こんにちは、ぶちょうです。
INNO発のニスモ400Rをインプレしてみます。
ふんだんに専用装備を加えたワークスチューンド再現
フルノーマルにチューニングカーとINNO製33Rのラインアップも着々と増加してきました。今回はその中からニスモのコンプリートカーである400Rということで、やはり400Rと言ったらまず真っ黄色のカラー。言わずもがな目を惹かないわけが無いボディ色ですが、今回のモデルだと実際の色より黄色みが強めな印象があります。
また当の全体像も33Rをベースにバランスよくワイドに仕上げた造りは400Rの特徴を捉えたものとなっていると思われます。
ニスモエアロが全体に盛り込まれ更にオーバーフェンダー装備でノーマル以上にワイドになったボディ。フェンダーアーチの盛り上がり方の迫力も十分、400Rサイドストライプもピッシリと。ボディ色との都合上各部のモールドは浅めになりがちですが、エアロの形はそれなりに鮮明。リヤウイングのカーボンフラップも再現としています。
ニスモのカーボンピラーガーニッシュまで。
テールランプの別パーツ化はもはやスタンダードとして、ハイマウントや400Rエンブレムをプリント。中央の日産エンブレムはエッチング採用の造り込みの他、マフラーも開口部分を更に塗分けして抜けを表現。
とここまでは良かったんですが、あいにく筆者がゲットした個体では右テールランプ周りの塗装に難ありなものを掴んでしまい、見た目がかなり悪くなってしまっているのが残念。特に明るい色なために遠目でも余裕で分かる目立ちぶりで、楽しみにしてた品だけに余計ショック、コレさえ無ければ大きく気になるとこは無かったんだけど・・・
気を取り直してフロント側を。とにかくダクト化した箇所が多いですが、大半は多少窪みを設けた中に彩色で立体感を出しているなか、ナンバー脇のダクトはプリント表現。今回の400Rもインナー色はライトカバー表面に再現されてるようで、こちらはこれといったズレも無く純然たる高ディティールを会得しています。
しかしそのディティールにブレーキがかかる事はありません。肉眼で見るには相当ハードですがグリル中央のエンブレムバッジは400Rエンブレムがわざわざエッチングで再現されており、こういう造り込みをやってくるのはさすがINNOだと思わせるのと共に、またコレを越えるものもそうそう現れない・・・はず
シャシは排気系の塗分け入り。
ニスモホイールのLM-GT1。リム周りにセンターキャップの彩色まで細かな仕上がりを見せる一方、スポークそれ自体のデザインは実際のLM-GT1より細身で何となくサイズも小さめと、濁しの入った印象でトータルでは一長一短と言ったところでしょうか。
後発のバリエーションだと修正されてるらしいんですけどどうなんでしょう?
なおホイールの奥にはブレーキ関係の部品は例に漏れず着けられています。
今やINNOの製品を手に取った時の楽しみの一つ、それがインテリア。そんなインテリアにはメーターデカールが着いているんですが、ノーマルのと違ってちゃんと400R用のと思われる専用デザインを再現しているのがまぁヤバいですよね。w
京商の400Rと並べてみたり。ボディのワイドなところやそもそもの佇まい、マフラーやヘッドライトを筆頭とするディティールはその違いがよく分かるかと思われます。
外箱はこちら。
通常価格は3960円(税込)。
それは純然たるクオリティを見せるもの
今回は品質に難ある個体に当たりましたがそれを抜きにして言うとすれば、順当なまでに現在の64スケールで展開されるクオリティを直球で表現した1台と言えるでしょう。
他のRと同じく33Rのバリエーションも次々出てきているので、そのうちN1仕様とかもリリースされるってコトもあるんですかね?
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。