こんにちは、ぶちょうです。
昨日のS15シルビアに続きHWのワイスピアソートから、
R32スカイライン GT-Rのインプレをしてみましょう。
まずはパッケージ両面から
32Rと来ればブラックパールMのボディカラーがシャキっとしててイイですね。
裏面もクルマの登場した作品の記述がそれぞれ異なっているようです。
今回の32Rはワイルドスピード・スカイミッション(Fast & Furious7)からのモデル化。
それではモデルを見てみましょう。
レギュラー品の初登場からほどなくしてReal Riders系アソートに参入した32R。元々の造型レベルが高かったモデルだけに、上位クラスのアソートの進出で更にクオリティがレベルアップしました。間違いなく今回のワイスピアソートの中で人気の高いモデルと言えます。
ワイスピ抜きにしてもブラックパールMでTE37、これでカッコ悪いワケがないw
新デザインの6スポークホイールとのフィット具合が絶妙。サイドエンブレムも小さいながらちゃんと表現されているのがポイント。
ゴムタイヤの変更ゆえか車高が通常品より高くなったような気がするのと、ドア関連の彫り込みはカラーリングゆえか浅めな印象を受けます。
リヤビューも通常品から継続してテールランプ表現がタンポ印刷で行われています。
ここ最近のHWのタンポ精度は高くなっている様子がありますが、それでも入手時にはチェックを欠かさずこなしておくと良いでしょう。黒いボディのおかげでリヤスポイラー間の窪みも気になりにくくなりました。
今回のモデル最大のアップデートはフロントビュー。通常品では物足りなさを感じたヘッドライトにタンポ印刷が入り、大幅にクオリティ向上を果たす事に成功しています。これに加えインタークーラーの彩色も施され、かなり奥行き感が出た出来栄えになっていることがここでも確認出来ると思います。
これまでこういう部分まであまり手を付けて来なかったHWが行動に出たという事は、一個体のディティールUPで付加価値を付ける方向へ意識を向け始めた、とも言えます。
シャーシは通常品から変わった箇所は特にありません。
純正マフラーも良いけど砲弾マフラーだったらまた見映えも変わったのかも。
新デザインのTE37風6スポークホイール。グレー調の塗装で迫力のある印象を引き立たせます。単色ボディカラーとの組み合わせという事もあって、コレ自体は確かに劇中車ではあるんだけど、何ていうか首都高あたりにいそうなライトチューン仕様な雰囲気もどことなく出ててカッコいい。w
通常品の紹介時にもヘッドライトの表現もあったらなんて言ってたら、ホントに高クオリティのアソートで導入してくれてありがたいものです。ところでTE37みたいなホイールはやっぱReal Ridersアソート用なんですかね?
ワイスピアソートのみならず他のアソートでもぜひ出してほしいホイールです。
今日は実車話では無くここ最近のHWを見て感じたことを少し。
チープ系ブランドのミニカーのディティール引き上げが続々と始まっています。ホットウィールは特にそれらメーカーの中でも積極的に行動に出ている節が見られ、現に新デザインかつやたら現実味あるホイールを手始めにインタークーラー塗装、これまではヘッドライトやテールレンズのタンポ印刷化が主だったのに対し、今日ではいよいよそれ以外の箇所にまで手が渡るようになってきており、益々そのディティールは向上していく様子を想像させます。
モデルそのものの図体も実車に近い成型のモデルが増えてきてますね。もちろんHW元来のオリジナリティあふれる架空車などは健在ですが、以前に比べてはるかに実車のミニカー化が増加した気を感じさせます。またそれらのクオリティもこれに並び年々改良されてきてる事により、500円単位でそれなりの出来を持ったモデルを手に出来るようになりました。
(黒ボディの撮影上手になりたい)
今後チープ系ミニカーブランドのクオリティ勝負もより活発になると思われます。HWならReal Riders系のアソート、トミカならトミカプレミアムと言ったように、 各メーカーから投入される高クオリティのシリーズを筆頭として、通常品自体の出来もより高いものを要求される状況へ移行していくでしょう。
チープ系ミニカーも強ち油断ならない出来栄えを持つようになった今の時代、果たしてどこまでディティールを引き上げてくるのか、精密スケールモデルと並行して、今後も注目していきたいと思う次第です。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のワイスピアソートが速くも楽しみです!33Rや14シルビア、それにジェッタと、
HWは新しいモデル化へのチャレンジを続けています。
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。