とある部長のミニカービガク

ミニカーの魅力をのんびり気ままに書き連ねるブログ

【モデルインプレッション】Tarmac Works 1/64 Mistubishi Lancer Evolution V GSR(Yellow)

Sponsored Link

どうもこんにちは! ぶちょうです。

昨日のエボⅤラリーカーに続き、

こないだ販売されたばかりの市販仕様エボⅤをインプレしていきます。

 

市販エボⅤの販売が64スケールで登場したことは実質で、

ランエボ系が好きな人にとっては正に長年待ちわびた光景となります(自分もそう)。

 

前触れはこの辺で、それではインプレを始めていきます。

 まずは外箱3面図からf:id:WRCevotrmc:20180920003141j:plain

f:id:WRCevotrmc:20180920003142j:plain

f:id:WRCevotrmc:20180920003143j:plain

市販仕様ゆえか外箱デザインは初期のコンテナデザインに戻ってます。f:id:WRCevotrmc:20180920003144j:plain

台座もマシン名だけが書いてあるシンプルな内容。

f:id:WRCevotrmc:20180920003145j:plain

それではモデルの方を見ていきましょう。

まず目立った変更点はフォグランプがクリアパーツで表現されたこと。

競技で用いられるエボは大抵フォグを廃し代わりにフォグカバーが装着されており

その事からもGSRのグレードを意識した造りを見事表現してくれています。

この出来栄えで2808円なら十分なクオリティですね。f:id:WRCevotrmc:20180920003146j:plain

ちょっとホイールのスポークが大きめな様子ですが、

純正のO.Zホイールも中々の再現力と言って良いでしょう。

そしてダンデライオンイエローがまた眩しく明るい。

ランサーエボリューション代名詞カラーの一つですね。f:id:WRCevotrmc:20180920003147j:plain

市販仕様という事で注目したいのはテールランプの形状。

完全再現ならばリヤガーニッシュ(ひし形のトコロ)上部がバックランプから

繋がっているような見え方になっているんですが、当モデルでは

ラリー仕様のテールが流用されてて、うーんちょっと残念って感じです。

この時点でも表現力は十分に高いのは明らかなんですが、

せっかくだからテールランプも再現してくれたらと思った次第でした。

f:id:WRCevotrmc:20180920003148j:plain

フォグランプが加わり更にクオリティ&イカつさが増したエボⅤGSR。

ライトが細っぽいのは前回のラリーカーに引き続きというところですf:id:WRCevotrmc:20180920003154j:plain

(ちょっと見えにくくてゴメンナサイ)

このモデルの面白いところは、リヤシートを始め内装が再設計されているのです。

エボⅩアドバン仕様ラリーカーが市販シートのままって事もあったし、

その辺りは彼らも改善の意識を向かわせているのでしょう。

f:id:WRCevotrmc:20180920003155j:plain

コチラも裏側は配管のモールド表現が多少細かく作られてます。

マフラーも市販モデルのおかげでちゃんとマッチしてますね

f:id:WRCevotrmc:20180920003149j:plain

スポーク間の隙間までを再現することはさすがに難しかったようです。

余談ですがエボVのホイールってGSRは初めからアルミホイールの設定だし、

コレ自体をペイントしただけでも全然カッコがつく事がウレシイですね。

エボⅤの中古車、それもこのホイールを黒で塗装したマシンを見に行った事があり、

言うまでも無いカッコよさを誇っていました。 ・・・買っちゃえばよかった?wf:id:WRCevotrmc:20180920003153j:plain

ランサーエボリューションはこのVから3ナンバー規格のボディとなりました。

1770mmまで拡大されたワイドな車幅は、より大きいサイズのタイヤ装着を始めとした

ポテンシャル向上へ繋げるために選ばれたチョイスでした。

f:id:WRCevotrmc:20180920003152j:plain

 (ブレンボのステッカーもちゃんと付いてる!)

エンジンこそ280馬力、既に日本の自主規制馬力に達していたため、

数値上のパワーアップこそトルク数値がちょっと増えた事くらいではありますが、

しかし更に進化を遂げたランエボの戦闘力は格段に向上、

ただでさえGT-Rといった生粋のスポーツカーたちに警笛を

鳴らしたエボⅣの更に上を行く、最速級のスポーツセダンとして頭角を現します。

f:id:WRCevotrmc:20180920003158j:plain

三菱ではAYCと呼ばれる電子制御の駆動コントロールシステムがあります。

ハンドル角やスピードといった走行状態をセンサーで検知、

そこから最適な後輪左右の駆動力を制御旋回力をアップさせるというもので、

ランエボに搭載されたのはエボⅣからになります。しかし本来は走りの為というより、

曲がりにくい4駆をスムーズに曲げるために用意されたシステムがAYCでした。

その後スポーツ走行にもコレを活かされる流れが徐々に進行し、ついには

デジタルにマシンを旋回させる強力なサポートツールを完全に手中に置くのです。

f:id:WRCevotrmc:20180920003204j:plainしかし当時のチューニングの世界においてAYCは難解のシステムでした。

それまで機械デフを装着して戦ったいわばアナログ系チューンドマシンに対し、

デジタルな装備を活かしたチューンステップは誰も構築した事が無かったがために

事実上ノウハウの無い一から状態でマシンを仕上げていく必要がありました。

走るステージによってはやっぱ機械式の方が速いなんてハナシもあって、

AYCを外しコチラに替えるのが定石というコトもしばしばあったそうです。

これはAYCが故障もよく起こった事が拍車をかけていたとも思われます。

f:id:WRCevotrmc:20180920003157j:plain

WRCではドライバーズ・メーカータイトル両方獲得

はたまたオンロードでもS耐で多くの白星を築いた輝かしい実績をもったエボⅤには、

正に向かうところ敵なしというべきマシンと言っても過言ではありません。

程なくしてエボⅥへアップグレードされ、

Ⅴからまた更に速くなっていくエボリューションは

正に三菱の作り上げた至高のマシンです。 ランエボやっぱカッコいいですね。

このミニカーと関連のありそうな記事はコチラ↓

f:id:WRCevotrmc:20180920003201j:plain

今日のインプレは以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ところで今後TARMACはチューンド仕様のエボⅤを展開してきたり、

まだまだⅤを作ってくれるみたいで更に期待がかかります!

エボⅩみたく市販仕様もカラーバリエーションを用意してくれたりすると

もっと嬉しいですね。(主に筆者がw)

 

次回のインプレも読んで頂けるとうれしいです。

 

それでは、また。