こんばんは、ぶちょうです。
BM CreationsよりAE100型カローラがモデルになりました。
世にも珍しい100系カローラのミニカー
よもや100系カローラをモデルに試みたメーカーがあったかどうかという次元で貴重なモデルがBM Creationsよりリリースされました。後期型をベースにごくごく一般的にありふれたフォルムをモデルへフィードバックした造りが特徴的。車高はノーマルにしては既にローダウン入ってるんじゃないかってくらい低めですけど。ボディカラーはライトブルーな感じ。
しかしひと昔前では町の至る所で見かけた100系カローラも、今やどこへやらってくらいメッキリ見かけなくなってしまいましたね・・・
サイドから見れば余計ローダウン気味に見えてきます。元々カスタムパーツで車高調が出来る製品ですし、ノーマル車高はもう少し高めの設定でも良かったかもしれません。
各部のモールドはサイドモールの盛り上がりはまずまずですが、それ以外の部分は彫りが薄い印象。
ガーニッシュと一体成型のテールランプは現実のデザインに合わせた割り振りを踏襲していますが、クリア部分の面積がわずかに多く占めているように見えます。しかし透明度はバッチリ。
純正マフラーは塗分け済み、ガーニッシュ部分にカローラの印字が着いていますが、こちらもスケールに対して大きく印字され主張の強い表現に。この他デフォッガーなどが再現。
リアのカローラロゴにしてもそうですがバンパーデザインからもこれが後期型をモチーフにしていることが分かるようになっています。グリルやウインカーの塗分けに開口部の仕切りも表現したディティールは見どころの一つ。
BM Creationsと言えば忘れてならないのが切れ角ギミック。ノーマルで使えば日常的な社会の風景をミニカーの世界で作ることも、カスタムカーならスタイリッシュな1ショットを撮る事も。これだけでも付加価値の大きい一品です。
シャシ側では排気系の彩色が。あいにくマフラーのカスタムパーツは無いですが、欲を言えば社外マフラーもあったらよりカスタムカーの色味を出せたように思います。
カスタムパーツへ差し替え
ここからは付属のパーツへ交換。ここではもう一つのフロントバンパーにサイドステップ、社外ホイールへ組み替えていきます。たしか100系カローラのモデルが出た辺りからバンパー交換が実現され、現行の製品に続くスタンスを確立した走りの製品でもあったわけです。
フロントタイヤの部品構成が大きく変わったのもこの辺りから。カスタム幅が広がった分手軽さは犠牲となり、コロコロ仕様を変えるのに手間がかかるようになりました。
もちろんこの造りに変わってからの説明書はこの時点でなく、それは今も同様。
ちなみにメーター表現も。
さてパーツを組み替えて出来上がった姿がこれ。同じカローラでも、なんと3代目カローラFXバンパーへの交換という面白いスタイリングにする事が出来ます。サイドステップも備わったうえに更にローダウン化された車高でごく普通のセダンがシンプルなデザインはそのままシブいカスタムマシンへ早変わり。
ノーマルと比べるとフェンダーに軽くタイヤが隠れ、かつ地面に引っ付きそうな割とギリギリを狙った車高に下がりました。ガッツリ”置き”に重視したドレスアップ。
モチーフになった社外ホイールはWork Equip01あたりでしょうか。
カローラFXバンパーではグリルのエンブレム変更の他フォグランプの彩色が追加。インナー部分の塗分けもヘッドランプに追加されましたが、部品の表面に施されているのでここがズレてる個体にあたるとツラいことに。。。
もちろん後期バンパーのままカスタムするのだってOK。好みに合わせて色んな組み合わせを作れるようになりました。
外箱はこちら。
通常価格は2200円(税込)。
自由度の高いカスタム幅に加え車種そのものの珍しさも光る
今のBM Creations製ミニカーの主軸を確かなモノとしたカスタム領域の飛躍的なパワーアップ。付け替えの組み合わせ次第で様々な姿へ変貌を遂げる1台のクルマを小スケールで実現したその試みも凄みのあるものですが、それだけでなく100系カローラというまたとない車種チョイスが更なるユニークを生み出しているのです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。