こんばんは、ぶちょうです。
更新おまたせしました、今日インプレするマシンは、Para64の新モデルであるE39A型ギャランVR-4のラリーカーとなります。
cm`s以来のラリー仕様E39Aが上陸
それではモデルを見ていきましょう。
恐らくcm`s以来、そしてGTOに次いでPara64が新たに展開した三菱車がE39A型ギャラン。そのラリーカーが新発売となったワケですが、その実力はと言えば元々オーソドックスかつ‘‘ハコ感‘‘を強く印象に与えるE39Aの角ばったスタイリングを上手に立体化しているようす。
直線的に下がっていくボンネットやCピラーの一気に落ちていく角のついたボディラインがその再現性を示す要所のひとつ。ワークスマシンだけあって競技車ならではのハデな色使いやスポンサーステッカーの立ち並びが魅力的ですね。
ただしこれは後でも話す事ですが、なぜかホイールはシルバーに彩色。
フェンダーにはこのマシンをドライブしたフィンランド人ドライバー、ティモ・サロネンのネームステッカーも抜かりなく。ステッカー関係はかなり細かく再現してる模様。
テールレンズはクリアパーツ。ウインカーレンズ等の塗分けは無くブレーキランプと同一色になっているためこの辺は特段cm`s製のそれから進化は見られませんがデザインの造型は実際の形状に寄せた節が感じられます。
一方マフラーやマッドフラップはシャーシと同一色にまとめられ一切の塗分けが無い事から、ボディより下の彩りは寂しいものがありますね。
ギャランラリーカーではロールバーが色付きで装備されているのもメリット。
以前発売されたPUMA GTOのように、ただリバリーを適用しただけの製品では無くキチンと競技車たる装備が着いているのは評価出来ます。
ルーフアンテナは着いて無いですけどね。
ヘッドライトも当然クリアパーツ。デカールを多用したポイントがフロント側ですがこれが中々にクセモノで、特にインテークについてはデカールの浮きないしシワが目立って却って平面な見え方、また中途半端な見映えになっちゃってます。
中央のメッキグリルを表現したデカールも余分に面積が大きく取られているがためにフツーにバンパーまではみ出てたり。表現を凝ろうとした節は確かに分かりますがヘタに余計な手を入れて逆に安っぽいルックスになるくらいだったら、特にインテークは彫りだけ作って黒地のままでも良かったかもしれません。
シャーシはコレといった塗装はありません。
エンケイ製の5スポークホイールをイメージしたデザイン。なぜか本来白で塗装されたカラーではなくシルバーで彩色されているんですが、その理由は分からず。
出来は別に悪いワケじゃあないしここは実車に合わせて彩色で良かった気もしますね。
cm`s製のギャランと見比べしてみよう
実際にcm`sのギャランとも見比べてみました、サラっとだけどね。
左側Para、右cm`sで並べていますが、車体の造型はやはり年代相応に精密性ではParaに軍配が上がる一方、ラリーカーしてる出来栄えとしては未だcm`sの方がそれらしい雰囲気を残しているとも。
仕様が異なるため完全な比較とはいきませんが、マッドフラップ等のパーツも塗分けを見る限りでもcm`s製の方が全体通して色あいが豊富で競技車の風貌がしっかり伝わってくる気がします。
パッケージ両面はこちら。
通常価格は2200円(税込)。
感想
今回Paraで用意されたE39Aはこのワークスカラーとアドバンカラーの2タイプ。
が、これは特にcm`sのギャランを所時していると感じるかもしれませんがこの内容で2000円ちょいとなるとうーんって悩ましい印象。仮に買うとしたらどっちかと言えばアドバン仕様の方が導入しがいはあるかなという感触があったのが筆者の感想になります(単に事例が無いって意味で)。
モデルの造型は形を作るとこ作っているため、記事内で述べたインテークやグリルのデカール対策やこれからの煮詰め次第になる感じもします。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。