが・・・どうでしょうね?
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。