こんばんは、ぶちょうです。
INNOからフルノーマルの33Rが登場しました。
美しいミッドナイトパープルの色彩と共にそれは佇む
32Zに180SX、33Rといったクルマなどに彩られたその色の名はミッドナイトパープル。その後も限定色としてGT-Rのボディカラーに度々顔を見せ、90年代の日産を象徴するそれを今なお色濃く残す一時代を創り上げたと言ってもよいそんなボディカラーをまとった33RがINNOから登場しました。
今回の見どころはそのミッドナイトパープル(以下MNP)の色あいも勿論のこと、フルノーマル仕様でモデリングされている事に魅力があり、ネタ自体は定番性があれどこうして今なりのクオリティでマシンの造りを拝めるのはありがたいものです。それこそ元の出来が水準高く作られたメーカーからのものとあれば尚更ね・・・
タイヤとフェンダー内の隙間が少なくノーマルと言うには何となく車高はやや低め?もっともプロポーション上で言えばカッコはついてるのでアリですけども。
クッキリとフレークが散りばめられたパープル色のカラーリングは、照明のあるなし関わらず明るく見える色あいに調整され、うっすら見える紫というよかはっきりパープルを主張した印象があります。
ウィンドウモール表現の他ドアハンドルなどのモールド、赤いGTエンブレムなどが再現されたサイドビュー。
GT-Rならではの特徴的なリアビューを演出する丸目4灯のブレーキランプ。別パーツを用いたこれらテールランプと塗分けでウインカーとバック&リヤフォグランプを表現したパッケージで展開され、塗分け部分にもフレークを織り交ぜた内容となっています。また純正マフラーや、見えにくいですがリアウイングのハイマウントストップも別途塗分け、ここだけ見てても情報量の多さにつくづく思い知らされてしまいます。
ちょこっとプリントされたV-Specのエンブレムもそうですが、GT-Rエンブレムについてはわざわざエッチングパーツを用いた本格ぶり。その立体感は単なる印刷では表現し得ないものがあり、目を離せないディティールを誇ります。
フロントグリル内にもエンブレムのエッチングパーツを採用した、前後どちらにも妥協なき細かな造りを見せるINNO製33R。リップのダクト形状からして後期バンパー装備になるでしょうか、ダクト間の仕切りも成型されています。
なおヘッドライトのインナーにあたる部分がライトカバー表面に表現されていますが、ディティールアップとしてはマルな一方ちょっと歪んでると一気に目つきが崩れる諸刃な要素も。
いざ入手する際には、ここは注意深く見ておくと少し安心出来るかもしれません。
シャシ側では排気管関係が彩色済み。
純正ホイールも非常にシャープ。Bremboロゴの印字付きブレーキキャリパーと揃ってボディに一歩も引けを取らないディティールは一見の価値アリ。スポーク間のキレイなクリアランスの取り方が、その確かなクオリティに繋がっているのです。
そこに追い打ちをかけるダッシュボード再現も見逃せません。純正ステアと共にメーターを装備し、内外見えるところこのクオリティが繰り出される―――
・・・ヤバいですねコレ
パッケージはコチラ。
通常価格は3960円(税込)。
内外造り込まれた33R、それはただ愚直に美しかった
ボディカラーから始まり外観に内装・・・全てを高次元でまとめてあるがこそ成し得る美しさに、今更ここで言葉を足す必要はもはや無いでしょう。
最近のINNOもさすがに値段が4000円を迎えようとするところ、しかし今までがむしろコストオーバーなほどに造りこまれていたまであるだろうそのクオリティは多少値段が上がれど変わらぬ高い満足度を生み出し、そこには例えばブレーキ関係の部品やメーター表現が他メーカーでは段々ケチられているのに対しINNOは当初からの造りをさほど変えず今まで来ているところからも一理繋がっているのかもしれません。
400Rやマインズ仕様も来た今、次はやっぱりN1?
まだまだ楽しみが広がって仕方ない1台です。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。