おはようございます、ぶちょうです。
今日はCM Modelより発売されたランエボIXチューンドの別バリエーションをインプレしていこうと思います。
もうひとつのVOLTEXエアロを具現化した一台
それではモデルを見てみましょう。
エボIXのVOLTEXエアロを中核モデルに設定したCM Modelに新しいバリエーションが追加されました。主たる変更点はVOLTEX製GTウイングの別タイプを採用したことであり、これにボンネットからトランクに至るまでこれでもかとばりにカーボンデカールを盛り込み超レーシーさを演出。
車高は低く造型のプロポーションは十分にまとまったレベルにあるため、純粋にチューンドカーのモデルを楽しめる一方ドアやフェンダーのスリットなど細々した部分の大半は塗分け表現となっている節が見えますね。
最大の変更点であるVOLTEX製GTウイング。ステー部分がくびれた特徴的なデザインを持つウイングが採用され、以前インプレしたエボIXチューンドよりややローマウント化されたルックスを持っています。これにカーボントランクが組み合わされチューニングカーの中でもガチガチなサーキット仕様に割り振りを強めた仕上がりを意識しているのも面白い点の一つと言えるでしょう。
ディフューザー間に付く大型マフラーも穴抜け処理がちゃんとされているのも〇。
ド派手なフロントマスクもキッチリ再現。カナードは別パーツ化され立体感を大きく増しているのは以前のエボIXと共通して高いレベルの見映えを作り出す存在となっています。テールランプもそうでしたがヘッドランプもまた奥行を取った成型で構成されている点もCM ModelのエボIXが持ちあわせる強みと言えます。
何気にドアミラーも別タイプに変更されているのも見逃したくないポイント。
ところがフロントには露骨なデメリットがあるのも然りで、多数のエアダクトが盛り込まれたボンネット上にカーボンデカールを貼っているがためにシワがかなり目立つのが気になるところ。確かにカーボンボンネットはカッコいいけどこれならカーボン抜きでも良かったかもしれません。
ルーフから見るとホントにカーボン多用な様子を見て取れます。
ホイールはTE37らしき黒ホイール。
奥にはブレーキキャリパーも着いていますが、キャリパーもフロント側は左右で真逆に着いているという結構デカいミスが見つかった(個体による?)んでそういうところの詰めの甘さは改善希望です。
改めて内装も見てみましたがメーター表現はない代わりセンターパネル廻りは彩色が施されている事を確認しました。
前回ご紹介した別エアロのエボIXと並べたり。
どちらもそれぞれにカッコよさがあってイイですけど、今回のGTウイングが着いたエボIXは今んとこコレしか製品になってないからカーボン抜きのバリエーションも欲しいなと思ったりもしています。
パッケージ両面はこちら。
通常価格は3520円(税込)。
カーボンデカールの精度さえ気にならなければ一度は揃えても良いかもしれない
全体の出来としては決してダテじゃない事に違いは無いものの、左右逆に着いたキャリパーやデカールの貼り具合、いわば煮詰めの部分にフォーカスするとカーボンパーツの無い仕様に対して気になる点が多かったのも確かだった1台。ただしそれさえ目を瞑れればチューンドカーのミニカーとしてはコストはちょい割高だけど入手しがいも十分にあるように思われます。
今後は今回の仕様でカーボン無しのバリエーションが出てほしいところですね。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。