こんばんは、ぶちょうです。
今日はINNOより発売のZ32型フェアレディZをインプレです。
イベント限定品が初モデル。INNO製Z32はどう映る
イベント限定品であり、そしてINNOから完全新規で登場したおニューの製品にZ32世代のフェアレディZが登場。ミッドナイトパープルII（34R限定生産カラー、以下MNPII）をあしらった従来のミッドナイトパープルとは一風変わった質感、見る角度によって色が変わる、いわばマジョーラカラーとも言われるタイプのボディカラーで限定品らしいスペシャル感漂う1台となっていますが、まずそれ以前に精密スケールだとこれまた登場機会の少なかったZ32を取り入れて来た姿勢にまずは高評価です。
なおモチーフになったグレードは給油口の位置や後部座席がある事から2by2、これにTバールーフを装備した仕様。
ボディカラーだけでも十分魅力がありますが、肝心の造型についても常に高水準の出来を作り続けて来たINNOの手腕それが存分に光ったものと言えるでしょう。各部のモールドを始め、32Zのワイド＆ローなデザイン、ビミョーに間延びしたリアエンドで2by2のシルエットを意識したマシンの風貌を良く捉えた仕上がりが成されており、更には社外ホイール装備でMNPIIとの兼ね合いも相まったカスタムカー溢れる演出。
しかもそのチョイスも一々センスが高いもんでして。カッコいい要素だらけ。ｗ
この32Zに確固たる品質をもたらしているのはリアガーニッシュの造りなどからもイージーに想像がつくものと思われます。各ランプの表現がキメ細かく作られた仕上がりは、いよいよ以て64スケールのディティールをまた一段と引き上げたと思わせるような質感で、ガーニッシュのクオリティひとつで強烈なパンチを誇ります。
ちなみにマフラーは純正タイプを彩色済みで装着。
なおウイングは形状からするに初期型、そのうち「2型」をベースにしたと思われるカンジですが、サイズはボディから対するとやや大きめに見える？ハイマウントストップランプが備えられている事からターボモデル準拠になっている点も注目。
ただゲットした個体ではガーニッシュ右下に接着痕がついていたのが唯一いただけなかったところ。これが無ければパーフェクトでした。
ヘッドライト造型もシャープに造り込まれています。思わず惚れ惚れしてしまう透明感とその内部に仕込まれたランプ類の詳細な塗分けとディティールはとにかくリアル。
いっぽうフォグランプやコーナーランプはプリントと塗分けを使った仕上がり。
シャシでは配管類の塗分けが主体。
装備ホイールはBBS LMと思われるホイール。ガンメタ塗装のスポークでスポーティな足回りに。32RもそうですがZもLMホイールがマジで似合いますよね。
よく見るとセンターキャップにはZの印字も。こういうトコも細かいのがINNO。
Tバールーフ越しからインテリアを眺める事も。
またリアガラスには熱線表現と共に、この手のスケールでは省かれがちなリアワイパーを独立した部品で組み込まれており立体感をUP。わざわざ別パーツを用意している事からも活き込みが窺えてくるような。
そんでもってINNOと言ったら見逃せないメーターパネルの再現。細かい箇所ですが、こういうのが見れるとやっぱりテンション上がります。
外箱はこちら。今回は付属品がありません。
通常価格は4290円（税込）と、通常品よりもちょい高な価格設定。
貴重な手のひらサイズの精密Z32。オシャレな仕様でカッコよさも一塩
コスト削減でクオリティの引き下げが行われつつある昨今の情勢下でありながら、INNOというメーカーでは依然として内外変わらない高いクオリティ。Z32という車種で詳細なディティールに拘ったミニカーそれ自体も珍しく、近いうち純正色のバリエーションも出る予定である事から今後の期待値も楽しみな1台ですね。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。
