おはようございます、ぶちょうです。
今日はINNOの新製品からASLANのEF9シビックをご紹介です。
それではモデルを見てみましょう。
2018年度のアタック筑波という筑波サーキットのTAイベントで参戦した、
ASLANのにっしゃん。EF9がモデル化となりました!
何はともあれ、もう超カッコいい。w
全体像のまとまりがとにかく良い上にINNO秀逸のディティールが魅力的。
正直今までのEF9シビックのモデルの中で一番スゴい出来な気さえも感じさせます。
環状の雰囲気を全面的に押し出したエクステリアがカッコいい。
リヤウイングが追加されこれまでのEF9と違った印象を見せています。
車高の高さも中々にバランス良くまとめられているように感じるほか、
これだけ厚みのある塗装ながらドアノブのモールド表現もそこそこに細かめ。
このモデルにおいて今までのEF9シビックと決定的に異なる部分はリヤ。
バンパーカットに跳ね上げナンバープレート装着、
更には牽引フック、センター出しの直管マフラーというガチもガチな仕様を再現、
そのインパクトはただただ抜群の一言に尽きます。
これにトランクフックなどディティール面もキチンと押さえて製作されており、
同じ車種でもキッチリ形を変えてモデルを出して来るINNOの姿勢には高評価です。
バンパーカットで一部ムキ出しになったフレーム成型もシャープ。
ガーニッシュにはシレっと無限ロゴが付いている点や、
ギリギリ設けられたマフラー口の穴抜け処理にも注目。
イエロー化されたライトカバーが目を惹きます。
ナンバープレートが外された事でインテーク廻りが鮮明な見た目となりました。
カーボンルーフもこのボディカラーにアクセントついててイイですね。
直管マフラー装着でシャーシのデザインも少し変更が加えられました。
ASLAN・EF9号に装備された前225・後205のSタイヤ、アドバン・A050を再現し、
よーく見るとちゃんと前後でトレッド幅の違いも出しているように見えますね。
ストリートタイプのEF9とかと比べるとその違いがよく分かるかも。
A050のトレッドパターン再現度もレベル高し。
ワイドトレッド化に伴い拡大されたフェンダー廻りの再現もされていたり。
タイヤレターと黒TE37(ロゴ付き)の組み合わせで、足元の締まり具合はバッチリ。
フロントのSPOON製ブレーキのキャリパーには青い塗装が入っております。
実車同様前後でキャリパーが異なっている点も面白いところ。
内装もチェック。
ロールケージを装着したドンガラ内装のインパネからは、
メーターパネルと思しきデカールが貼付されています!
2020年も変わらず強力な内装クオリティを造り続けてくれる様を予感させます。
パッケージ3面図とテンプルレーシングのロゴが付いた台座はコチラ。
通常価格は2970円(税込)。
環状系マシンのモデル化に着手し始めたINNO。
それ絡みとは言え、今回タイムアタックマシンが登場したのもまた事実なワケで、
次第ではそういう系統のマシンが違う車種で登場する可能性も今後あるのかも。
どこまでもそれぞれの部分で生きる高次元のディティールと共に、
今年度もバリバリに面白いマシンを出してくれそうですね!
詰まるところ・・・
やっぱすげぇわINNO
それでは今日の実車話を・・・
大阪を拠点にレースカー製作・ホンダ車に特化したチューンメニューを展開する、
ASLAN(アスラン)という企業が存在します。
そのASLANが製作したアタックマシンがこの「ASLAN にっしゃん。EF9」。
にっしゃんグリーンまたはペトロナスグリーンとも言われる、
色鮮やかなライトブルーが印象的なフルチューンドマシンです。
(見る人が見たらF1のレイトンハウスのレイトンブルーって言う人もいるかも?)
今回モデル化となった環状な雰囲気を映すこのEF9シビックには、
今日のシビックチューンにおいて世界的な主流チューンメニューとも挙げられる、
K20型ユニットへの載せ替えが施されたチューニング内容が特徴の一つ。
230馬力と数字上タイムアタックマシンとしては控え目な印象を受けますが、
徹底的な軽量化で実現した約750kgという圧倒的な軽さが一層の衝撃を与えています。
これって元のEF9の車重からみても大体250kg軽くなってるんだからスゴい。
(リヤからガッツリ覗かせるA050のパターンがシブいのなんの)
一線を画した軽量な車体とK20ユニットの組み合わせに、
いわばSタイヤと言われる「ヨコハマ ADVAN A050」を装着し高い運動性能を確保。
やっぱりチューニング関係だとアドバンの銘柄は良く耳にするイメージがありますね。
前後ワイドなタイヤサイズを履かせている事からフェンダーの拡大も施されています。
そうした中2018年の2月に開催されたアタック筑波2018。
「セカンドクラス」というFDやGT-Rと言ったライバルが出揃うクラスに参戦、
その中でにっしゃん。EF9は1:02.8秒台のタイムを記録しました。
EF9の持つエンジン出力の遥か倍を抱える格上マシンがフツーに乱立する中で、
このタイムはかなりの速さを印象付けたものだったに違いありません。
EFシビックが世に送り出されて時は早30年以上が経過しました。
その基本設計はたしかに古いものの、しかしメンテナンスとチューン次第で、
今なお現役で生きていける事を十分に示した一台でしょう。
シビックは、生き続ける。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。