こんにちは、ぶちょうです。
中々更新作業に向かえない合間に、
今月の新車がドッサリと入ってきました。
その一台目として今回は、INNO Modelからまさかの登場となった、
フィットRSのJUNオートチューンドモデルをインプレします。
まず外箱3面図から
香港限定のモデルとしてリリースされたJUNフィット。
限定品の為ちょい割高の3240円(税込)が通常価格となっております。
クルマの側面が外箱デザインとなっているのは、INNOの定例パターン。
今のところINNOは台座のアップグレードは行ってないようですね。
台座についてはTARMACが最近力を入れ始めてきてます。
それではモデルを見ていきます。
まさかのモデル化となった今回のフィット。
チューンドカーのためフロントスプリッターやサイドスカートが付き、
厚みが増したボディデザインとなっています。
ちっちゃくも程よくカクつきがあるボディラインの再現度も高め。
純正フィットと異なるエアロミラーが装着されていて、
これが流用で生み出されているモデルでは無い事を鮮明とします。
JUNオートのデジタルなサイドステッカーもしっかり用意されてます。
また、ルーフアンテナはゴム製で破損のリスクを大幅に軽減。
クリアパーツ化されたテールランプのほかワイパーも細めな成型となり、
SARD製ルーフスポイラーも装着されデモカーのスタイルをバッチリ表現。
エンブレム関連もエッチングパーツで装着されていてシャープな出来映えです。
そして何といっても注目すべきは、マフラーの塗装。
そうです、このモデルでは実車にも装着されたチタンカラーのマフラーを、
バッチリ塗装までも再現しているのです!
この手の彩色はこれまで個人のプチカスタムでやる事が大抵でしたが、
いよいよワークスがココに手を出してきたという事がこれで明白となってきました。
益々その凝りようをINNOはアピールしてきています。
ヘッドライトも当然クリアパーツ。
判別しにくいですが実はアイラインも装着されています。
グリルの配色やインテークのメッシュも彫り込まれており、
スプリッターにステッカーが貼ってあるのも良ポイントです。
また、内装もBRIDEのシートが装備され見えない部分の仕上がりもOK。
シャーシもマフラーへの配管を塗分けとしたほかフラットフロアの彫り込みも。
それとコレはあとで説明する項目になるんですが、
メインパイプは片方のマフラーにしか繋がっていないのが分かりますね。
これも実車をそのまま再現した箇所の一つで、
つくづく細かいところまで良く見ている事を実感させます。
10スポークの紺色・銀リムをしたホイールが装着、
もちろんその奥にはこれまでのINNOの例に漏れず、
ブレーキロータとキャリパーも付いています。
ただしホイールについては実車を見る限り、
もう少しスポークが細ければより高い再現度を誇った事でしょう。
(やっぱり今回のモデルもメーターパネルをデカールで再現してあります)
意外も意外といったモデル化だったフィットRS。
こういった精密なミニカーでハッチバック系の車両が出ることは結構レアで、
ホント良くモデルにしてくれたなと思います。
内外ともに高い次元で製作してくれるINNO、より攻勢を増しています。
それでは今日の実車話を。。
「スーパーレモンフィット RS」と名付けられたデモカーが、JUNオートから誕生。
NAエンジンをメカチューンで武装したチューンドカーとして、
2017年のオートサロンにてお披露目となりました。
チューンドメニューとしてはJUNオリジナルのエアロパーツをはじめ、
ベース車であるGK5型フィットのエンジン、「L15B」をメカチューン。
試作のハイカムなどを装備し約130馬力を発揮します。
数字上は純正のスペック値とほとんど同じながら、
実際のパフォーマンスは間違いなくそれ以上を持つことをうかがわせます。
ところでさっきお話したマフラーについて。
BLITZ製のマフラーをベースに製作された4本出しマフラーですが、
この内片方はダミーパーツとして装備されています。
そのため見てくれこそ4本出しに見えますが実際に機能してるのは右側2本のみ。
正体が明かされてみれば何だそうかって感じではあるものの、
迫力あるスタイルが十分に伝わってくるのが面白いところです。
コンパクトかつ優秀な基本設計を持ち合わせるGK型フィット。
それだけに他のチューニングブランドもこれには着目しており、
ライトチューンからVTEC付きユニット載せ替えマシンといった、
ハードなチューンを施したマシンなど多岐な選択が用意されています。
次第では上位クラスのマシンと張り合う事も可能なほどのポテンシャルで、
ホットハッチと呼ばれる類のクルマの存在感をより大きなものとするでしょう。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
INNOからは純正のGK5フィットも今後販売されるようで、
正直自分もあんまり関心は無かったんですが、結局予約ボタンをポチリしてました。
実際高クオリティモデルで登場するケースが無いマシンですからね。。w
相変わらず内装の作りもスゴいんで、その為にも是非入手してほしいところ。
次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。