こんばんは、ぶちょうです。
INNOから発売されたシエラRS500コスワースをインプレです。
その衝撃的なルックスは、やはり64スケールでも目を惹くのだった
欧州フォードで生み出された、そもそもはごく普通の自動車ってなりをしていたクルマがグループAに向けたガチ装備を手にした瞬間、それはまさしく一変という言葉を体現したマシンへ生まれ変わったのがシエラRSコスワース。RS500は限定生産のもと更なる熟成マシンとして生まれ、今回はコレをモデル化。
何よりも目を惹くRS以上にダイナミックな設定のエアロは強烈なインパクトを生み出し、INNOはそのデザインを巧みに再現。もちろん持ち前のディティールも健在。
ボディ色上パネルのモールドは浅めですが、ドアハンドルやキーシリンダー、モール部分などの塗分けでこれをカバー。膨らんだフェンダーアーチやサイドスカート、ホエールテールとも称される巨大なリアスポイラーは迫力バツグン、RS500で追加されたリップもキチンと再現したその姿は、速さと勝利を追求した表れ――
リアエンドに向かって続きセンターステーを構えるリアスポイラーに加えトランクリップも追加とより戦闘的なエクステリアを一望でき、これこそがRS500が持ちし姿。
シエラの名称などはプリントですが、フォードエンブレムはエッチングパーツをボディ前後に採用。この他には塗分け込みのテールパーツと彩色済みマフラーがポイント。
フロント側も決して負けておらず。ヘッドライト内部の造り込みに力の入った様子が見られ、ウインカー廻りも別パーツ化。各部に設けられた通風口や小ぶりなアンダースポイラー、盛り込まれた数多くの装備がグループAを戦うために生まれたものだと改めて感心させられるデザインであり、それは同時に無骨さも残していく・・・
ボンネットダクトの上から彩色を重ねて立体的な表現を施されています。
シャシから。
肝心なことを忘れてはいけません。シエラRS500コスワースの純正ホイールのクオリティは屈指のレベルを誇る精度を見せ、ある意味INNOの真骨頂を体現したかのようなものさえ感じさせます。これひとつだけでも、シエラを手にするに十分な材料と言っても決して過言ではないはず。ちなみに給油口は印刷で。
基本的にグレーでまとめられた内装の中から目立つチェック柄のレカロ製シート。
それだけでなくメーター再現が行われているのもINNO毎回の楽しみのひとつ。
外箱はこちら。
通常価格は2970円(税込)。
付属ホイールも繊細な造りをしたクオリティです。
並々ならぬディティールを織り交ぜた高クオリティを嗜む
ハイレベルで全体を構成したクオリティを有したシエラRS500コスワースを手にするなら今回のINNO製シエラは相性ピッタリ。今の時代ではまず見られない無骨なスタイリングを内外両方でしっかり造り込まれており、それは同コスト帯の価格設定でリリースされている製品に追随を与えないかの如く。
ツーリング仕様もカッコいいけど、ロードカー仕様もぜひオススメな1台です。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。