こんばんは、ぶちょうです。
TLVよりニスモ400Rが発売となりました。
TLVの手で精密に再現された究極のワークスチューン33R
凄まじい存在感を放つこの佇まい――
一瞬これが64スケールだとはおよそ想像し難くなってしまうような、徹底されたディティールの塊で包まれたような400RがTLVより誕生しました。このプロポーションを前にした瞬間、筆者はただただ言葉も無く驚愕する他ありませんでした。
それくらいとにかく迫力がケタ違い。
ワークスのコンプリートカーだけありそれとなくノーマル然、しかし中身は専用パーツをふんだんに盛り込まれた上で生まれた400R。鮮やかなイエローのボディカラーとシルバーのサイドステッカーが実にシブく、程よく低く収まった車高もそのカッコよさに拍車をかけています。それぞれのモールドも予想以上にキメ細やか。
ウイングのフラップ横にはニスモステッカーがプリント。
恐らく別パーツの表面にボディ色を被せた形でテール表現しているものと思われますが、塗装越しに部品が透けて見えることも特段ありません。これにより多くは塗分けでの表現になりがちなウインカーレンズのクリア化を両立させ、一歩踏み込んだディティールを遂げています。
エンブレム関係はプリント、マフラーはシルバーに彩色済み。
テールランプカバーのクッキリしたスジの入りようは一見の価値アリ。
プラ成型となっているフロントバンパー。いくつもダクトが盛り込まれたイカツいデザインですが、ココもダクトひとつひとつの成型が細かいことに気付かされます。ただどうせなら両サイドのダクトも彩色が欲しかったところでもありますね。
ウインカーレンズも彩色で表現とされています。
ダクトにあたる箇所全てはしっかり窪みを入れた奥行のある成型としながら彩色を交えた造り、これがより深みのあるディテールを演出させる要素の一つに挙げられます。加えてダクトの大半はメッシュ表現を仕込んであります。
そしてヘッドライトのインナーを部品表面でなく内側に施してある点も、更なるリアリティをアップさせてるミソなトコロ。個体差に左右されないのも良いですね。
シャシ側から。
400RtなればニスモLM-GT1なるホイールを避けては通れません。TLVでは極端に大きすぎず、また細身すぎずのバランスの取れた仕上がりがグッと400Rの魅力を引き出します(メッキリムとのサイズ感もよろしいのではないかと)。
アバウトですがピアスボルトにあたるところにポッチが入っていたり、ブレーキ周りもキャリパー塗装込みの完全装備で構成されている点もポイント。超のつくレベルで欲を言うなら、ナット廻りがメッキ一色でセンターキャップの塗分けが欲しかったとも。
内装もチェック。ニスモロゴの入ったシートが目を惹きます。ただしメーター類のデカールは着いていません。
グローブボックスメーターが着いてたり。こっちもこっちで拘りようがスゴい。
見比べ編
INNOの400Rを対象に見比べ。カラーリングの色あいの違いがハッキリしてるのもそうですが、LM-GT1の造型にしてもボンネットやダクト表現にしても、何となく表面的な仕上がりに対しそれらを立体的な見え方にしてあるのがTLV。
外箱と中のカード。この被せ箱、中のブリスターも二重構造になってるとかいうえらい重装備になってたり。
通常価格は3960円(税込)。
どこか次元の違うハイレベルを見せるその存在
どこまでもクオリティ高く、イヤというほど金属感に満ち、ディティールも綿密――求めるもの全てが入った400Rのモデルが、今確かに手に出来るようになりました。
それはさながら際限の無い何か別格のモノを感じさせる――これを手にしたその時きっと分かるはず。少なくとも言える事は、問答無用でベストバイ級に挙がるほどのクオリティで、とりあえず手出してソンは無しと言ってまず違いはないでしょう。
じっさい筆者はイエローしか今回ゲット買わなかったんですけど、これだけの出来なら松田選手のシルバー400Rもやっぱ買っときゃ良かったと今になってちょっと後悔。
3月にはノーマル33Rも来るはずですけど、このレベルで出てくるかもしれないと思ったら期待大はもはや必至です。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。