こんにちは、ぶちょうです。
ホットウィールから再びFast & Furious(ワイルドスピード)系アソートが登場、
Real Riders系のミニカーでリリースされました。
今回はその中から兼ねてより期待値が高かっただろう車種、
S15型シルビアのインプレをしていきたいと思います。
まずはパッケージ両面から
ホットウィールでは過去に15シルビアを製作した事もありましたが、
今回のアソートでは新金型で大幅にリアリティを増したモデルが登場しました。
このタイミングになってS15型シルビアのモデル化は嬉しいものです。
今回のアソートでは15シルビア、最近通常品でも出た32Rが注目株。
でもブライアン34Rやエスコートも目が離せないからやっぱ全部?w
それではモデルを見てみましょう。
新金型で生まれ変わった15シルビアのクオリティはひとえに、スゴい。
ボンネット廻りは実車よりも曲線が出来すぎてる印象はあるものの、
リヤエンドに渡るボディラインの全体像は、15シルのそれを高レベルで再現。
「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」における劇中車の中でも、
印象深いシーンの一つで使われるマシン故か高い人気を誇るS15シルビア。
サイドからはバランスの取れた車高、新たに登場したメッキ調6スポークホイール、
そしてスポコン風味が出ているバイナルが貼られたペイントワークに目が行きます。
ドア類のモールドはタンポ印刷に重ねって厚ぼったさが少し出てますが、
ドアミラーなどもちゃんと成型されているのが良いですね。
劇中車ではカーボンGTウイングですがミニカーでは純正ウイングが装備されてます。
タンポ印刷のテールランプも細かい彩色の割り振りでディティールを引き立たせ、
トランクの鍵穴まで表現されているのは高ポイントと言えます。
シャーシとの一体成型で砲弾マフラーが装着。
ヘッドライトのタンポも細かく作られています。
エアロパーツは実際ではC-WEST製エアロですが、ミニカーではココも純正エアロ。
今後のモデル展開を考えれば致し方なしと言ったところです。
なおボンネットも実車は多くのチューンドパーツステッカーが貼られてるけど、
コチラではそれらの再現も無い為かなりアッサリした見映えになっています。
しかしながらエアインテークの形状、グリルを表現した彫り込みといった、
外装パーツのクオリティは全体を通して高いレベルと言えるでしょう。
シャーシのモールドは比較的シンプル。
砲弾マフラーが特に印象を深く与えています。
そして注目の新デザインが適用されたホイール。
ここに来て一気に現実味ある社外アルミホイールのデザインを展開したことで、
特にチューンドカーとバツグンの相性を発揮するのは見ての通り。
これも狙ってなのかレイズの「TE37」やグラムライツの「57D」みたいな、
現実でも需要の高いホイールをモチーフにしているのがまたニクい。
HWの国産車展開ラッシュがまだまだ続いています。
これを皮切りに何だかんだモデルが少なかったシルビア系統のマシンにも、
モデル化の波が押し寄せてくる節を予感させます。
今後も是非ライトチューンド仕様なスタイルの15シルも出してほしいところ。
まぁそれについては間違いなくどこかのタイミングで出るでしょう、きっと・・w
それでは今日の実車話を。。
3ナンバー化により今一つ人気を獲得できなかったS14シルビアの反省を汲み
車体サイズを5ナンバー規格内に戻したパッケージでフルモデルチェンジを果たした、
S15型シルビアが市場に姿を見せたのは1999年のこと。
シルビアの集大成とも言える最高のパッケージングが、S15型には用意されています。
長らくシルビアに搭載されていたSR20型エンジンは大幅な成長を遂げました。
ターボ付きのSR20DETでは最大250馬力(MT仕様)まで引き上げられ、
純正スペック限定で見れば、これはシルビア史上最高値の記録。
トランスミッション6速MTや4速ATなどが組み込まれ、
ターボとの組み合わせでスムーズな加速を実現することに成功しました。
・・・がどうにも耐久性に問題があってチューニングを加える際には、
厄介なポイントの一つだったという話もあるとかなんとかって。
S15シルビアはグレードの名義も大きく変更が成されました。
これまでS13、S14型シルではK`sやQ`sといったグレード名義だったのが、
S15型では「Spec.S or Spec.R」の2グレード体制で展開されました。
Spec Sがノンターボ、Spec Rがターボ付グレードを意味しており、
そしてこれにリヤウイング等を追加した「エアロ」グレードも存在します。
S15シルの外装は端的にシャキっとしたスタイリッシュなデザインと言えます。
5ナンバーサイズという小振りなボディでありながら、
一目でS15と分かるこの鮮明なデザインは純正の時点でも非常にまとまりが良く、
またエアロパーツもカッコのつくデザインが多いのもメリットの一つ。
シャープな吊り目ヘッドライトなどのイカつめなデザインによって、
シルビアの中でもS15を好む人は多いと言われています。
シルビアはS15型を以て初代CSP311型から続いた系譜にピリオドを打ちました。
初代から数えれば実に37年の歳月を日産と共に歩み続けたシルビアは、
まさに2ドアクーペの代表的存在と言うに相応しいマシンと言えるでしょう。
やっぱシルビアもカッコいいよね。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
そういえばワイスピアソートは既に次の車種も明らかになってるみたいで、
その中には240SX名義でS14シルビアも出るみたい?
これまで中々モデルで登場しなかったS14シルビアもやってくるあたり、
精密スケールモデルのブランドもシルビア系統にフォーカスを当てるのも、
あんがい時間の問題かもしれませんね。
次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。
このミニカーと関連しているかもしれない記事はコチラ
それでは、また。