こんばんは、ぶちょうです。
HWのSilhouettesアソートより、RWBポルシェ930のインプレになります。
早速モデルインプレに移るとしましょう。
とうとうTarmac以外にRWBポルシェにフォーカスを当てるメーカーが出てきました!
初登場モデルながらHWのReal Riders系アソートでの登場ということで、
その出来はHWが展開するモデルの中でもかなり上位に位置するものと言えます。
全体真っ黒でマットな色彩をあしらったボディカラーもカッコいい。
日増しにモダンカスタムカーのモデル化が増加していってますね。
Tarmacのモデルでちょっと気になったフロントバンパーの上がりも、
ホットウィールの方ではバッチリ重厚感を出した造型がなされています。
それに伴う車高の落ち加減も見事ながら、
オーバーフェンダーそしてサイドウィンドウに付くリベット表現まで、
各ディティールの拘りようはただただ凄まじいの他ありません。
TarmacのRWBポルシェと決定的に違う箇所を挙げるならば間違いなくリヤビュー。
HWが成型したモデルはリヤバンパーをカットしたタイプが採用され、
更にはRWBでもひときわ異彩を放つ3本出し(!)マフラーを表現。
この3本出しマフラーを64サイズのモデル化に踏み切ったのは恐らくHWがはじめて、
これはHWがTarmacに対し差別化を図ったものであることは明白でしょう。
またバンパーカットによる一部がむき出しになったパワーユニット、
オーバーフェンダーに合わせた超ワイドトレッドのタイヤにも注目です。
強いて言えばもう少しウイングのサイズは大きくても良かったかも。
3本出しマフラーのこの圧倒的な存在感。
バーフェンにはルーバーが装備されているのが確認できます。
テールランプの印刷の配分からもモデルへの拘りが伝わってくるような。
ウィンドウのハチマキにヘッドライト、ウインカーそしてボンネットピン。
これらはすべてタンポ印刷による表現が用いられています。
目立ったタンポズレも無く全体的に精度は高めな印象。
しかしココでの大きな魅力はやはりアンダースポイラー、
何点も打ち込まれたビス表現に集約されるディティールは一見の価値アリ。
シャーシのモールドもなかなか細かく造られてありますね。
こうして裏から見ると3本マフラーのアグレッシブさ具合が鮮明なモノとなります。
新金型のRWBポルシェに組み合わされるTE37もどきの6スポークホイール。
リムはメッキ調のものを装備、リヤにあたっては深リムの方を採用とし、
レーシーながらもストリートマシンのスタンスを崩さないまとまりを実現。
パッケージの両面はコチラ。 車種ごとに背景カラーが異なっています。
にしてもこの出来で700円ちょいで手に入るってヤバくね?w
どちらかと言えば高クオリティのスケールモデルでリリースされることが多かった、
モダンカスタムカーのモデルが3インチミニカーの類にも姿を見せるように。
少なくともHWでは今後ロケバニエアロのBRZ登場が確定的であることからも、
モダンカスタムカーのモデル化という流れがしばらく勢いづいていきそうです。
さてせっかくRWBポルシェが他方からもリリースされたということで、
ランク帯は違えどTarmacとモデルと実際に比較しないワケにいきません。w
そんなわけで同じく黒いRWBポルシェを引っ張り出してみました。
実際に並べてみると、分かってる事だけど全体的な車体のシャープさはTarmac優勢。
ワイパー表現やクリアパーツのヘッドライトにタイヤレター、
ナンバープレート装着によるなお現実感を出す表現にはHWにとって分は悪いですが、
4000円ちょいに達するモデルに対し700円でこんだけの出来ってのも割とスゴい。
そうと考えれば満更HWも負けてないように思うんですがどうでしょう?
TE37もどきホイールの部品取りとしても非常に優秀ですからね。
車両サイズはホットウィールが一回り大きく見えます。
全体像として見てみて、車体に厚みが出ているのはHWの方。
サイズも関係してかバーフェンの盛り上がりもHWの方がインパクトを感じさせます。
ウイングステー1つでも造り込みのレベルは大きく異なる事が分かります。
テールランプもそうですが、マフラー開口部のディティールという点でも、
メーカーの目指すクオリティのそれによって歴然に違いが出てきます。
同じ車種違うクオリティで並べるのも、それぞれの良さが見えて面白いと思います。
ところでTarmacでも3本出しマフラーのモデルを造るコトってあるんですかね?
すでにそれなりのバリエーションを出してるTarmacだし、
マフラー関係のデザインをガッツリ変えた車体の登場も案外近かったり?
実車話も少しだけ進めてみましょう。
ポルシェ専門で独創性あるカスタムカーを生み出すRWB(ラウヴェルト・ベグリフ)。
今やその人気は世界的に渡るほどのものであるのは言うまでも無く、
オーナーである中井氏が自ら仕上げるさながら‘‘アート‘‘とも言えるだろう、
数多くのポルシェがその世界的評価につながる何よりの証拠。
実際にマシンを持つオーナーの元へ中井氏が訪れ、
現地で慎重な協議を経て世界に1台しかないマシンが仕上げられていく事になります。
そうした中で組み込まれる3本マフラーといった目を釘付けにするパーツが、
RWBの存在を一層ユニークなモノにしていると言えることでしょう。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
だいぶ供給も落ち着いてきたのか今回HWがリリースしたこのアソート、
場所によってはスカイラインシルエットやRWBポルシェが残ってる場所もあるようで、
今からでもモデルが気になった人には是非とも手に取って欲しいモデルです!
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。