とある部長のミニカービガク

ミニカーの魅力をのんびり気ままに書き連ねるブログ

【ジオラマレビュー】 TOMICARAMA Vintage 12a 大黒パーキングエリア マットA

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ぶちょうです。

トミカラマヴィンテージから大黒PAのジオラママットが登場です。

外箱はこちら。

この中にマット本体が袋に入っており、大黒PAの背景のほか、

マットの上に置く情景パーツと限定ミニカー「S14シルビアQ‘s(赤)」が付属しています。

定価はでっかく、税込み12100円(!)。

袋からマットを取り出したところ。段ボール紙で巻きがほどけないように固定されています。

マット表面はザラザラした感触。裏面は床に置くとかなりグリップします。

にしてもこの巻かれ方・・・・イヤな予感がする

 

 

実際に広げると

世界でも超人気を誇るカーカルチャースポット、大黒パーキングエリアを再現したマップが姿を現す。サイズにして400mm×600mmとかなり大きなマット。

首都高とのタッグというこれ以上望むものが無いガチもガチなコンビネーションで風景の再現度はもはや言わずもがな。

付属品のパーツはマットのデザインにぴったり当てはまるようになっておりそれぞれの箇所にポコっと置いとくだけ。一応マット本体だけでも雰囲気は十分ありますが、付属品もあった方が立体感は断然に違います。

付属品の中にはマットBとのつなぎ目にもなり、そして現実ではシャコタンの天敵?な段差パーツも。

背景シートやガードレールも使ってフルセットで置いてみるとこれだけでもイイ画になってくれる事違いなしな予感をさせてくれます。

ところがこの手のマットでついて回る巻き癖の問題も。側面の駐車スペースのところがえらく跳ね上がってシワまでついてしまっています。このあと筆者はアイロン(くれぐれもやる際は自己責任)で強引に巻き癖を直せないかやってみたけど・・・あまり上手くいかなかったもよう。

ホビーショーの頃から精力的にプロモーションされていた製品ですけど、実際には展示品通りのピッシリしたマットで遊ぶ事は正直のところ難しい・・・・大黒PAマットBも同時発売ですが、当然巻き癖の問題はそっちにもあり、多分どの個体であってもこれは避けようが無いと思われます・・・

ゆえに筆者としても新しい撮影スポットにと期待をかけてた分これは非常に残念に思いました。

この点Mini GTが数年前に出してたPAマットって面積はかさばるけど平らな状態で売ってて最初からフルにアイテムパワーを活かせたメチャクチャ便利な物だったんだなと。

 

 

シャッターの先に見るは、現実の大黒かの如く

気を取り直して実際にミニカーを置いてみましょう・・・・何かしら置くだけで眼前に広がるは現実で目にする大黒PAの姿そのものかのよう。このリアリティはさすがの首都高とのガチコラボあってのものと言ったところでしょうか。

今回少しだけしか置いて無いですけど、一般車をちらほら混ぜて置けばヤバいリアルな風景を作れるのは間違いないでしょう。

あえて背景抜きにして照明だけにすればカスタムカーが集う夜の風景にも。

敢えて縦で撮ってみたり・・・

本線合流で右折待ち中のとか・・・考えただけで応用の幅は無限大。マット1枚でもやれることがとにかく多いのは他ならぬ魅力と言っても過言ではありません。

 

 

 

値段と品質面を越えた先にあるもの

首都高とのコラボというついに来たかの最強タッグ誕生もあり、物自体の再現度はピカイチ。しかしマットの巻き癖とそれでついたシワつきでプロモーションと同じようには行かない事、定価12100円といくら限定ミニカーとかもあるからと言っても重たいコストであることには変わりないと、のしかかってくるネックの大きさもまた然り。

特に品質の問題が無ければ、コストさえクリア出来るなら間違いなく買いなアイテムに挙げたかったところでしたが、実際のところそう無条件にイエスと首を縦に振るわけにはいかない・・・ってのが筆者個人の感想でした。

どうしてもコレが良い、それでもと押し通せるかが購入のポイントと言えそうです。ひとたび手に取れば、圧巻の空気感がそこに待ち受けている事に違いは無いですから。

 
 

近いうちマットB、合体させた記事もアップ予定です。

ジオラマ関係の記事はここから

 

それでは、また。