こんばんは、ぶちょうです。
TarmacからVertexエアロS13シルビアがリリースです。
初登場Vertexエアロ装備のS13シルビア
ドリ車S13と一口に言っても、VertexフルエアロのS13は実はこれが初モデル。ロケバニエアロのようなモダンなものはともかく、こういう典型的なドリ車スタイル、しかもキチンと特定のメーカーで統一したモデルを手に出来るのは、アオシマのBN Sportsシルビア以来かもしれません(一応BM Creationsもあるけど、あれはどこのエアロって指定は無いので)。
角ばったボディを持つS13のデザインをそのままダイナミックに強調したエアロで、シンプルなカッコよさが光る1台です。
と同時に、これでS13からS15までのVertexエアロシルビアが出揃いました。
S14や15を見た後だと、今回の13シルは何となく車高が高めなプロポーションに感じるのはタイヤとフェンダーの隙間が地味にあるのも一理ありそうです。強いて気になった事と言えば逆な話これくらいで、ドアハンドルをはじめとしたモールドは見た目以上に深く、また細かいコト抜きにストリート系のドリ車エアロって絵面が単純明快に強みとして出ています。
フェンダーのダクト部分も多少窪みが入っていたり。
砲弾マフラーが着いてるのもシブイ(彩色済みだし)。カーボンタイプのエアロミラーには鏡面をシルバー塗装で表現。またテールレンズは見る角度次第じゃ赤一色っぽく見えがちですが、
実際にはこれだけ細かくランプの塗分けがされているのが分かります。大きさのバランスもよし、Global64枠だからと言って、そこにあるのは侮れないディティール。
元になったマシンからするにヘッドライトのベースは標準装備ヘッドライトともされる角型をモチーフにしているもよう。レンズ関係の別パーツ化に加え、カーボンエアロミラーでしれっとアクセントを入れているのがカッコいい。もちろんエアロの張り出し具合もね。
ちなみにウインカーはオレンジの塗分け。
見逃せないところは他にも多々。別成型のインタークーラーも付いていれば、当時の定番カスタムとも言われていた32GT-R風味のグリル。当時感をしっかり引き出したモデルになっているのが余計に嬉しいものがありますね。
シャシ側は直線的な形状のマフラーが彩色済み。タイヤにはトレッドパターンがついていません。
ベースのホイールはボルクレーシングGT-V、クロムカラーでピカピカ。思ったよりスポークごとの隙間がハッキリしたクオリティになっています。ブレーキパーツが無いのはいつものこと。
特別内装に何かを仕込まれてるわけではないですが、ハンドルはディープコーンタイプのものが使われていたり。
外箱はこちら。
通常価格は3520円(税込)。
本筋は懐の深い見映えの造り幅にあり
どのマシンも共通しているのは全てVertexエアロ。こういう並びがついに実現出来たと思うと中々に感激モノ。シルビア軍団で並べるのも良いし、マークII辺りも混ぜてドリ車勢でのミーティングっぽい絵面にしたり、これだけ多くの車種が出てきたからこそ出来るシーンは無尽蔵という3文字をそのまま体現したかのごとく。
どこまでも遊び幅を広げていけるでしょう。
これこそが待ち望んでいたドリ車S13のミニカーだ
それは遅咲きでした。S14から始まり次にS15、一旦とまってしばらくのち、ようやくS13はこうして現れたように。つくづく今か今かと待ち続けたものがついにやってくる瞬間というものは、どういった物でもやっぱり一塩の嬉しさがあるワケで、このS13もまたそういった存在の一つであり、それは同時に筆者が正しく欲しかった仕様でもあったのです。
この雰囲気は味わいどころも多く、それは現行エアロでは体感出来ない――S14やS15を事前に揃えていればなおの事コレクションに加えておきたい1台です。
いずれ別メーカーのエアロでまたシルビアなり出して欲しいものですね。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。