こんにちは、ぶちょうです。
今日は久しぶりにアオシマのオプション ミニカーコレクションから、
C-WESTフルエアロ装備のランエボⅨをインプレしようと思います。
早速モデルを見てみましょう。
フルエアロのランエボというモデルも何だかんだ貴重な存在。CT型エボのボディフォルムを巧みに再現してあります。
当時数百円単位だったアオシマのモデルは現在車種を問わず、いまや2000円ほどで取り扱われているケースがかなり増えてきました。中古品でその値段を見た時軽くビビったのはまだ記憶に新しい。
飽くまでも食玩ゆえ仕方ないですが、車高は高めな印象。フロントバンパーがもうちょい厚みあったらまた見映えも変わったかも。
しかしながらカナード表現、GTウイングの翼端板にもステッカーのプリント付き、細かいところまで目をかけて成型されている事がポイント。
テールランプの内ブレーキランプはクリアパーツの表面に貼付する形で表現。マフラーはスポーツタイプの物が採用され出口の穴抜けも中々ヨシ。
なおモデルで採用されたGTウイングはステーをセンター寄りに設定したタイプ。CTエボはGTウイングとの組み合わせが非常に似合います。
エボⅨのボディラインを上手くまとめたC-WESTフロントバンパーを再現。C-WESTバンパーの特徴でもあるグリルと一体成型のエアクリーナー用スクープ、コチラも怠ることなくモデリングされているのがメリットです。
カナードも必要十分な範囲ながらそれと分かるレベルで造型されていますね。
シャーシ側から。プロペラシャフトにデフケース、マフラーへのメインパイプまで、中々細かく作り込まれている節を感じさせます。差し色はマフラーのエンドのみ。
タイヤのトレッド溝も彫られてあるのがイイですね。
装着ホイールは「アドバンレーシング TCⅡ」
ドアサイドにステッカー付いてるのが当時感あるチューンドカーってカンジでかっこいいんです。スポーティな5スポークデザインのTCⅡは需要の高いドレスアップホイールで、現在では進化型でTCⅢ、TC-4が用意されています。
ランサーの64スケールがだいぶモデル化されるようになってきた現在ですが、意外にもCT型エボってこのエボⅨやCM`sでラリーカーが出てたり、今でこそだいぶバリエーションの増えましたが、実はモデルになった機会が少ない背景を持つマシンでもあります。
ただ未だ特定のメーカーエアロに特化したモデルはいいとこVOLTEXやラリーアートくらいで、このエボIXみたくC-WESTフルエアロと言った仕様でのリリースは未だ見られず。こういう社外エアロのバリエーション幅が増えてくれるといいですね。
今日の実車話を少し。。
第3世代にあたるCT型ランサーエボリューション、その最終形に位置付けるマシンがランエボⅨとなります。
エボⅦからスタートしたCT型エボの最終形だけあって、これまでずっと採用され続けた4G63ユニットも最高のスペックが用意。エボⅨの4G63にはバルブリフト機構「MIVEC」が装備され、ただでさえ強力なユニットの4G63に更なるアップグレード。
低回転域での抜群のレスポンスに加え、高回転でも効率よく伸びる、理想的なエンジンユニットとして完成形に相応しい仕上がりが成されたのでした。
ところでエボⅨにはちょっとマイナーな新グレードが存在します。「GT」と称されたグレードがそれで、競技グレードのRSに付く装備をメインに快適装備類を追加した、大雑把に言えばGSRとRSの中間的ポジションを担うグレード。
実はイギリスでは過去にUKラリーアートから同じ様なグレードが製作されましたが、こと日本においては結局エボⅨを以てようやく公に登場したものとなりました。
エボⅨから派生した車種にも注目してみることにしましょう。通称エボワゴンと呼称された「ランサーエボリューション ワゴン」。ランエボ初のステーションワゴンタイプが用意されたのもエボⅨ世代におけるもう一つの特徴と言えるでしょう。
エボワゴンでは5速オートマ仕様の「GT-A」がエボⅦから継承され、荷物も積めてしかも走行性能も逸品級のハイスペックマシン。MTミッションのグレードにはMIVEC付4G63が搭載され、より高次元の走りを物としています。
それらの時を経てランエボXが登場し、3世代エボ、そして共に進化の道を歩み続けた4G63にその旅路の終わりを告げられます。
ランサーエボリューションというマシンの一つの完成した姿、エボIX。その人気は今なお全く衰えを見せないものを誇っています。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。












