こんばんは、ぶちょうです。
今日はBM Creations発売のスズキカプチーノをインプレしてみましょう。
圧巻の小ぶりさ健在。 ただしフロントバンパーが
当初の試作段階から妙にフロントバンパーだけ出っ張った形で、コレといった改善も無いままリリースとなったBMクリエーションズのカプチーノ。しかし軽オープンカーたらしめる圧倒的コンパクトなデザインはやっぱりミニカーでも健在。外箱から見える本体を覗いた時点で他車とは歴然の小ささを感じる事でしょう。
また今回筆者は国産車だしと右ハンドルを選びましたが、左ハンドルもラインアップされている為、ダリハンカプチーノという風変わりな組み合わせを作る事も。
サイドから見ると明らかに前バンパーだけ出っ張り方が違うのが分かります。逆にそれ以外の箇所は特段気になる部分はそんなには無く、フェンダー後方のエアアウトレットやボディの筋がけっこー深く入ってるカンジ。また車高は純正時点でコレ。車高調カスタム無しでこれなんで付属の社外ホイール噛ます以外はほとんど分解する必要が無いまであります。
テールランプとバックランプを別パーツ化。・・・なんですが右テールのレンズがえらく接着剤のハミ出しみたいのがあって、部品の収まるスペースにベッタリ行っちゃってるがばかりに左右とで彫りの質感が違っちゃってるのがいただけません。レンズパーツ自体は別段悪いどころかむしろちゃんとした成型になっている分この質感に甘んじてしまったのはちょっと勿体ないように思われます。
なお純正マフラーとドアミラーの鏡面には彩色付き。
国産のカプチーノが装備するウインカーは丸々オレンジ色なんですが、このカプチーノでは一部分がクリア化。なんでもコレUK輸出仕様ウインカーだそうで、これが再現されている点はこれまで出たカプチーノのモデルの中でも非常に珍しい装備と思われます。
これを見た上で思うこととすれば、そういやリヤフォグ無かったよなとふと思うところですが、とすると国産ベースでUKウインカーに変えてある仕様ってイメージ?
BM Creationsのインテークにはメッシュパーツが別途に入っているのも強力。これがもたらすリアリティは同クラス帯のメーカーではそうそういません。
シャシはこちら。
前期型と称されるEA11R型の純正ホイールが装備。ひっそりと奥にブレーキパーツも。
前期ベースってことはこの赤カラーもコルドバレッド準拠ってとこ?
社外ホイールも着けてみました・・・がリア側のタイヤがえらく片浮きして何度組み直しても自力で直せなかったんでギブアップ。
問題無い個体もあるはずなんですが、ただでさえ車高調整してもほぼ差が無ければ、増してホイールもイマイチ着きにくいとなると、カプチーノの場合マジにわざわざ組み替えする必要がそんなに無いという・・・良いカンジに時代なホイールデザインを採用してただけに残念です。
純正ホイに戻してここからはギミックらへんを。
切れ角ギミックですが、分解すると分かるんですけど部品の造りが従来の製品とやや異なっており、ボディサイズもあって可動範囲はほとんどありません。
一応曲げる事も出来ますが、だとしてもゴリ押しでやるようなもんなんでニュートラル状態で飾ること前提くらいの認識に留めておくと良さそうです。
内装はメーター再現はもちろんカプチーノのロゴ再現も。オープンカーだからインテリアの出来も好きなだけ眺めれます。
そしてカプチーノ最大の特徴とも言える4ウェイルーフ。このうち当モデルではハードトップ・タルガトップ・フルオープンの3タイプを組み替えで再現できるようになっており、切れ角ギミックは鳴りを潜めたものの別の部分で現実のカプチーノが持つ魅力をミニカーでも強調する事でギミック面の不足をカバー。それどころかマシン固有の良さを更に引き出していて良いですね。
タルガトップにしてみたり。こういう楽しみ方はBM Creationsの大きな強み。
外箱はこちら。メチャちっちゃいです。
通常価格は2200円(税込)。
一長一短なプレイアブル性だが決して薄れることのないそのユニーク
従来のギミックを軒並み退かせトップの形状変更というギミックに重点を置き固有の特色をモデルに与えたBM Creationsのカプチーノ。部分的な品質の改善は希望したいところですが、それでもコストパフォーマンスはそれなり優れながらトップ変更だけで色んなスタイルを1台で楽しむことが出来るのはこのカプチーノだけ。
この調子でビートやAZ-1も作って平成のABCトリオ復活とか・・・ある?
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
このミニカーと関連しているかもしれない記事はコチラ
それでは、また。