こんばんは、ぶちょうです。
今日はホットウィールのワイスピアソートのご紹介。
Real Ridersにもモデルを展開させた33Rをインプレしていきます。
早速モデルを見てみましょう。
新金型で通常品が登場して程なくReal Ridersでもデビューを果たした33R。
通常品より塗装の厚みが増したことにより造型のシャープさは若干落ちた代わり、
ディティールアップされたヘッドライトにN1バンパーのダクト部に彩色など、
細部のクオリティが大幅にグレードアップされました。
劇中車と同じバイナルをサイド廻りにあしらってあります。
でもスカート部に付いてあった社外メーカーのステッカーはありません。
フロントアンダースポイラーの塗装がボディと同色に統一されたのも影響してか、
重厚感を漂わせるボディに見えて迫力がありますね。
通常と同じ金型だからしょうがないけど、
ココまで出来が良いならエアロミラーの成型も欲しかった。
リヤ廻りのステッカーはナンバープレート含め全てタンポ印刷で再現されています。
テールランプ廻りも同様の表現で作りこまれてありますが、
やっぱり塗装が厚くなった分通常品より小さめに見える印象も?
シャーシと一体成型で造られた砲弾マフラーですが、
シャーシもボディと同色の色あいに設定されたためかちょいチープ感目立ちます。
今回ワイスピ33Rを手に取って一番進化を感じたポイントはやはりフロント廻り。
ヘッドライトやバンパー両側のダクトに設けられたクリアウインカーレンズ、
中期型以降標準装備となったN1バンパーのダクトにも彩色が入り、
劇的にディティールが向上した節を伺わせます。
アンダースポイラー間のインテークを巧みに窪みを付けて再現してるのも〇。
ただしエンブレムバッジを表現するためにグリルに隔てを設けてるのは気になるかも。
コチラがシャーシ。 ボディと色を同じにした以外はモールドの変化はありません。
劇中ではBBS LMを装備していた33Rですが、
今回はそれと異なるデザインの10スポークホイールが装着されています。
既存のデザインであるこのホイールですが、メッキ調でかつ深リムと、
ストリートカーらしさを前面に押し出していてカッコいいですね。
コチラはパッケージ。 700円でこの出来はやっぱコスパ高いんじゃない?
塗装の厚みが増してボディの厚さもちょい増したように感じた当モデルですが、
実際もサイズアップされた車である事を考えてみても、
この分のサイズ拡大は逆に「33Rらしさ」が出ててイイのかもしれません。
そんなワケで以前入手した通常品と見比べもやってみましょう。
まずフロントのクオリティは歴然とした差が付いている事に目がいきますね。
純正かチューンドカーか、スタンスの違いで同じ金型でも全く違う姿を帯びています。
コレは色あいの違いも入ってくるんでしょうけど、
やっぱりワイスピアソートの方が厚み出てる気を感じさせます。
リヤ側に目を向けてみるとその重厚感の違いは一層明白なモノとなります。
ウイングの造型やテールランプのモールドを見るとよく分かる事でしょう。
マフラー周りが黒地で造られていることからリヤのクオリティについては、
通常品が勝るトコロもあればワイスピアソートのが勝るポイントもあるって様子。
これらを織り交ぜると、HWでの33Rは事実上完成形を見ることになるハズです。
でも33Rカッコいいから結局色んなバリエーション買っちゃうんですよね。w
さてここからは少しだけ実車話を。。
33Rのデビューが異例のモノであったという話は、
以前34Rの方をインプレした時に少しお話した内容であります。
東京モーターショーで33Rのプロトタイプを公開させたのち、
日本の誇るカスタムカーイベント「オートサロン」を通して通常車をデビュー。
チューニングカーイベントでこのように通常車を公にしたという出来事は、
今までに無い登場を意味した、正に異例のデビューだったのです。
33Rの発表が始まったいなや、大幅に拡大されたボディが中々受け入れられず、
むしろ32Rの在庫が次々掃けていく情勢下にあったのが当時のGT-R事情。
苦しい状況に長く悩まされた33Rでしたが、
現在では当時の不人気を汲んでGT-Rの中でも比較的安価に入手出来る事、
大型化されたボディが得た絶大な安定性が再評価されていった事で、
年々33Rはユーザーに愛されるようになってきています。
もしRを乗りたいってなら、今でこそ33Rはベストチョイスなクルマかもしれない?
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
ホットウィールの国産車事情がますます色濃くなってきてます、
22Bインプの登場が確定して、しかもその造型も結構拘ってる感じで、
コレその内ランエボ投入したりするケースも考えられそう?
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。