こんばんは、ぶちょうです。
今日はスパークの64スケールシリーズから新発売された、
91年ル・マンウィナー車の787Bをインプレです。
それではモデル見てみましょう。
世界的に見てもル・マンの世界で歴史あるウィナーマシンに挙げられる787B。
91年度ル・マン24時間を優勝で飾ったマシンがモデル化となりました。
基本的な造型はヨシ、特徴的なレナウンカラーが再現されていますが、
実車と比べると緑部分は色味が濃い印象も受けます。
64スケールというサイズ下における限界はありますが、車高はかなり低く設定。
フェンダーミラーは今回も柔らかい素材で成型されています。
サイドのダクトも穴抜けがしっかり施されている点もポイントです。
リヤ廻りはワイドトレッドのレースタイヤやディフューザーを眺められます。
シャーシとの一体成型につきブレーキランプなどレンズ系の配色はされていません。
わずかならカウル内の造りも再現されていることが分かります。
この手のプロトタイプカーのモデル化にあたって問題になりやすい、
ウイングステーの曲がりもあんまり目立たずイイですね(個体差もあるだろうけど)
フロントを見てみましょう。
大きなヘッドライトはカバーをクリアパーツとし、内部のレンズは彩色による再現。
透明感もそこそこ高くディティール面で目立つ箇所の一つと言えます。
デカールの精度についても小さなスポンサーステッカーまで高水準のまとまりよう。
ルーフを見てみると、リヤカウルの排熱口を始めとする多くのインテーク類の表現。
結構深くまで成型してあり立体感を引き出しているのはメリット。
一方で塗装の塗りはムラがあり、所によって粗さが目についてきます。
デカールも注意してないと簡単にはがれちゃったりするコトも。
レースカーのハデなカラーリング再現の為にも、塗装の仕上がりは改善希望ですね。
ホイールの形状は細かめに造られているように思います。
メッキリムではないため色あいはソリッドな感じとなっていますが、
フロントのホイールベーンなどのモールドは必要十分な立体性をキープ。
配色で一応フォローは入れてあるものの、しかしマフラー表現はかなりアッサリ。
パッケージ3面図と台座はコチラ。通常価格は1540円(税込)。
レナウンカラーに限らずこれまで多くのブランドで製造されてきた787B。
かつての京商ビーコレらと比べてみれば物足りなさを感じる部分もありましたが、
しかしMini GTに匹敵する手頃な価格設定やっぱ強いポイントと言えるでしょうし、
それどころか今の1500円クラスで見ればこの出来は頑張っている方かもしれません。
今後はこういうベタなマシンチョイスもイイですけど、
せっかくだしマイナーなル・マンカーのモデル化なんかも期待しちゃいたいところ。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。