こんばんは、ぶちょうです。
BM Creationsから180SXのモデルが登場しました。
後期型180SXにカスタム機能を付与 夢のようなミニカーがついに実現
後期型ベースに180SXがリリースされました!ここのところのBM Creationsでは、バンパーをはじめとするエアロ交換を武器としており、ここにドリ車が現れた事で持ち前の武器がいよいよ本領発揮の様子を見せてきました。
全体像のクオリティとしては13シルビアと同じく、部品のバリが残ったままだったりエアロのチリがあいまいだったりと、正直品質面は二の次といったところで飽くまで”プレイアブル特化のミニカー”ってイメージが強く印象に残ります。実際エアロだけでなく切れ角調整や車高調、パッケージング自体はかなりの豪勢ぶり。
例によって今回は前後ビューから。うっすらと丸型ランプが見える点から後期テールをベースとはしているものの、ガーニッシュも一体パーツになっていることからテールは後期だけどガーニッシュは前・中期の混合体みたいな仕様になっています(ガーニッシュ中央に180SXの印字はなし)。
もっとも現実でも中期→後期バンパーとか世代間のカスタムが頻繁にあるマシンでもあるし、いっそその一環と捉えておきましょう?せっかくエアロも付いてるわけだし
マフラーは純正デュアル式は何気に出口も多少穴抜けしてあったり。
フロントはしっかり後期バンパー。インテーク内のウインカーとポジションランプをそれぞれ塗分け。インタークーラーも装着されています。そんでもって後で説明しますが、ヘッドライトは差し替えでオープン状態、それどころか半目にも出来るとかいう。
シャシでは排気関係のパーツが彩色済み。
メッシュタイプの純正ホイールってもんだから、これだけでも十分カッコイイ。リアクォーターには180SXの印字付き。
カスタムをしてみよう
さてここからは実際にカスタムをしてみましょう・・・・の前に改めてセット内容を確認。ミニカー本体に各部のエアロパ―ツに社外ホイール、リトラクタブルライトの差し替えパーツが付属。
実際の差し替えの風景を軽いリマインドも兼ねて。まずボディとシャシを外すと、左上の写真のように車高調整に使うスペーサーが一番上に留まっています。それをバラすと右上の写真のようにフロントはタイヤを前後の部品で挟み込むような感じで構成されているのが分かります。リア側は左右で重ねて最終的に同じ高さになるように片方に盛り上がりを設けた造りで、これは一等初期から変わらない設計。
左下の写真ではスペーサーを一番下に組み込み、ローダウンに変更しているところ。
バンパーとライトもまとめて外してますが、しかしこの状態でウマ掛けしたら良い具合に整備してる雰囲気を作れそうな絵面も作れそうかも?なんてことを考えてました。
ちなみにそれぞれのライトを組んだ時にはこんな感じに違いが。半目リトラはロマンがありますが、いざ組んでみると微妙に斜めった着き方になってだいぶムキな目つきになり、ここでも個体差に左右される印象。
プロポーション上で安定を求めるなら、閉じかフル開きかどっちかが候補?
社外アルミに変えたところ。左右のタイヤを繋ぐシャフトが前に来るのが○。部品を組み込む向きは予め決まっているのでそこは問題無いものの、アームらへんに突いてる突起に差し込む部品の穴が割と差しにくく、場合によっちゃ穴を広げりと加工が必要なことも。バンパーやライトも同様で、こればっかりは個体によってケースバイケース。
ところで組んでた時以前からずっと思ってた事として、今の差し替え方式になってからのトリセツが無いのが非常に不親切。車種によっちゃ未だにどこで使うのか分かりにくく感じることもあったので、ここいらでちゃんとした説明書が欲しいものです。
そうして組み付けに苦労しながらも出来あがった姿は・・・
優勝ですコレ。w
BNスポーツらへんがモチーフと思われる全身跳ね上げエアロでもうダントツのカッコよさ。社外エアロでも部品のバリや合いはやはり粗が目立ちますが、それを差し引いても手に出来る表現力は並大抵では実現出来ないでしょう。
いかにも90‘sなドリ車仕様、延々とウットリしていられます。
元々純正車高も低めですが、更にそこからガッツリ落ちているのが分かります。
ここに追い打ちをかけるのが切れ角ギミック。これがあるからこそエアロ交換の恩恵を倍化させ、リアリティも格段にアップ。ヘタするとこれ撮ってるだけで数時間経ってることも(現に筆者はそうなりました)。
そりゃだって面白いんだもん。w
ちょっと他のマシンと並べれば更に雰囲気アップに。
でも欲を言うならマフラーも交換出来たら良かったです。
シルビア軍団。
外箱はこちら。
通常価格は2970円(税込)。
自由自在なスタイリングに無限に時間を持っていかれてしまう
順当にフルエアロで組んでもよし、どこかしら純正のまま残す、極めつけにはリトラクタブルライトの調整・・・シルビア以上にカスタムの組み合わせが広いのが非常に強力な特長であり、そしてアイデア次第でそれはいくらでも膨らんでいくというもの。よりプラモ気質になりやや組立てに時間がかかりますが、そうして出来上がったものがもたらす自由度高いプロポーションを64スケールで可能としたというのはつくづく時代の進化を感じさせられます。
これからの事で言えば部品のバリが目立つといった粗削りな面がレベルアップしたらより安心感を持って手に出来ると言うこと、またこうしてS13系列がエアロ込みでモデルを入手出来るようになった今、ホイールと車高調だけに終わっていたS14ないしS15シルを改めてエアロも含めてリニューアルなんてのも実現してほしいモノです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。