おはようございます、ぶちょうです。
今日はPara64で発売されたBMWのM8クーペのご紹介をしていこうと思います。
プロポーションは全体通して大味気味
ちょっと前にParaでモデル化されたBMWのラグジュアリースポーツクーペ「M8」ですが、まず全体のプロポーションに関して話を進めると、平たく言うなら大味な印象。何せ8シリーズと言えばやっぱデカいサイズを持つマシンなわけですけど、しかしPara製のミニカーではこれが妙に縮こまったルックスに見えるほか、フロントバンパー下に着くスポイラーやエアダクトをはじめ角つきのあるデザインをした箇所の造型が丸っこくまとめられているのが要因として挙げられるかもしれません。
メッチャラフにまとめるなら、なんかシャキっとしてないと言った方が速い?
車高も高めだけど一方でボディカラーの発色はそこそこ金属感ある質で良さげ。車体に盛り込まれた彫り込みやフェンダー後部のスリットやドアミラーの塗分けもしっかり目につく存在を残してくれていますね。
リヤのボディラインも造型を甘くまとめられた箇所が多く、たとえばリヤフォグの入ったスリットは一応造ってはあるものの相当にアッサリ。彩色も無いから、イマイチ凹凸が分かりにくいのがネックです。
またこのメーカーではテールランプは基本クリアパーツが使われていたんですが、M8ではなぜか塗分け表現のみ。ブレーキランプのパターン再現とまではいかずともせめてクリアパーツでの成型はやっぱり欲しかった。
マフラーもシャーシと一体成型で彩色無しになっていて、目を惹くポイントが少ないのがリヤビューでしょうか。ドアミラーはメッキデカール付きだけどね。
一方ヘッドランプはクリアパーツで透明度も高め。もうちょいライトのデザインに角があれば再現性が上がっていたかもしれません。グリルやインテーク内は全て黒地で統一されてますが、このうちグリルカバーやエアダクト外面の黒地で成型してあるのが〇。
あと地味に気になるのがタイヤのシャフトの長さ。
シャーシは中々詳細に彫り込みが施されています。
メッシュタイプの純正ホイールを装着。現実ではもっとスポークは細いデザインですがこのモデルではかなり太めな設定になってますね。
パッケージと台座はこちら。
通常価格は2090円(税込)。
感想
導入コストの割にしては全体のプロポーションにシャープさが不足気味で最後まで大味な印象が抜けなかった製品でした。クオリティを求めるなら素直に他メーカーで出るのを待つのが得策になってきそう。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。