マジョレット・プライムモデル(ヒストリックカーエディション4)からエスコートRS MKIIのインプレ。
見るからに小気味よくカッ飛びそうなスタイルがカッコいい

2代目にあたるエスコートMKII RSもマジョレットではこれが恐らくニューキャスト。ここに来て旧型ラリーカーがまた一つラインアップに加わったというわけですが、この小柄なFRマシンという雰囲気作りが予想以上にイイ出来をもたらしています。
シリーズ内だと専ら190エボIIに人気が集中してると思われますが、このエスコートはいわばダークホースかの存在でさえあるかもしれない。

ホワイトのボディにブルー3色で構成されたストライプのシンプルなリバリー。元ネタはハンヌ・ミッコラが乗ってた仕様(ゲームだとWRC9とかのDLCマシンでそれっぽいのが)っぽそう。
フェンダーの膨れ具合は塗装との相性もあってか横からだと控えめに感じますが、造型自体はちゃんと施され、小柄マシンだからこそ一層際立つダイナミックなシルエットも有しています。ホイールは5スポーク白ホイールでスポーティ。

小型のトランクスポイラーを一体成型し、フロントのコーナーバンパー、リアのバンパーバーはわざわざ別パーツを取り付けているゴージャスな造り。ヘッドライトのクリアパーツも他のマジョレット製ミニカーの例に漏れず採用され、これがゆえの高いクオリティと言っても良いかもしれません。
ボンネットなどにはサイドと同じ柄の印刷、テールランプは赤塗装。

シャシ側から。

内装の拘りもかなりのもの。ロールバーをはじめ、簡素かつ所狭しと並べられたスイッチなどを再現したとされるインテリア。ステアリングの形状再現も細かく、この内装クオリティを前に筆者は思わず感心するほかありませんでした。

パッケージはこちら。
通常価格は880円(税込)。
コンパクトな感じの伝わりと拘りのディテールを添えて

70年代に轟き渡った、エスコートという名。小ぶりでアグレッシブな、レジェンダリーラリーマシンが子供向けミニカーながら拘り抜かれたクオリティでリリースされました。このトータルの出来は満足度が高く、筆者個人としては今回のシリーズでイチオシの一品でもあると思っています。

今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、また。