こんばんは、ぶちょうです。
IG64からRE雨宮FC3Sが登場しました。さっそく見てみましょう。
スタイリッシュな雨宮フルチューンをついに64スケールで
RE雨宮FDを初期にリリースしていたIGから、今度は風林火山FCがリリースされました。雨宮フルエアロで武装されたスタイリッシュなルックスに加え、FCのチューンドモデルをミニカー化する試み、2つの意味で物珍しさ光る1台です。IGだけに当然造型の出来栄えは水準高く、チューニングカー然とした雰囲気造りを意識した仕上がり。
にしてもこのFC、そもそもは故人・山路慎一選手が解体から5万で引っ張ってきたところから造られたチューンドカーっていうのがスゴい。。。
筑波最速というコンセプトの基RE雨宮とのペアで誕生した風林火山FC。スピードよりも曲がりに重きを置かれたエアロ構成は大型のGTウイングやカナード、そしてリヤディフューザーなどがそれを物語っており、当モデルはそれらを余すことなく再現。ウイングステーがフラップごと一体成型のため実車より骨太な見え方で、強いて言えばステーだけでも塗分けが欲しかったところ。
出来る限り低く収められた車高とステッカーでチューニングカーしててよき。
リヤコンビランプはもちろん別パーツ。配色はブレーキ、ウインカーレンズを主体に、ボディの端から端まで伝うデザインで存在感を持つ一方で、雨宮製ドルフィンマフラーはエンドのみ塗装という仕上がり。ちょうど33Rと同時期に出てたマシンで、こちらもやはりその影響は細かなディティールに現れています。
それはステッカー関係にも言える事で、風林火山ステッカーなどは着いておらず、サイドと比べると寂しくも感じます。
雨宮のフルカウルプロにカナードを装備、パンスピードのフェンダーを付けたフロントビューは、元がスリムなFCのボディをパワフルに主張。ダクト類も大半が部分的にくり抜かれており、モールドは浅いけどボンネットのダクトも。
ただしフロントも一部メーカーステッカーは未再現で、実際のマシンよりシンプルな見た目となっています。
リトラクタブルライトを固定化したスリークライト。運転席側のみエアダクト化を施した非対称のライトデザインも再現されています。
彩色こそ無いもののロールバーや燃料のコレクタータンクと思われるパーツもちゃんと装備。でもバケットシートくらいは色があってほしかった(赤バケだったし余計に)。
シャシ側はモールドこそ多少入ってますが塗分けはナシ。
NT03ホイールを装備。実車ではガンメタ(限定カラーらしい)なのがコチラではブラックとなっており、スポーク間のブレースリングも表現。しかし33Rと同じくFCもブレーキパーツがリストラされたがために、アッサリしたクオリティに甘んじているところは否めません。
ブレーキくらいは復活してくんないかなぁ
外箱もちょっとスペシャル。値段もフツーよりちょい高いけど。
通常価格は4840円(税込)。
REチューンと言えばこの人。雨宮勇美氏のメタルフィギュア付き。
やっぱりRE車と並べなきゃネ!
中々お目にかかれないFC雨宮チューンドを味わえる貴重な一台
細かなディティールが軒並み撤廃されて、それ以前に出たモデルと比べると一抹の興奮は鳴りを潜めてしまいますが、そもそもFCチューンドを64スケールでついに手に出来るようになった点は計り知れない魅力を持っており、そこがまたIgnition Modelの強みとも。
とことん雨宮エアロを堪能するにピッタリな1台です。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。